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2021年3月30日火曜日

参考資料等(中学受験)第5章 科目別学習曲線と優先順位

 第5章 科目別学習曲線と優先順位


 第1節 受験教科ごとの特性。まず何からやるべきか?

 第2節 「理社が得意」は勉強の適性あり。マニアックな子供をどう育てるか

 第3節 「受験は暗記」と考えては難関校に太刀打ちできない

 第4節 学習曲線の特徴「積み上げ型教科」と「独立型教科」





参考資料等(中学受験)第3章 「中学から本気出す」では出遅れる

 第3章 「中学から本気出す」では出遅れる


 第1節 学力は小学校高学年で大体わかる
 第2節 「受験は課金ゲーム」は半分当たっているが
 第3節 脳は6歳までに9割できあがり、12-16歳で完成する


「スキャモンの発育発達曲線」の図は、ここからいただきました。

カナダでスノーボードとコーチング
2010/05/04
才能?努力?環境? ①
Category : スポーツを通して「人」を育てる
人間はそれぞれ「才能」、また得意不得意を持っています。
「努力」でカバーされるところもあると知っていますが、大抵の人が「パフォーマンス力」は人間の生まれ持っての「才能」に起因していると感じていませんか?

しかし、実は子どもの頃の「環境」が大いに「パフォーマンス力」に影響していると言われたらどう思いますか?
私が今回お話しすることを初めて知ったときには大いにショックを受けました。
私が抱えている選手や子どもたちに対して、また自分の子供の頃のことを振り返って様々と考えさせられました。


ではまず、今回の話の柱になる「スキャモンの発育発達曲線」をご紹介しましょう。(略)
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 第4節 スキル習得に最も大事な「ゴールデンエイジ」
 第5節 学力にもスポーツのような「育成理論」と「トレーニングメニュー」がある
 第6節 子供の成熟が2年早まり、人生の分岐点も早まった
 第7節 知力を高めて「仕事のプロ」になれば何兆円でも稼げる時代
 第8節 進化する知力・学力の育成メニュー


エビングハウスの忘却曲線が多くの人に誤解されているという記事。

グラフの解釈が間違っているだけで、長期記憶には最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが大事という結論は変わりません。

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エビングハウスの忘却曲線 誤解と本当の意味
投稿日:11/21/2018


(略)忘却曲線は「忘れやすさ」を示したグラフではない

世間一般に広まっているエビングハウスの忘却曲線の説明によれば、人間は1時間後には覚えたことの56%を忘れてしまうことになります。インターネット上にある多くの記事やブログを見ても、同じようなことが書いてあり、グラフの縦軸を「記憶の残っている量」として表現しています。

そんなことを言われても私たちの日常の感覚とかけ離れているので違和感を覚えます。もしこれが本当なら昼間に考えた夕飯の献立を、夕方にスーパーで買い物している間に忘れてしまうことになります。そんなことが毎日起こっていたらまともな生活ができません。おそらく元ネタの情報が間違っていることに気づかずに参考にしてしまったのでしょう。

確かに人間は忘れる生き物です。昨日初めて会った人の名前が思い出せなかったり、昼食で何を食べたかを忘れてしまうことは誰にでもあります。その一方で私たちは、面白い映画のストーリーならば忘れずにずっと覚えていられることだってできてしまいます。もし世間で広く流布している忘却曲線の説明が本当ならば、すごく面白いと思った映画のことすら1日後にはほぼ忘れ去ってしまうことになります。

(略)実は海馬が情報を一時的に保存しておく期間は、約30日間だということが分かっています。30日を過ぎると短期記憶の中から放り出されて忘れ去ってしまうわけです。最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが、長期記憶を作るときの超重要ポイントになります。

*海馬を上手く利用して長期記憶を効率的につくる勉強法について紹介したコラムはこちら
勉強するなら知っておきたい 短期記憶と長期記憶の仕組みについて

ここで再び忘却曲線のグラフを思い出してみましょう。このグラフから1つだけ教訓を得るとしたら、「1日後に復習すれば、1回目に記憶したときの約66%の手間(時間や回数)で再び覚えなおすことができる」ということです。シンプルに言うと1回目より2回目のほうが覚えるのにかかる手間が少ないということです。

長期記憶を効率的に増やしたい人は、それを最初に習った日のうちに必ず復習しましょう。記憶しなおす手間を節約して効果的な反復学習ができるからです。さらに1日後、3日後と時間をおかずに何度も復習すれば、海馬に「これは大事な情報だ」と思ってもらうまでの負担が少なくてすむ、つまり効率的に記憶量を増やして良い成果を出すことにつながります。

逆に考えると、初めて勉強したときから30日以上たって復習しても短期記憶にはほとんど情報が残ってないので始めからやり直すのと同じくらいの手間がかかることになります。中学校や高校の定期テストで一夜漬けで暗記して受ける人がいますが、授業で習った時から一度も復習しないでテスト前日に勉強するのはもう一度最初からやり直しているのと同じことなので、非効率的きわまりない方法と言えます。
(略)
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 第9節 早期教育には3つの意味がある

「教育は早期、供給サイドへの投資が効果的」とする中室牧子氏の記事。

ただしこの場合の教育とは学力のことではなく、「忍耐力」「やる気」「自信」「協調性」といったいわゆる非認知能力(≒EQ?)のことを示しています。それを幼児教育の段階でやるべきだと主張しています。


教育は早期、供給サイドへの投資が効果的
「バラマキ」懸念を払拭するには費用対効果で教育予算を選別
2018.2.1
中室 牧子

(略)しかし、科学的な実験の結果は、日本人の考えと正反対の結論を示している。最も収益効果が高いのは、子供が小学校に入学する前の就学前教育、いわゆる幼児教育だったのだ。

 下の折れ線グラフは、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が提唱した、人的資本投資の収益率を年齢別に表したものだ。収益率は子供の年齢が低いほど高いことが証明されている。

小さいうちから「非認知能力」を育むことが将来の能力開発につながる

 この結論は、ヘックマン教授が1960年代から約40年かけて追跡調査した「ペリー就学前プロジェクト」によって示された。就学前の幼児に対し、午前中に毎日2時間半ずつ教室での授業を受けさせたところ、教育を受けたグループは受けなかったグループに比べて高学歴で、所得の高い人が多かった。
 授業では、忍耐力、やる気、自信、協調性といった、学力テストなどでは測れない能力、いわゆる非認知能力を高めることに重点を置いた。子供の自発性を大切にし、働きかけ方を工夫した。
 非認知能力は知識や技能を自分で獲得するスキルにつながるものだ。人生の早い段階でこれらを習得できれば、教育投資の収益効果は高まる。すなわち、質の高い幼児教育こそが重要であることが、この実験で証明されたのだ。(略)
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非認知能力(EQまたはEI)と早期教育については、ここ数年で急速に記事が増えていますね。実は2018年の指導要綱でも重視されているという記事もありました。

あれ、すると幼稚園などでのカリキュラムが変わったんですかね?
それとも私が気付かなかっただけなのか?

これについては、またの機会に掘り下げたいと思います。



 第10節 バランスの取れた人間を目指すのではなく、チームとしてバランスを取る時代


参考資料等(中学受験)第1章 新たな中学受験ブームの幕開け

 第1章 新たな中学受験ブームの幕開け 


 第1節 中学受験をする「前向きな」3つの理由
 第2節 中学受験をする「後ろ向きな」3つの理由

なんかもう炎上必至のタイトルでけんか腰の人も多いのですが、様々な人たちの本音が飛び交って面白かったスレッドです。
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【5805745】とにかく公立中が嫌
投稿者: 都内区部   (ID:QFM/.bBMLxc) 投稿日時:2020年 03月 23日 00:22
(略)
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 第3節 「高校入試がなくなる?」新たに加わる強力な理由
 第4節 小3の冬に「人生最初の岐路」が来る









2021年3月20日土曜日

参考資料等ポータルサイト 「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」2021年4月出版

 ここは拙著

「地方出身親のための中学・大学受験 

その全体像と基本戦略」

(2021年4月出版)の参考資料等ポータルサイトです。

出版に合わせて順次、拡充して行きます。

ご購入はこちらから!

 ↓↓↓

https://amzn.to/2PzhrLj


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本来、著作の参考文献やリンクは書物内に明示すべきです。

しかし

私が参考にしたサイトが又聞きやコピペかもしれず、それがオリジナルであるというところまで調査が至りませんでした。スピード優先でとりあえずアイディアをまとめ、出版を急いだという事情があります。

アマゾンKDPのルール上、どこまで外部リンクして良いものか判断できませんでした。リンクだらけの本を出して良いものか、またそこで寄り道すると内容が頭に入りにくくなるんのではないかと考えました。


したがって、参考にさせてもらったリンクなどを章ごとにまとめて紹介します。

整理してみるとかなり欠けてしまっている気がしますがご容赦ください。

さらに元ネタをたどれた場合や、面白い記事があった場合は追加していきます。

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全体に影響を与えたリンク・本・論文など

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[目次]

まえがき:大都市の中学受験は「地方とは全く違う」

ご注意、および参考資料サイトご案内


目次

第1章 新たな中学受験ブームの幕開け

第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」

第3章 「中学から本気出す」では出遅れる

第4章 意外と知られていない偏差値の性質

第5章 科目別学習曲線と優先順位

第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」

第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」

第8章 応用としての「理科」「社会」

第9章 そもそも受験科目は男子有利

第10章 中高一貫はなぜ有利か

第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然

第12章 地方との違い、昔との違い

第13章 高校受験と内申書(調査書)問題

第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる

第15章 米国型大学入試の光と影

あとがき:学力は「自由と豊かさ」を手に入れる最強の武器である



2020年7月8日水曜日

「完璧を目指すよりまず終わらせろ」マーク・ザッカーバーグの至言


 
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
 Done is better than perfect

とはマーク・ザッカーバーグ氏の言葉で、Facebook社の壁に貼られているそうです。

私は最近いろいろと先延ばししてしまっていたので、この言葉が心に突き刺さりました。

全くその通り。最初から完璧なものはできないし、始めなければ終わりません。面倒だと思って先延ばしすると焦りや自己嫌悪まで重なって、手を付けるのがますます億劫になってしまうんですよね。

逆にとりあえず始めてみると楽しくなったり、やる気が出て来たり、工夫しようと頭を使います。意外とすんなり終わったりして、拍子抜けすることがあります。まさに「案ずるより産むが易し」です。


ということで、その言葉が毎日イヤでも目に入るようにまずはPCの壁紙をすべてザッカーバーグ氏と冒頭の言葉に変えてしまいました。




「まるでキ〇ガイやな」と自分でも思います。

しかし、これで先延ばしの癖が少しでも良くなれば儲けもの。

しばらくザッカーバーグ氏に「叱咤激励」されながら、やるべきことを片付けて行こうと思います。

(終)

2020年6月27日土曜日

知恵の実遺伝子(ARHGAP11B)の話




いつも興味深い話題を提供してくれるサイト「ナゾロジー」。

そこに興味深い話がありました。

ヒトと99%遺伝子が一致するチンパンジーにはなく、ヒトだけが持つARHGAP11B遺伝子

これを直接チンパンジーの受精卵に組み込んだところ、「サル胎児の脳が肥大してヒト化した」というのです。

つまりこれが「知恵の実の遺伝子」ではないか、というのです。

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ヒトの脳を進化させた「知恵の実」遺伝子が、サルの脳を巨大化させると判明
ナゾロジー technology 2020/06/19
https://nazology.net/archives/62854https://nazology.net/archives/62854
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    ヒトだけに存在する遺伝子をサル受精卵に組み込んだ結果、サル胎児の脳が肥大しヒト化した
    ARHGAP11B遺伝子は「知恵の実の遺伝子」である可能性がある
    人類の先祖もARHGAP11B遺伝子を得たことで、ヒトへの進化がはじまった

チンパンジーの遺伝子は人間と99%一致していることが知られていますが、ヒトの脳はチンパンジーよりも3倍大きく、構造にもかなりの違いがあります。(略)

ARHGAP11Bと呼ばれる遺伝子だけは、どのサルにもなく、ヒトのみにあったのです。

そこで日本とドイツの研究者は、この異端であるARHGAP11B遺伝子こそがサルとヒトを隔てる決定的な違いであると考え、この「知恵の実」とも言うべき遺伝子を、サルの受精卵に組み込み、どんな脳を持つサルが生まれてくるかを待ちました。

結果は……研究者たちの予想を超えたものになりました。

受精から100日が経過したサル胎児の脳は、通常の胎児に比べて大脳新皮質が2倍の厚さになり、脳細胞を生成する幹細胞の数も大幅に増加したのです。

さらに変化は単純な大きさや細胞数の増量に留まりませんでした。

この時期のサル胎児にはみられないシワ構造が現れはじめ、増加した細胞をヒトの脳のように効率的に折りたたんで収納しようとしはじめたのです。

また脳のミクロな構造を調べた結果、上層部の細胞数が劇的に増加しており、脳の細かな部分もヒト化していることが判明。

受精から100日後「知恵の実の遺伝子」を組み込んだサル胎児は、最もヒトに近い生物になりはじめていました。

このとき研究者は「このまま子供を出産させるか、中絶させるか」の決断に迫られました。(略)
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遺伝子解析によると、ARHGAP11B遺伝子の原型はヒトとチンパンジーが枝分かれした500万年前に出現したとのこと。

しかし約150-50万年前に単一塩基の置換(シトシンからグアニンへ)が起こり、現在のARHGAP11Bが誕生したそうです。

つまり二段ロケット方式でサルからヒトへの進化を加速させた、ということですね。

すると私が「高知能者のコミュニケーショントラブル2」に書いているようなネオ人類の登場も、全く荒唐無稽な話ではないということになります。

何かの拍子に知能が発達した人類が登場すれば、長い時間をかけてホモサピエンスにとって代わってゆくのかもしれません。

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遺伝解析により、ARHGAP11B遺伝子の原型(旧ARHGAP11B)はヒトとチンパンジーが枝分かれした500万年前に出現したと考えられます。

この時点の旧ARHGAP11Bは「知恵の実の遺伝子」としてはまだ不完全であり、現在の私たち人間がもっているものとは異なります。

しかし約150~50万年前、さらに単一塩基の置換(シトシンからグアニンへ)が起こり、リーディングフレームがシフトして47の新たなアミノ酸配列が生じ、現在のARHGAP11Bが誕生しました。

私たちホモ・サピエンスの登場はおよそ40万年前と考えられており、150~50万年前に起きたARHGAP11Bの変異は、上の図のように、脳容量を爆発的に増加させ、人間を人間らしくする最後の一押しになった可能性があります。(略)
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そしてこの遺伝子は「知的障害」「統合失調症」「てんかん」などを引き起こすそうです。

「大きすぎる脳は自閉症を含む様々な神経障害や行動障害を発生させる要因になる」とも書いています。

やはり知能(≒大脳)を発達させたことの代償という面があるんですね。

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(略)近年の研究によって、ARHGAP11B遺伝子は、先天的な「知的障害」「統合失調症」「てんかん」などを引き起こすことが知られています。

ARHGAP11B遺伝子は人間の頭部を巨大化(巨頭化)させましたが、大きすぎる脳は自閉症を含む様々な神経障害や行動障害を発生させる要因になりました。

ですが今後、ARHGAP11B遺伝子に関する研究が進めば、脳障害に対する新しい種類の治療薬の開発につながると期待されます。(略)
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ということで、発達障害と呼ばれる人々はある意味「人類のフロントランナー」かもしれないわけですよ。

先走り過ぎて生き辛いかもしれませんけど。

それを自覚した上で、社会とうまく付き合う方法を模索して行きたいですね。

(終)

2019年12月27日金曜日

高知能者のコミュニケーショントラブル2:第8章 第8節 日本は自閉文化大国

第8章 ネットで広がる自閉的知能の生存空間

第8節 日本は自閉文化大国


(略)

 そういう視点で見ると、心当たりがたくさんあります。

 鳥獣戯画(12-13世紀)は動物を主人公としたマンガの先駆者でした。

 葛飾北斎(1760-1849年)はきわめて自閉的な性格をうかがわせる業績を残しています。彼が残した「略画早指南(りゃくがはやおしえ)」という絵の教本を見ると、円形・三角形・台形などをベースとした幾何学的な下絵が横に並べてあります。有名な「神奈川沖浪裏」にある波の図は、きれいなフィボナッチ数列が使われているとか。権力に興味がなく死ぬまで絵を描き続けたことも自閉っぽいですね。そして彼は晩年、「鉄棒ぬらぬら」というペンネームで春画を描いています。「どんなオッサンやねん!」とツッコミたくなるほど、向上心や好奇心に溢れた人だったのでしょう。

 歌川国芳(1798-1861年)はタヌキが自分の金〇で漁をしたり、船や傘や看板や暖房器具の代わりに自分の〇玉を使うというシュールな浮世絵を描いています。気になる方は参考資料集のウェブサイトにリンクを貼り付けておきますので、後で確認してください。


 つまり日本には昔から、このような作品を「創る人」「鑑賞する人」「カネを払う人」「保護する人」たちが揃っていたのです。きっと縄文時代にも土偶フィギュアをハアハア言いながら作っていたご先祖様がいたのでしょう。

 我々はそのような文化で育っているため、それらの作品や環境が当たり前だと思い込んでいます。しかし海外から見るとかなりショッキングなようで、海外のサイトで話題になってから日本に伝わってきたりします。

 やはりこれも日本人が当たり前だと思っていたことが海外で話題となり、日本で「再発見」されるパターンなのだと思います。