tag:blogger.com,1999:blog-6568295211477572342024-03-13T09:33:05.824+09:00ビジネス・イン・ザ・ゾーンゾーンに入れ!ビジネス思考、システム思考、確率思考でゴリゴリ仕事を推進します
明鏡止水の境地を目指しビジネスで学んだこと、電子出版、仕事術、読書録、箴言集、雑感sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.comBlogger112125tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-37134088210822319442021-04-01T13:18:00.001+09:002021-04-01T13:22:32.552+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第15章 第3節 チャンスも増えるが、労力はさらに増える<p> (略)</p><p>そして大学入試改革は、その「日本企業の採用基準に近いもの」を大学入学に必要な学力であると定義したわけです。確かに2つのフィルターだけでは測れない能力もあるはずなので、(1)(2)(3)のようにちゃんと定義したことは良いことだと私は思います。</p><p>しかしそれを大学入学の基準として採用するのであれば、高校生も、その親も、高校も、大学も、凄まじい労力を費やしてお互いを見極めなくてはなりません。</p><p>つまり</p><p><b><span style="color: #2b00fe; font-size: large;">これからの高校生は「単に勉強するだけ」では足りず、大学への「就職活動」を同時並行で行わなくてはならない。逆に大学も「採用活動」に手を抜けない。</span></b></p><p>ということになります。</p><p><br /></p><p>これは間違いなく、優秀な学生を求めている大学にとってはチャンスとなります。というのもペーパーテスト一発だと、どうしても目的意識が弱かったり、自発的でなかったり、周囲とうまくやれない学生が混ざってしまいます。しかしこの方法なら大学側が事前に見極めることができて、「これだ!」と思う生徒を<b><u><span style="color: red;">一本釣り</span></u></b>することもできます。</p><p>その代わり、「受験という意味での学力」は今までよりもどうしても落ちるでしょう。というのも学力は受験直前の数か月で特に伸びることが多いのですが、その成長機会を失うからです。また受験生だからと勉強だけしているわけには行かず、<span style="color: red;"><u><b>ポートフォリオ映(ば)え</b></u></span>するような活動を意識して行わなければなりません。大学としてはたとえ学力が低下してしまっても、それを補って余りある将来性を持った学生を入学させれば良いのです。</p><p>ただし「そのような理想通りに行くのか?」という疑問は残ります。単に「自己アピールだけが得意で、学力や思考力に欠ける学生ばかり集めてしまった」というオチが見えているような気がします。</p><p>特に大きな問題は、<b><span style="color: #2b00fe;">誰がその選別を行うか</span></b>ということです。入学を決定する人物や部署はその大学の将来を握っており、考えようによっては単に科目を教えるよりも重責を担っています。その仕事を片手間で行うのは無理ですし、いい加減な「採用」をしていたら大学があっという間に没落します。権限が強いポジションだけに、強い誘惑や圧力がかかることもあるでしょう。<b><span style="color: #2b00fe;">各大学は生き残りを賭けて、企業の採用活動にほぼ等しいことを継続的に行わなくてはならない</span></b>ということです。</p><p><br /></p><p>一方この制度は、積極的な学生にとってチャンスが広がることを意味します。目指す大学があればまずは推薦AOにチャレンジし、それがダメでも一般受験で再チャレンジできます。また志望理由を考えてそれに向けた準備をするうちに、人生について考えたり自分を知る機会も増えます。学校で漠然と「何に使うかわからない知識」を詰め込まれるより、自発的に勉強するようになるかもしれません。</p><p>ただし問題は、「<span style="color: #2b00fe;"><b>それを高校生に自分だけでやらせるのか?</b></span>」ということです。勉強の片手間に自分で進路を考え、そのための調査や作業をサクサクこなす高校生はごく稀でしょう。すると結局は親や学校やコンサルが手伝うことになり、その準備を中学から始めないとならないかもしれないのです。</p><p><br /></p><p>これまで高校での進路指導は「XX大を受けたいです」「いいと思うよ。だったらコレもやっときな」ぐらいで終わっていました。親も同じです。なぜなら「高校では友人と楽しみながら基本となる知識を拡げるだけでいい。本格的に進路を決めるのは大学に入ってから」という意識が強かったからです。</p><p>しかし高校の先生方は今後、それに加えて推薦AOで「採用」されるための活動を助言したり、生徒のポートフォリオを確認する作業に追われるでしょう。</p><p>親も同じで、子供の大学進学にはなるべく力を添えてあげたいと思うはず。入試一発勝負ならほとんど子供の学力任せですが、推薦AOなら親の力が介在する余地が大きくなります。すると「子供の学力」という局地戦に留まらず、「親のカネ・コネ・権力まで動員した総力戦」になることを意味します。</p><p><b><span style="color: #2b00fe; font-size: large;">一般入試は子供の学力勝負の「局地戦」だが、推薦AO入試は親・学校・塾・コンサルまで巻き込んだ「総力戦」になる</span></b></p><p>(略)</p>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-81709496604107143062021-04-01T13:05:00.005+09:002021-04-01T13:22:30.479+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第14章 第6節 「学歴フィルター」の信頼性は下がる<p> (略)</p><p>これまで日本企業の採用活動においては</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>「学歴フィルター×体育会フィルター」</b></span> </p><p>という基準が良く機能していたように思えます。</p><p>「学歴フィルター」で最低限の知識や潜在能力を確保し、「体育会フィルター」で目的意識・根性・礼儀・上下関係など組織人として必要な素質を持っていることが期待できたからです。</p><p>しかしこのうち「学歴フィルター」が効かなくなるとすれば、各企業ともそれに代わるものを探さなくてはならないのかもしれません。たとえばある程度の学力を要求する仕事では、<span style="color: #2b00fe;"><b>採用時に高校名を参考にするようになった</b></span>とも聞きます。大学名はもはや学歴フィルターとしては当てにならなくなってきたということです。</p><p> (略)</p><div><br /></div><p><br /></p>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-71794691817378290672021-04-01T12:58:00.000+09:002021-04-01T13:22:26.647+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第9章 第5節 学力分布は男が広く、女は狭い<p>(略)</p><p> さて難関校になるほど男子の比率が上がる理由は、「受験科目そのものが男に有利」という以外にもうひとつあると私は考えています。それは</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>男子の方が学力のばらつき(標準偏差)が大きい</b></span></p><p>ということです。</p><p>学力偏差値で言うと、全体の標準偏差は10になるはずです。しかし実は男子の標準偏差はそれよりも大きくたとえば12ぐらい、女子はそれよりも小さくて8ぐらいではないかと思うのです。その分布をイメージで示すと図表 20のようになります。</p><p><br /></p><p>図表 20: 男子の学力差は激しい(=分布が広い)</p><p> </p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmamQpxzrlMzCr9VaY27m38V_FFh5PnX3bicUv68RNzhba4xlRhFudY8FxOXCDROJVSjFm8v9WCw3z9UeB4gZPCHhVfCROPkb8mNwRLvcQ8UnSTtyzII8CTi6PLGspyb6pG5Nur6zE2Uhe/s750/DistMF20200923.jpeg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="511" data-original-width="750" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjmamQpxzrlMzCr9VaY27m38V_FFh5PnX3bicUv68RNzhba4xlRhFudY8FxOXCDROJVSjFm8v9WCw3z9UeB4gZPCHhVfCROPkb8mNwRLvcQ8UnSTtyzII8CTi6PLGspyb6pG5Nur6zE2Uhe/s320/DistMF20200923.jpeg" width="320" /></a></div><br /><p></p><p>おそらく男子の方が学力のばらつきが大きく、この図で示すようにピンからキリまでの差が開いています。だから上位校に行けば行くほど男子の比率が増えるわけです。</p><p>しかし女子は平均近くに多く固まっているため、そこから平均に近づくにしたがって女子比率が高くなります。おそらく上位6-7割(偏差値47-44ぐらいよりも上)を取れば、女子の比率がかなり高くなるでしょう。これは大学進学率が3割程度だった時代には男子学生が多かったのに、5割に近づいたあたりから女子学生のほうが多くなったという歴史的事実と整合的です。</p><p>あるサイトでは簡易モデルを使ってこれを計算しており、「男女同数になるのは上位27.4%」「上位50%ではすでに56対44で女子の方が多い」と結論づけていました。また「知能は測れるのか - IQ討論 (アイゼンク・ケイミン1985年) という本には、これとほぼ同じ男女の知能分布が描いてあったそうです。もちろん何のデータを使うかによって多少のズレはあると思いますが、おおむね我々の経験則や図表 20と近いのではないでしょうか。</p><p>(略)</p>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-69343833999825622022021-04-01T12:40:00.002+09:002021-04-01T13:22:19.794+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第6章 第1節 数学は若い方が有利な「徹底した積み上げの学問」<p>(略)</p><p> おそらく小学校で、いや人生で最も大きな数学的ハードルは<span style="color: red;"><u><b>分数</b></u></span>ではないかと思います。これが理解できないと比・割合・速さをはじめ、それ以降の数学的な学習はほぼ不可能となります。「最近の大学生は分数ができないので大学に入る前に補習を行っている」と聞きますが、それも不思議ではありません。<span style="color: #2b00fe;"><b>世の中の「数学嫌い」のほとんどは、そもそも分数からして理解できていないことが原因</b></span>なのではないかと私は思います。</p><p><span style="color: red; font-size: large;">分数をナメるな!</span></p><p><span style="color: red; font-size: large;">みんな分かった気になっているだけで、実はわかってないやつが多いんだぞ!</span></p><p>しかし本人たちは「自分は分数がわかっていない」と自覚してはいません。小学校のレベルでは、公式をあてはめるだけで解けてしまう問題が多いからです。また教えるほうも、自分が教えている相手がまさか分数を理解できていないとは思っていません。基本はわかっているのに応用が苦手なのだと思い込んだまま、「比が弱い」「割合が弱い」「速さが弱い」などと表面化した部分だけで判断してしまいます。</p><p>しかし実は逆です。<span style="color: #2b00fe;"><b>分数が理解できていないから、比も割合も速さも理解できない</b></span>のです。</p><p>このように<span style="color: #2b00fe;"><b>算数は、ひとつの単元が理解できないとその先の学習がほぼすべて無駄</b></span>になってしまいます。図表 13の学習曲線イメージで言えば、真ん中あたりの急上昇カーブに乗れないのです。すると「わからないから嫌い → 嫌いだからやらない → やらないからわからない」という<span style="color: red;"><u><b>負のスパイラル</b></u></span>が発生し、「数学を回避した人生」を選択せざるを得なくなります。</p><p>(略)</p><p><br /></p><p><br /></p>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-18367414132537620772021-04-01T12:37:00.000+09:002021-04-01T13:22:16.623+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第4章 第5節 中学受験の偏差値は低く出る<p> (略)<br /><br /></p><p>首都圏では2015年以降、中学受験する児童の比率が増え、2019年には14%程度になったと推定されています。これらの児童はおそらく、それぞれの小学校で上位2割には入っているでしょう。母集団のレベルが高いため、かなりの難関校でも偏差値が低めに出るのです。</p><p><b><span style="color: #2b00fe; font-size: large;">中学受験をする時点で、その児童の学力は同学年の上位2割に入っている可能性が高い</span></b></p><p>それに対して高校は、高校入試のない中高一貫以外ほぼすべての中学生が受験します。そこには勉強があまり得意でない生徒も母集団に含まれるため、難関校の偏差値が一気に跳ね上がります。たとえば中学受験では偏差値50ぐらいだった学校が、高校から入ろうとすると65以上になるような現象がざらに起きます。</p><p> (略)</p><p>したがって難関校の偏差値は中学受験が最も低く、次が大学、そして高校受験が最も高くなる傾向があります。</p><p><b><span style="color: #2b00fe; font-size: large;">同世代の中で同じ順位でも、受験偏差値は次のような順序になる</span></b></p><p><b><span style="color: #2b00fe; font-size: large;">中学 < 大学 < 高校</span></b></p><p><br /></p><p>これを図で説明しましょう(図表 11)。かなり大雑把な説明ですがご容赦ください。</p><p>図表 11: 中学・高校・大学受験の分布と偏差値</p><p> (略)</p><p><br /></p><p>仮にある子供がいて、同世代の中で学力が上位10%でかなり賢かったとします。しかし中学受験は上位2割の子供の争いなので、その子は平均的でしかありません。つまり中学受験の偏差値は50近辺ということです(図表 11上段)。</p><p> (略)</p><p>乱暴に言い切ってしまえば</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>中学50 ≒ 高校65 ≒ 大学55</b></span></p><p>ぐらいのイメージですかね。</p><div>(略)</div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-70615979557582306612021-04-01T12:01:00.000+09:002021-04-01T13:22:10.606+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第2章 第6節 「率」で見ると全く違った風景になる<p> ではそのような観点から、学校別の<span style="background-color: #04ff00;">東京国公医率</span>のランキングを見てみましょう(図表 3)。これはたまたま2019年のデータであって毎年変動するわけですが、考え方の一例として解説します。東大と京大の医学部は重複しているので除いています。また掲示板に貼ってあったデータを加工したものなので、間違いがあった場合はご容赦ください。</p><p>図表 3: 2019年の東大・京大・国公医率 </p><p> </p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhe5dlq3yYVKj3aG592ie6Gl8R3iSMjXoajApLRuluJGO6DyIH2zP64YBLaCCG1iWh8DSeASZWV40Ehmb5E4yMNqak3LGuwh-_42x8iN_QUIZsZQ6oZvKkSFbicPaMvy4H0c6T79NaL4NQM/s709/TokyoKokukoui1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="537" data-original-width="709" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhe5dlq3yYVKj3aG592ie6Gl8R3iSMjXoajApLRuluJGO6DyIH2zP64YBLaCCG1iWh8DSeASZWV40Ehmb5E4yMNqak3LGuwh-_42x8iN_QUIZsZQ6oZvKkSFbicPaMvy4H0c6T79NaL4NQM/s320/TokyoKokukoui1.jpg" width="320" /></a></div><br /><p></p><p><br /></p><p>まずトップは東京の筑波大附属駒場高校、略して<span style="color: red;"><u><b>筑駒(つくこま)</b></u></span>です。浪人も含めた数字では、なんと84%が東大・京大・国公立医学部レベルに入るというバケモノ学校です。それ以外の進学先を見ると東工大と一橋大がそれぞれ3名、阪大・神戸大・首都大学東京・東京農工大がそれぞれ1名と十分すぎる高学歴です。</p><p>筑駒の実績を調べてみると私立大にもそれなりに受かっていますが、学力の割に合格者が少ない気がします。やはり滑り止めや場慣れのために私大を受けようとも思わない人が大勢いるのではないかと推測します。基本的には早慶が多く、防衛医大・自治医大なども含めた医学部に合格していますから、やはりとんでもない学力を持った学校と言えるでしょう。たとえ私大に合格しても、進学を考えるのは浪人した後であることが多いようです。</p><div>(略)</div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-2814129229848524962021-04-01T11:43:00.002+09:002021-04-01T13:22:08.543+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第2章 第4節 大学合格実績の基本は東大・京大・国公医合格率<p> 世間では、東大がブランド化しています。</p><p>東大をテーマにしたドラマ・漫画・テレビ番組はひとつの大きなジャンルとなっています。漫画で言えば「東京大学物語」「ドラゴン桜」。テレビでは「東大王」など名前を冠したクイズ番組もありますし、タレントが東大を目指す企画もしばしば目にします。東大生のユーチューバーも増えています。</p><p>しかしこと大学受験に関する限り、東大だけを最高峰だと考える風潮は時代遅れと言えるでしょう。もちろん東大は優秀な生徒を集めているのですが、各地域ともローカル化が進む中で京大を外すのは関西やその近辺の優秀層を見逃すことになります。そして<span style="color: #2b00fe;"><b>東大・京大と同等かそれ以上の学力を必要とする医学部(医学科)を外して大学進学実績を語っても無意味</b></span>なのです。</p><p><br /></p><p>図表 2は国公立医学部医学科と東大・京大の理系学部の難易度(偏差値)を比較したものです。文系は医学部と比較できないため省略していることをご容赦ください。</p><p>図表 2: 国公立医学部医学科と東大・京大の偏差値を比較(理系のみ)</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEippbxkCs9t5FzmzS5lXetAl5j8WHtnnhnQc-9qrKQMPjw2OoJ96_gNLyxxeJmjgaLFB37C8AuwRcocihyphenhyphenNU1Kq7QKAftV55qkUS0vTUYYg27hcOxukmatp7a4XKDbCsbwMOdOygYHDbYj9/s505/ToKyoKokkoui.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="477" data-original-width="505" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEippbxkCs9t5FzmzS5lXetAl5j8WHtnnhnQc-9qrKQMPjw2OoJ96_gNLyxxeJmjgaLFB37C8AuwRcocihyphenhyphenNU1Kq7QKAftV55qkUS0vTUYYg27hcOxukmatp7a4XKDbCsbwMOdOygYHDbYj9/s320/ToKyoKokkoui.png" width="320" /></a></div><br /> <p></p><p>左側には東大・京大の学部別偏差値が並んでいます。まず驚いたのは偏差値的に<span style="color: red;"><u><b>「東大が完全に京大の上にいる」</b></u></span>ことです。我々の時代にはもっと拮抗しており、京大の方が上回っている学部もあったように記憶しています。これも東京一極集中やローカル化の影響なのかもしれません。</p><p>それに対して右側の国公立医学部医学科の偏差値は、東大や京大とほぼ遜色ないことがわかります。<span style="color: #2b00fe;"><b>東大・京大はもちろん阪大・東京医科歯科大・名古屋・九州まで、医学部は東大理一よりも難関か同等</b></span>です。それ以外の国公医医は少なくとも京大レベルにあり、それを下回っている方がむしろ例外的という状況なのです。</p><p>したがって現在は、<span style="color: #2b00fe;"><b>国公立医学部(医学科)を除外して大学合格実績を考えることに意味がなくなってしまった</b></span>のです。</p><div>(略)</div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-15577962888903813932021-04-01T11:29:00.005+09:002021-04-01T13:22:04.120+09:00地方出身親のための中学・大学受験 第1章 第3節 「高校入試がなくなる?」新たに加わる強力な理由<p> そしてここに新しく、「中学受験をする」強力な理由が加わろうとしています。</p><p>それは</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>難関校が次々に高校募集をやめ、「完全中高一貫」に移行しつつある</b></span></p><p>ということです。</p><p>つまり今までのように「高校受験で頑張れば良い」とのんびり構えていると、第一志望にしていた高校が高校入試(募集)そのものをやめてしまう可能性が高くなってきたということです。この流れが読めているのであれば「良い高校に入りたければ、中学受験をしたほうが良い」という結論になります。</p><p><br /></p><p>2019年2月、東京都立の中高一貫10高のうち併設型として設置されていた5つの学校が2022年までに<b><u><span style="color: red;">高校募集を停止</span></u></b>することが公表されました。これらは武蔵・富士・両国・大泉・白鷗など、昔から知られた伝統ある名門校です。</p><p>これらの学校はこれまで中学入試を行い、さらに追加で高校入試を行うことで生徒を確保して来ました。たとえば都立武蔵の場合、2020年(2019年度)の中学募集人員は男女計120名です。高校からは推薦や入試でさらに80名が加わり、合計200名となります。それが3年後に高校募集がなくなるのですから、おそらく中学入試で200名を確保することになるのでしょう。</p><p><br /></p><p>ちなみに中高一貫教育には3つのタイプがあります。</p><p></p><ul style="text-align: left;"><li>中学入試だけ行って高校入試を行わず、中高6年間をひとつの学校として過ごす<span style="color: red;"><u><b>中等教育学校</b></u></span>。あるいは<span style="color: red;"><u><b>完全中高一貫</b></u></span>とも呼ばれる。</li><li>高校とそれに附属する中学で構成され、中学入試だけではなく高校入試からも入学できる<b><u><span style="color: red;">併設型</span></u></b></li><li>併設型よりもさらに緩やかに、中学と高校が協力する<b><u><span style="color: red;">連携型</span></u></b></li></ul><p></p><p>つまり東京都立中高一貫10高のうち、半分が「併設型」から「完全中高一貫(中等教育学校)」へと移行するということです。</p><p>そして実はこの動き、都立だけではありません。</p><p>私立の本郷高校は2020年を最後に、豊島岡女子学園は2021年を最後に、それぞれ高校入試を取りやめることを発表していました。千葉の渋幕(渋谷教育学園幕張中学・高等学校)も将来の高校募集停止を見据えて制服をリニューアルしたと報じられています。</p><p>名だたる名門校や難関校が高校募集をやめ、完全中高一貫へと変貌しようとしているのです。</p><div><br /></div><div><div>これは中学に入ってから勉強に本腰を入れ、良い高校に入ろうと考えていた子供やご両親にはあまりにショッキングな出来事です。</div><div>たとえばこれらの学校に、高校から入ろうと勉強していた中学生。</div><div>今回の都立5高校のように3年間の猶予が与えられていればまだマシですが、それ未満の準備期間しかなければいきなり<b><u><span style="color: red;">志望校が消滅</span></u></b>したように感じると思います。</div></div><div><br /></div><div>(略)</div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-88332954109241097292021-04-01T11:25:00.000+09:002021-04-01T13:22:01.437+09:00地方出身親のための中学・大学受験 ご注意、および参考資料サイトご案内<p><br /></p><p>どのような地域にもそれぞれ歴史や人脈があり、それぞれの学校に特色や伝統があります。</p><p>しかし地方から出てきた第一世代は、大都市に長く住む人々が持つ<span style="color: red;"><u><b>微妙な感覚</b></u></span>がわかりません。ましてや都市部では学校や職業の選択肢が数え切れないほど存在し、全部について知ることは不可能です。それらの要因をすべて考え始めたら、何が正解なのかわからなくなってしまいます。</p><p>したがってどうしても</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>地方出身第一世代は子供の受験を考えるときに、大学合格実績を重視する</b></span></p><p>ことが多くなります。私もまさにそのパターンです。</p><p><br /></p><p>この本は子供の進学先を考える上で、よほど「我が家の教育方針」と「その学校の校風や教育方針」が大きく違わない限り「なるべく学力の高い友達が集まるところに行った方が楽しいに違いない」という前提で書かれています。<span style="color: #2b00fe;"><b>気に入った校風や教育方針を持つ学校がいくつかある中で、最難関に入る確率を高めるために親は何をすれば良いか</b></span>ということです。</p><p>そのような考えは「学歴至上主義」であり「偏差値脳」であると批判されるかもしれません。特に大都市で育った人々から見れば、理解が浅く思える部分が目立つかもしれません。そんなときは「これが<b><u><span style="color: red;">田舎モン</span></u></b>の限界か」と笑ってお許しください。もしそれぞれの学校について校風・伝統・人脈などを知りたいのであれば、おそらくその地域出身の方が書いたもののほうが参考になるでしょう。</p><div>(略)</div><div><br /></div><div><div>本書を書くときに参考となった資料などは、以下のウェブサイトに整理してあります。興味のある方は訪問してください。</div><div><a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/03/xxx20213.html" target="_blank">https://wildinvestors.blogspot.com/2021/03/xxx20213.html</a></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-2704487614589973992021-04-01T11:19:00.006+09:002021-04-01T13:45:40.075+09:00地方出身親のための中学・大学受験 まえがき:大都市の中学受験は「地方とは全く違う」<p><span style="font-size: medium;"><b> </b></span></p><p><span style="font-size: medium;"><b>【どんな本か】</b></span></p><p>本書は「地方から出てきて都市部で子供を育て、受験について考えるようになった親たち」のために書いた本です。</p><p>内容としては私自身が子供の受験のために「調べたこと」や「考えたこと」を整理しています。その結果、以下のようなことが起こると予測しています。</p><p></p><ul style="text-align: left;"><li>今後は<u><span style="color: red;"><b>高校入試を廃止</b></span></u>する学校が増え、中学受験が過熱する</li><li>なぜならば大学受験や学生生活などを考えた時に、<span style="color: red;"><b><u>完全中高一貫システム</u></b></span>が優れているから。</li><li>今までは子供にとって「人生の最初の岐路」は高校受験だったが、それが中学受験になるため<span style="color: red;"><b><u>3年以上早まる</u></b></span>ということ。</li><li>大学受験も米国型になり、推薦AO入学はさらに増える</li><li>それは大学と受験生の双方にチャンスを増やすが、同時に「<span style="color: red;"><u><b>学力以外の競争が激化</b></u></span>」することで関係者の労力が激増する</li><li>推薦AOの増加は富裕層・有力者・都市・私立に有利であり、<span style="color: red;"><u><b>長期的には「格差拡大」と「階級固定化」を招く</b></u></span></li><li>大学受験に関して大人の役割が増えるために子供の自主性や独立心が育ちにくくなり、若者に不公平感や閉塞感が拡がる可能性がある</li></ul><p></p><p><br /></p><p>これらのことは将来起こることの「予想」ではなく、今まさに起きつつある「現実」です。このことを知らないと、子供の受験についていろいろ調べて決断を下しても報われなくなる可能性があります。</p><p>日本の受験界ではこれまでに何が起きており、これから何が起きるのか?</p><p>本書を読んでその流れを理解すれば、あなたが「子供にどのような教育を与えるか」を考えるための大きなヒントになるでしょう。</p><p><br /></p><p><b><span style="font-size: medium;">【あなたの時間と労力を省く】</span></b></p><p>おそらくあなたも3年以上の年月や労力をかけて、子供をひとりふたり中学受験させてみれば私と同じぐらいの情報を得られると思います。</p><p>しかし人生には</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>「それでは遅すぎる」</b></span></p><p>ということがあります。</p><p>たとえば自分の子供には「中学から勉強をがんばって良い高校に入ってればいいよ」と助言していたとします。するといきなり</p><p><span style="color: #2b00fe; font-size: large;"><b>第一志望にしていた高校が募集廃止</b></span></p><p>を発表したりします。憧れの志望校が突然「消滅」してしまったことに、あなたはショックを受けるかもしれません。</p><p><br /></p><p>しかし厳しいことを言うなら、それは「運が悪かった」だけではありません。<span style="color: red;"><u><b>世の中の流れから当然そうなると予測されていたことを知らなかった結果</b></u></span>なのです。</p><p>自分の情報不足・認識不足のせいで子供の進学が不本意な結果に終わるのだとすれば、あなたは一生かけてそれを悔いることになるかもしれません。</p><p>たしかに忙しい毎日の中で、子供の受験について「ルールを確認し」「戦略を立て」「実行する」のは大変です。自分で必死に情報を集めて考えたつもりでも、経験がないためにどこか見落としがあったり、全体が見えるまでに時間がかかってしまうのです。もし都市部での受験が自分にとって初めての経験であるなら、まずは経験者から話を聞いて概要を把握すべきだと思います。</p><p>子供の受験が終わってから</p><blockquote style="border: none; margin: 0px 0px 0px 40px; padding: 0px; text-align: left;"><p style="text-align: left;"><b><span style="color: #cc0000;">「あれはそういうことだったのか」</span></b></p><p style="text-align: left;"><b><span style="color: #cc0000;">「今にして思えば、そうなるのも当然だよな」</span></b></p><p style="text-align: left;"><b><span style="color: #cc0000;">「もっと早く気付いて対処すべきだった」</span></b></p></blockquote><p>という思いを、なるべく減らしたいのです。</p><p>本書はあなたの「時間と手間を省き」「迷いや後悔を減らす」のに、きっと役立ちます。</p><p><br /></p><p><span style="font-size: medium;"><b>【知っていれば余計な苦労や出費が減る】</b></span></p><p>ということで<span style="color: red;"><u><b>塾代や学費に何百万円・何千万円も払う前</b></u></span>に、まずは本書で「都市部の受験事情」の全体像をつかんでおくことをお勧めします。</p><p>大学受験をいったんのゴールとして想定し、そこから逆算して「今なにをすれば良いのか」とスケジュールを立てるのです。その結果<span style="color: red;"><u><b>あなたの時間と労力は大幅に節約され、お子さんの人生に選択肢を増やすことができる</b></u></span>と考えます。</p><p>もともと都市部の受験事情は地方とはレベルが違うのですが、それに加えて現在は大学入試が大きく変わろうとしています。ルールが変われば当然、必勝法も変わります。自分の過去の経験をそのまま子供にあてはめて、</p><p><span style="color: #cc0000; font-size: large;"><b>「そんなに難しく考えないで、とりあえず地域トップの国公立に行っとけばいいじゃん」</b></span></p><p>という「<span style="color: red;"><u><b>田舎あるある進学先選び</b></u></span>」では通用しないのです。</p><p><br /></p><p><span style="font-size: medium;"><b>【受験の「要素」を「構造」に落とし込み、「体系的に理解」する】</b></span></p><p>本書はあなたが受験情報に接するにあたり、その理解度を飛躍的に高めることを目的としています。</p><p>数多くの断片的な情報の中から「<span style="color: red;"><u><b>本質的な要素</b></u></span>」を選び出し、それを「<span style="color: red;"><u><b>構造</b></u></span>」に落とし込むことで「<b><u><span style="color: red;">体系的な理解</span></u></b>」を助けます。その結果あなたが、洪水のように溢れる情報の中でも「宣伝」「攪乱」「思い込み」などに惑わされることなく、「より速く」「より適切な」判断ができるようになると信じます。</p><p><br /></p><p>しかし、だからと言って</p><p>「あなたも子供に中学受験させるべきです!」</p><p>と主張する気はありません。</p><p>本書を読んだ結果「うちの子供にそんな競争はさせない」「子供が(あるいは自分が)耐えられそうにないからいったん見送る」という決断もアリだと思います。なぜならば、<span style="color: red;"><u><b>学力競争・学歴競争に終わりはない</b></u></span>からです。</p><p>(略)</p><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-65901735794034294812021-04-01T10:01:00.000+09:002021-04-01T13:29:47.939+09:00電子書籍出版のお知らせ:「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」 の目次と内容を一部お見せします<p> </p><br /><br />下記の電子書籍を2021年04月02日に発売しました。<br /><br />目次と内容を一部お見せします。<br /><br /><br /><br /><br />[電子書籍]<br /><h3>地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略</h3><div><br /></div><div><br /></div><div><br /><iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=wildinvesto00-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B091B71BF4&linkId=2277e929162e606affab39c02bdb4133&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe></div><div><br /></div><div><div><a href="https://amzn.to/2PzhrLj" target="_blank">https://amzn.to/2PzhrLj</a></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>高校入試がなくなってゆく!? </div><div><br /></div><div>大都市圏の名門校が次々に高校募集を停止している。大学受験には「完全」中高一貫システムが強いなどがその理由だ。これからはますます良い高校に入る選択肢が狭くなり、中学受験が増えて行くだろう。「人生最初の岐路」が小学校高学年にやってくるということだ。これは子供の成長が2年早まっていることや、知識社会におけるゴールデンエイジの学力育成を考えると当然の流れとも言える。</div><div><br /></div><div>その先にある大学入試では推薦AOが増加し、学力勝負の一般入試が減り続けている。これは大学と受験生の双方にとってチャンスが拡がると同時に、家族や高校側の労力も激増すると考えられる。学力競争の代わりに業績ポートフォリオを作るための競争が激化し、学習塾だけでなく入試コンサルが発達するだろう。この変化は富裕層・権力者・都市部などに有利なため、社会階層の固定化を助長し不公平感が増す恐れがある。</div><div><br /></div><div>その他にも「中学受験がブームになる構造的理由」「大学受験の医学部志向とローカル化」「大学合格実績は何を見るべきか」「中高一貫システムが優れている理由」「進化する知力・学力の育成メニュー」「偏差値の性質」「科目別学習曲線と優先順位」「高校募集停止は必然」「内申書(調査書)の問題点」「推薦AO入試増加の原因とそのインパクト」「米国型入試の光と影」などを収録。</div><div><br /></div><div>大都市に出て子供の受験に悩む地方出身の親たちへ。「何が」「どういう理由で」「都市部の受験はこうなっているのか」「地方との違いは何か」を体系的に解説。断片的な情報や宣伝に振り回される前に、構造的な理解を身につけておくことができる。</div><div><br /></div><div>受験について何を調べるにしても、まずはこの一冊で全体像をつかんでから!</div><div>(約153,000字)</div><div><br /></div></div><div><br /><br /></div><div>--------------------<br />今回も情報源等をフォローするため<br /><br /></div><div><span style="font-size: large;"><b><a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2019/12/2.html" target="_blank">参考資料等ポータルサイト</a></b></span><br /><br />を用意しました!<br />読みながら参照するも良し、最後に一気に読むも良しです。</div><div>--------------------<br /><div><br /></div></div><div><div>まえがき:<a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_1.html" target="_blank">大都市の中学受験は「地方とは全く違う」</a></div><div>ご注意、<a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_44.html" target="_blank">および参考資料サイトご案内</a></div><div><br /></div><div>第1章 新たな中学受験ブームの幕開け </div><div><br /></div><div> 第1節 中学受験をする「前向きな」3つの理由</div><div> 第2節 中学受験をする「後ろ向きな」3つの理由</div><div> 第3節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_11.html" target="_blank">「高校入試がなくなる?」新たに加わる強力な理由</a></div><div> 第4節 小3の冬に「人生最初の岐路」が来る</div><div><br /></div><div>第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」</div><div><br /></div><div> 第1節 大学合格実績を上げるには、中学受験で選抜するのが近道</div><div> 第2節 医学部志向の高まり</div><div> 第3節 地元志向の高まり(ローカル化)</div><div> 第4節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_5.html" target="_blank">大学合格実績の基本は東大・京大・国公医合格率</a></div><div> 第5節 東大志向が特に強い学校の特徴</div><div> 第6節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_89.html" target="_blank">「率」で見ると全く違った風景になる</a></div><div> 第7節 大学受験は中高一貫校の「圧勝」</div><div> 第8節 大都市の人脈と学校選び</div><div><br /></div><div>第3章 「中学から本気出す」では出遅れる</div><div><br /></div><div> 第1節 学力は小学校高学年で大体わかる</div><div> 第2節 「受験は課金ゲーム」は半分当たっているが</div><div> 第3節 脳は6歳までに9割できあがり、12-16歳で完成する</div><div> 第4節 スキル習得に最も大事な「ゴールデンエイジ」</div><div> 第5節 学力にもスポーツのような「育成理論」と「トレーニングメニュー」がある</div><div> 第6節 子供の成熟が2年早まり、人生の分岐点も早まった</div><div> 第7節 知力を高めて「仕事のプロ」になれば何兆円でも稼げる時代</div><div> 第8節 進化する知力・学力の育成メニュー</div><div> 第9節 早期教育には3つの意味がある</div><div> 第10節 バランスの取れた人間を目指すのではなく、チームとしてバランスを取る時代</div><div><br /></div><div>第4章 意外と知られていない偏差値の性質</div><div><br /></div><div> 第1節 偏差値は学力を基準化したもの</div><div> 第2節 偏差値の差は平均から離れるほど重い</div><div> 第3節 トップ校の偏差値2差は相当大きい</div><div> 第4節 学校のレベルによって適切な偏差値表を選ぶ</div><div> 第5節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_92.html" target="_blank">中学受験の偏差値は低く出る</a></div><div> 第6節 サピックス(SAPIX)偏差値40台には名門校や伝統校がひしめく</div><div> 第7節 都市部の中堅校=地方のトップ校</div><div> 第8節 都市部中学と地方高校の偏差値をムリヤリ比べる方法</div><div> 第9節 偏差値は入学ボーダーを示し、トップ層はまた別</div><div><br /></div><div>第5章 科目別学習曲線と優先順位</div><div><br /></div><div> 第1節 受験教科ごとの特性。まず何からやるべきか?</div><div> 第2節 「理社が得意」は勉強の適性あり。マニアックな子供をどう育てるか</div><div> 第3節 「受験は暗記」と考えては難関校に太刀打ちできない</div><div> 第4節 学習曲線の特徴「積み上げ型教科」と「独立型教科」</div><div><br /></div><div>第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」</div><div><br /></div><div> 第1節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_6.html" target="_blank">数学は若い方が有利な「徹底した積み上げの学問」</a></div><div> 第2節 算数が得意な子は高い地位に就き高給取りになりやすい</div><div> 第3節 中学受験は算数(強S型)で決まる</div><div> 第4節 しかし算数が難しすぎると他科目で決まってしまう</div><div> 第5節 単位を意識し、数字や式の意味を考える</div><div> 第6節 算数を「言語パターンマッチング」で教えるのは危険</div><div><br /></div><div>第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」</div><div><br /></div><div> 第1節 0点はありえないが満点も難しい</div><div> 第2節 国語の基礎知識は「習慣」で身につける</div><div> 第3節 模範解答が正しいとは限らない</div><div> 第4節 大きな差がつく「読解力」「記述力」</div><div> 第5節 「読解力」「記述力」も遺伝する</div><div> 第6節 国語力も学歴・所得・社会階層に直結する</div><div> 第7節 国語が「できる人」は、「できない人」にどう教えて良いかわからない。</div><div> 第8節 出題されそうな本を読んでも意味がない</div><div><br /></div><div>第8章 応用としての「理科」「社会」</div><div><br /></div><div> 第1節 理科は「積み上げ型教科」と「独立型教科」が混在</div><div> 第2節 社会は「記憶」がベースだが</div><div> 第3節 「独自のこだわり」は素晴らしい素質</div><div> 第4節 関西の中学受験では社会が存在しなかった</div><div><br /></div><div>第9章 そもそも受験科目は男子有利</div><div><br /></div><div> 第1節 「浅野ギャップ」に見る数学力の重要性</div><div> 第2節 そもそも受験科目は男子に有利</div><div> 第3節 東大合格者の6人に5人は男子</div><div> 第4節 多様性と機会平等のバランス</div><div> 第5節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_56.html" target="_blank">学力分布は男が広く、女は狭い</a></div><div><br /></div><div>第10章 中高一貫はなぜ有利か</div><div><br /></div><div> 第1節 大学受験の必勝法は「中高一貫」で「英数の先取り」</div><div> 第2節 理社の細かい知識は高2から詰め込む</div><div> 第3節 上下11年の濃密な人間関係</div><div> 第4節 体育祭・文化祭・組織運営と学閥</div><div> 第5節 中だるみの時期を有効に過ごす</div><div> 第6節 ずっと「たるみっぱなし」の生徒もいる</div><div><br /></div><div>第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然</div><div><br /></div><div> 第1節 東京や茨城で公立中高一貫が急増</div><div> 第2節 中入組と高入組では大学合格実績が全く違う</div><div> 第3節 高校入学(高入)があると中高一貫の良さが半減</div><div> 第4節 「中高一貫への高入を避ける」という考え方</div><div> 第5節 国立附属で望まぬ外部受験をしなくてはならないリスク</div><div> 第6節 国立附属中学から高校に上がれない確率</div><div><br /></div><div>第12章 地方との違い、昔との違い</div><div><br /></div><div> 第1節 小学校の勉強をいくら頑張ってもトップ中学には行けない</div><div> 第2節 「地方の学力が高い子供たち」は高校で合流したものだが</div><div> 第3節 学力と趣味の「住み分け」が学校ごとに行われる</div><div> 第4節 公立中学は本格的に「中学受験組の残り」になるのか</div><div><br /></div><div>第13章 高校受験と内申書(調査書)問題</div><div><br /></div><div> 第1節 内申書評価への不信感</div><div> 第2節 担任ガチャに当たるか外れるか</div><div> 第3節 内申美人と内申ブス</div><div> 第4節 もともと受験戦争を回避するためだった内申書</div><div> 第5節 内申書偏重は「圧政」につながる</div><div> 第6節 「良い子でなくてはならない」強迫観念</div><div> 第7節 それでも解消されない「学校間の評価格差」</div><div> 第8節 内申・推薦に「向く生徒」「向かない生徒」</div><div> 第9節 内申書競争を避ける3つの方法</div><div><br /></div><div>第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる</div><div><br /></div><div> 第1節 推薦・AO入試拡大は主に「少子化に悩む大学側の事情」</div><div> 第2節 長期的には「入試形態による学力格差」と「学力が高い生徒が上位校に行けないパラドクス」が起こる</div><div> 第3節 アメリカ型産業と教育システムへの過渡期</div><div> 第4節 「バランスの取れた人材」から「バランスの取れたチーム」へ。過渡期に起こる問題</div><div> 第5節 学力が高い生徒が上位大学に入れない!</div><div> 第6節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_21.html" target="_blank">「学歴フィルター」の信頼性は下がる</a></div><div> 第7節 「私立大の定員厳格化」で混乱に拍車</div><div> 第8節 大学附属の「オプション価値」はますます高くなる</div><div><br /></div><div>第15章 米国型大学入試の光と影</div><div><br /></div><div> 第1節 日本の大学受験も米国型に変わるか</div><div> 第2節 もし国公立大も推薦AOが多数派になったら?</div><div> 第3節 <a href="https://wildinvestors.blogspot.com/2021/04/blog-post_58.html" target="_blank">チャンスも増えるが、労力はさらに増える</a></div><div> 第4節 階級の固定化を助長し、不公平感が増す</div><div> 第5節 米国は日本以上に「カネ・コネ社会」で「同調圧力が強い」</div><div> 第6節 米国では前途有望な若者が突然自殺する</div><div> 第7節 不満が頂点に達した韓国の先行事例</div><div><br /></div><div>あとがき:学力は「自由と豊かさ」を手に入れる最強の武器である</div><div><br /></div><div><br /><br /></div></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-69619613880821617502021-03-30T21:48:00.005+09:002021-04-01T01:22:03.401+09:00参考資料等(中学受験)第4章 意外と知られていない偏差値の性質<h3 style="text-align: left;"> 第4章 意外と知られていない偏差値の性質</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 偏差値は学力を基準化したもの<br /> 第2節 偏差値の差は平均から離れるほど重い<br /> 第3節 トップ校の偏差値2差は相当大きい<br /> 第4節 学校のレベルによって適切な偏差値表を選ぶ<br /></h4><p><br /></p><p>塾による偏差値の違い SAPIX/四谷大塚/日能研/市進/首都圏模試(男子) 2020年度版</p><p>2019-06-24</p><p><a href="https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2019/06/24/070216">https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2019/06/24/070216</a></p><p>2020年度予想偏差値の塾別比較、最新版です。それぞれの背景色は、赤が偏差値63以上で母集団の上位1割。黄が偏差値55〜62で上位3割、緑は偏差値45〜54で中間層を示しています。</p><p><br /></p><h4> 第5節 中学受験の偏差値は低く出る<br /> 第6節 サピックス(SAPIX)偏差値40台には名門校や伝統校がひしめく</h4><p><br /></p><div style="text-align: left;"><span style="color: #222222;">--------------------</span></div><div style="text-align: left;">地方名門校出身のお父さんが認めたがらないSAPIX偏差値40台の学校<br />2019年8月23日<br />瀬川和士 (中学受験専門のプロ家庭教師集団「名門指導会」)<br /><a href="https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17019" target="_blank">https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17019</a><br /><br /></div><div style="text-align: left;">俺の子が偏差値40の学校へ行くなんて……</div><div style="text-align: left;"><br /> 志望校選びにおいて、偏差値は気になる存在です。しかし、そこばかりに目が行ってしまうと、親子にとってつらい中学受験になってしまいかねません。<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> 首都圏に暮らすマモルくんは、難関中学入試に強いと評判の中学受験塾、SAPIXに4年生から通っています。マモルくんの学力は、1学年10クラスある中で下から2番目。決していいとは言えませんが、これまでお母さんと一緒にコツコツと頑張ってきました。<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> ところが、6年生になって模試の数が増えてくると、それまで仕事が忙しくてあまり受験勉強に関わってこなかったお父さんが、マモルくんの成績のことをあれこれ口出しするようになりました。<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> 「なんだ? このひどい成績は……。偏差値45だと? 冗談じゃない」<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> 「一体、今までいくらかけていると思っているんだ!」<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> とマモルくんとお母さんを責めます。<br /><br /></div><div style="text-align: left;"> 実は今、こういうお父さんがとても増えています。そして、そういうお父さん達にはいくつかの共通点があると感じています。それは、地方の名門高校を卒業し、都内の難関大学を出て、現在は一流の企業に勤めている、または医師、弁護士などといった特別な資格と能力が必要な職業に就いている方が多いという点です。(略)</div><div><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222;">-------------------------</span></div><p style="text-align: left;"><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222;">これに関するスレッドです。</span></p><p><span style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span style="color: #222222;">--------------------</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">【5547892】地方出身のお父さんが認めたがらないSAPIX偏差値40台の学校</span></p><p><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,5547892,page=2" style="font-family: Arial, Helvetica, sans-serif;" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,5547892,page=2</a></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">【5548064】 投稿者: 人事 (ID:XWk.St2qq7k) 投稿日時:2019年 08月 24日 18:29</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">地方出身の人の方が、偏差値という指標を重視するように思う。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">これは、親世代の地方の高校受験では偏差値の物差しが一つしかなく、最重要の指標であったから。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">逆に東京だと、親世代の高校受験経験者は、都立高向けの偏差値と私立高向けの偏差値は全く別物だった、という経験があるし、昔の中学受験経験者は、当時の最大手塾である四谷大塚が偏差値表を使っていなかった(合不合の点数で〇点以上が80%合格圏、みたいな出し方をしていた)ので、あんまり偏差値を気にした経験がないんだよね。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">親世代の首都圏の中高受験(さらに言えば大学も。私立と国立では偏差値は全く別物だから)ではそんなに偏差値が一般的な指標として重視されていなかったので、サピックス偏差値で45と言われても、ふーん、としかならない。地方の人だと、偏差値の数が身近なんだろうね。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">【5548126】 投稿者: 一括りにできない (ID:jjB7y2OHvVA) 投稿日時:2019年 08月 24日 19:28</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">地方出身首都在住だと、豊洲のタワマンを買う新しいもの好きのタイプと埋め立て地に住むなんてとんでもないと郊外の戸建てやマンションを買うタイプがいると思います。地元では本家が地主だったりして、土地への執着が強いからです。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">大まかに言って、前者は新興の進学校を偏差値で選ぶ。後者はむしろコテコテの伝統校が好みだが、偏差値重視の傾向はあるかと思います。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">類型化したいのでしょうが、一括りにはできないでしょうね。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">サピ偏差値45が何を意味するか、母集団の違いによる偏差値の違いの意味くらいはさすがに理解しているでしょう。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">私の知る範囲では、公立トップ高をトップグループで出ていると思しき父親のお子さんは順当に御三家レベルの学校へ入っていますよ。</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><br /></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">【5548139】 投稿者: ただし (ID:005mf1xrhKU) 投稿日時:2019年 08月 24日 19:38</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">この書き込みは地方公立高さん (ID: amY2Z.hZfn.) への返信です</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">>地方の公立高校はサピックスの中学受験の偏差値で言えば全て偏差値50未満</span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;"><span style="background-color: white;"></span></span></p><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="color: #222222;">ただし、地方の公立だと偏差値が輪切りにならないので、偏差値帯が上から下まで異常に広いんですけどね。</span><span style="color: #222222;">(略)</span></p><p><span style="color: #222222;">--------------------</span></p><div><br /></div><p><span face="Arial, Helvetica, sans-serif" style="background-color: white; color: #222222; font-size: small;"><br /></span></p><h4 style="text-align: left;"> 第7節 都市部の中堅校=地方のトップ校<br /></h4><div><div><span style="color: red; font-size: medium;"><b>バブル偏差値</b></span>に関する、おおたとしまさ氏による解説</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div>中学受験「バブル偏差値」にご用心! 大学合格実績と偏差値が乖離するワケ</div><div>中学受験偏差値表から考える</div><div>おおたとしまさ</div><div>2018/11/06</div><div><a href="https://bunshun.jp/articles/-/9563" target="_blank">https://bunshun.jp/articles/-/9563</a></div><div><br /></div><div> 2019年の中学入試に向けて、志望校選びも佳境に入るころ。受験生のいる家庭では、模試の結果と偏差値表を見比べる毎日だろう。ただし、偏差値が高いからといって“いい学校”とは限らない。これには2つの意味がある。</div><div><br /></div><div>偏差値を上げる「入試戦略」とは?</div><div><br /></div><div> 1つは文字通り、学校に対する価値評価は人それぞれで、単なる入試難易度を示す偏差値のような単純なモノサシでは測れないということ。もう1つは、中学受験における偏差値が複雑怪奇になりすぎて、単純な数字として比較ができなくなっているという意味だ。より端的に言えば、「バブル偏差値」。いくつかの条件が重なると、偏差値が異常値を示すことがあるのだ。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第8節 都市部中学と地方高校の偏差値をムリヤリ比べる方法<br /></h4></div><div><br /></div><div>駿台高校偏差値を見ると、地方トップ校は50-57が多いですね。それ以上飛び抜けたものは大都市周辺がほとんどです(例外アリ)。またここに表示されている高入アリ中高一貫(5科目入試)のSAPIX中学偏差値を比べると、2-5ポイントぐらい高い傾向があります。だから地方トップ校をSAPIX中学偏差値に変換するなら、45-55のあたりに入るのではないかと推測しました。</div><div><br /></div><div><a href="http://www.sundai-net.jp/frog/wp-content/uploads/2020/10/202010_goukakuLine.pdf" target="_blank">http://www.sundai-net.jp/frog/wp-content/uploads/2020/10/202010_goukakuLine.pdf</a></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第9節 偏差値は入学ボーダーを示し、トップ層はまた別</h4><div><br /></div></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-3709000641520199102021-03-30T21:37:00.009+09:002021-06-17T12:15:02.063+09:00参考資料等(中学受験)第9章 そもそも受験科目は男子有利<h3 style="text-align: left;"> 第9章 そもそも受験科目は男子有利</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 「浅野ギャップ」に見る数学力の重要性<br /><br /></h4><div>そのままの名称だと炎上しそうなので私が勝手に<b><span style="color: red;">「浅野ギャップ」</span></b>と名前を変えてしまいましたが、元ネタは下のブログです。ここは常連さんたちとの考察や掛け合いが非常に奥深いので、いつも見入ってしまいます。その「生態系」を保護したいので本音としてはあまり教えたくない…。教えたくないのですが、その出典と創造性に敬意を表して渋々ながらご紹介します。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><a href="http://journalgap.blog.fc2.com/blog-entry-235.html" target="_blank">http://journalgap.blog.fc2.com/blog-entry-235.html</a></div><div>中学受験のギャップ</div><div>浅野市川断層問題~大学実績に算数はそんなに重要なの?</div><div>2018/12/30 19:10</div><div><br /></div><div>このブログを始めて気がついたことがいくつかあるが、その一つは、いろいろな人間の話を聞くと、様々な事象が立体的に展開していくなあ、ということ。</div><div>何を言ってるかといえば、「浅野市川断層」問題である。</div><div><br /></div><div>※「浅野市川断層」とは、浅野と市川という進学者偏差値が近似な学校にもかかわらず、その両者の旧帝一工国公医の合格実績に大きな隔たりがある、という断層現象のことである。</div><div>詳しくは下記を参照されたし。</div><div>「<a href="http://journalgap.blog.fc2.com/blog-entry-225.html" target="_blank">2009年進学者偏差値と2015年大学現役合格実績</a>」(12/16投稿)</div><div>「<a href="http://journalgap.blog.fc2.com/blog-entry-231.html" target="_blank">2009年進学者偏差値と大学合格実績(浪人込み)</a>」(12/27投稿)</div><div><br /></div><div>これに関してはハルビンカフェさんが、浅野の算数の問題を見て</div><div><br /></div><div>>難問ですね。パズル的要素が結構強く、地頭が必要な感じ</div><div>>今 浅野のHPで見たら算数の合格者平均 76.9%だって・・・ ひええええ</div><div><br /></div><div>この叫びを聞いて、この「浅野市川断層」の原因として算数が大きく関係しているのではないか、と俺は思った。</div><div>無論、男子校と共学校ということもあろうが、同じ4科平均偏差値でも浅野は<span style="color: red;"><b>算数魔人</b></span>が集まり、市川はオールラウンドプレーヤーが集まっているのではないか。</div><div><br /></div><div>「浅野市川断層」問題の当事者であるハルビンカフェさんの「算数説はありそうですね」の言葉に勇気をもらった俺は、この考えを前に進めてみた。</div><div>算数的地頭に差があるとしたなら、旧帝一工国公医の実績で後塵を拝すのはわかる。</div><div>しかしほぼ同じ偏差値なのだから、逆に市川が浅野に勝っている実績があるはずだ。たとえば英語。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第2節 そもそも受験科目は男子に有利<br /></h4></div><div><br /></div><div>なぜ女子の方が男子よりも読解力に優れるのか。また読解力がいかに就職・年収・生涯学習などと相関するのか。などについて書かれた論文を解説した記事。</div><p>--------------------</p><p><a href="https://grapee.jp/297263/2" target="_blank">https://grapee.jp/297263/2</a></p><p>読解力が高いと『年収』が上がるという話 OECDの論文</p><p>By - grape編集部 公開:2017-02-21 更新:2017-02-21</p><p>(略)また、男子より女子の方が熱中度・読解力ともに平均して高く、男子は「情報の読み取り」は出来るが、より多く本を読む女子に比べ、「内容を熟考・評価する力」が特に弱い、という事も分かりました。</p><p>— Podoron (@podoron) 2017年2月18日</p><p><br /></p><p>【まとめ】</p><p>・読解力は、就職・年収・生涯学習などと相関する</p><p>・1読書頻度+2読書好き度+3読書内容、を合わせた『読書の熱中度』と読解力に、強い相関がある</p><p>・『読書の熱中度』は、親のSESより相関が強く(2倍以上)、SESの不利を克服できる</p><p>・本を読む子は、特に非常に読解力が高い</p><p>— Podoron (@podoron) 2017年2月19日</p><p>・より長く、複雑な文章の方がより良いが、漫画なども読解力につながる</p><p>・幼児には読み聞かせが重要 就学後の学力等に影響する</p><p>・読解力不足が見逃されるのは、日常言語能力(BICS)と学習言語能力(CALP)が別のものだから</p><p>などが、ポイントだと思います。</p><p><span style="color: red; font-size: medium;"><b>結論: 読書 = 超大事</b></span></p><p>— Podoron (@podoron) 2017年2月20日(略)</p><p>--------------------</p><p><br /></p><p>下の記事は出版後に書かれたものですが、男女の得点差などについてよくまとまっています。</p><p>そうそう、お茶の水付属中のように男女で極端に偏差値が違う学校があったりするんですよね。</p><p>ほかにも女子の募集人数が少なかったり、たとえ同数でも人気化したりして、上位共学は男子よりも女子が激戦になる傾向があります。</p><p>--------------------</p><p><a href="https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2021/05/12/145332">https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2021/05/12/145332</a></p><p>ブログ「偏差値60の壁なんてない」より</p><p>2021-05-12</p><p>中学受験の男女の得点差や入試の傾向について</p><p>受験データ 偏差値の考え方</p><p>ほぼ同条件の中学受験でも、全体で見ると男女で異なる傾向があります。同じ共学校でも、入試偏差値が女子の方が高いことを受けて、女子の方が入試が厳しいという話を目にすることもありますが、これは正しくもあり、間違っていることもあるので、今日はそのあたりのデータを少し出してみます。受験雑学的な記事ですね。</p><p> 男女の学力傾向の違い</p><p> 男女の得点分布</p><p> 同じ得点での偏差値差</p><p> 同じ得点帯の男女の比率</p><p> 各入試の男女偏差値の違い</p><p> 共学校の男女80偏差値の比較</p><p> 偏差値差の大きい学校はカットラインが高め</p><p> 募集枠で見る男女の厳しさ</p><div>--------------------</div><p><br /></p><h4> 第3節 東大合格者の6人に5人は男子</h4><div><br /></div><p>東大入試入門「合格者の女子比率の推移」</p><p><a href="https://juken.y-sapix.com/articles/5633.html" target="_blank">https://juken.y-sapix.com/articles/5633.html</a></p><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第4節 多様性と機会平等のバランス<br /> 第5節 学力分布は男が広く、女は狭い</h4><div><div><br /></div><div>男女の知的能力や標準偏差(分散)の違いについて考察したサイトです。</div><div>近似式を導き出して「男子の方が分布が広い」ことを示しています。</div><div>--------------------</div><div>男女の知的能力差</div><div>新規:2015年12月26日<a href="http://www1.odn.ne.jp/drinkcat/topic/column/z_tawago/z_seisa.html" target="_blank">http://www1.odn.ne.jp/drinkcat/topic/column/z_tawago/z_seisa.html</a></div><div><br /></div><div><br /></div><div> これは 2011年12月15日の『ぷちコラム』に書いたものを再編集したものです。 </div><div> 日本では女性政治家や女性管理職が少ないのは、日本が女性差別をしているからだという言説が、まとしやかに語られています。それが本当なのかと気になり、統計学を使って考えてみました。その結果として得られた数表を再編集し、最後に掲載しています。 </div><div> 男女参画社会とか、管理職に最低比率を義務づけるとか、気になるニュースが増えてきたので、過去のコラムを掘り返した次第です。 </div><div><br /></div><div>知的能力の性差について</div><div> 男女の知的能力の差については、学校に通っていた頃に多くの人が学力から何かしら体感してきたと思います。 </div><div> 私が考察前に感じたものは、以下の通りです。 </div><div> </div><div> 小学校、中学校ではクラスメートの女子の方が成績が高い </div><div> 感覚的に、そんな印象がありました。 </div><div> これを「女子の方がマジメに勉強するから」「気が小さいから怒られないように勉強してる」と理由づけされてました。 </div><div> 体の成長と同じで「脳も女子の方が早く成長するから」と言われたこともありました。 </div><div> 他に「語学と算数は女子の方ができる」と聞いたこともあります。 </div><div> </div><div> 中学校の定期試験では、上位は圧倒的に男子が多い </div><div> 男女別の成績は知りません。ただ成績上位者として貼り出される上位1割の顔ぶれは、圧倒的に男子が占めていました。 </div><div> もっとも、中学1〜2年の頃に通った中学では、トップは女子でした。 </div><div> ただ、それでも平均的な学力は、女子の方が高いと感じていました。 </div><div> </div><div> 高校では上位の進学校ほど女子の比率が低い </div><div> 私が高校時代を過ごした地方都市には、5つの公立進学校がありました。そこからの実感です。 </div><div> 1番の進学校は女子率1割、私の通った2番目は2割、3番目がほぼ男女同数で4番目は7割、そして5番目は女子校でした。 </div><div> また市内の私立校のうち共学は1校のみ。他3校は女子校なので、そちらに流れるから女子が少ないとも言われてましたが……。 </div><div> ちなみに私立の共学校は募集段階から男女同数なので、考察からははずしてます。 </div><div> </div><div> 進学率が上がると女子率の方が高くなる </div><div> 私が大学に進んだ頃は、まだ大学進学率は30%ほどでした。この頃はまだ女子の方が少ない状態でした。 </div><div> でも、大学進学率が50%に近づいた時、女子の進学率の方が高くなる逆転現象が起きました。 </div><div> マスコミは「これからの時代は女子も働く時代だから」と説明してましたが、その解釈は本当でしょうか? </div><div> これは戦前、女子の中学進学率が高くなった現象とも通じると思います。 </div><div> 歴史の本には「男子の場合は中学へ進学すると徴兵が免除されるので、政策的に男子の進学率の方が低い」と説明するものがありますが。 </div><div> </div><div> 女子は個人差が小さい? </div><div> これは個性の意味ではなく、あくまで能力の話です。そして上の4つとは違い、多様性について感じたことです。 </div><div> 体格では女性の個性は非常に小さく、多くの女性が中央の数少ないサイズにまとめられます。 </div><div> たまたま調べ物をしてて知ったことですが、女性は4つの靴のサイズで8割をカバーできるそうです。 </div><div> でも、男性では中央の4つのサイズだけでは半分以上の顧客を逃してしまいます。 </div><div> 女性物の服が多様なのに男性物の服に個性がないのは、女性がファッショナブルなのではなく、経済論理性が最大の理由かもしれません。 </div><div> ここから知的能力の分散についても、女性の方が狭いと考えられます。</div><div> </div><div><br /></div><div>関係式の算出</div><div> 男女の分布に関する近似式を求めるにあたり、センター試験や国立大学の偏差値と男女比などを参考にしました。 </div><div> まずセンター試験では、英語と数学の成績分布に顕著な2つの山が見られます。ここから男女の平均学力差の目安が得られます。 </div><div> そして任意の国立大学の偏差値と男女比から、大ざっぱな近似式として、 </div><div> </div><div> 男性の分散σm 女性の分散σf σf = 1.710σm − 0.428</div></div><div><div><br /></div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-49704970224221391682021-03-30T21:27:00.010+09:002021-04-01T10:24:46.050+09:00参考資料等(中学受験)第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然<h3 style="text-align: left;"> 第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 東京や茨城で公立中高一貫が急増<br /><br /></h4><div><span style="color: red;"><b>学校群制度</b></span>とは1967年に始まった、いくつかの学校で「群れ」を作りその中で学力が平均になるように合格者を振り分ける方法のこと。</div><div><br /></div><div>「日比谷(高校)潰し」が目的だったとまで言われており、都立高校の凋落と私立・国立の台頭を招いたと評価されています。2004年に廃止され、そこから都立高校の復活が始まりました。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><p class="MsoNormal" style="margin-top: 6pt; mso-char-indent-count: 1.33; mso-para-margin-top: .5gd; text-indent: 13.95pt;"><span lang="EN-US"><a href="https://tinyurl.com/y4fxzteo"><b><span face=""Verdana","sans-serif"" style="background: white; font-size: 9.5pt;">https://tinyurl.com/y4fxzteo</span></b></a></span><b><span face="Verdana, sans-serif" lang="EN-US" style="background: white; font-size: 9.5pt;"><o:p></o:p></span></b></p></div><div>学校群制度</div><div>出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』</div><div><br /></div><div>学校群制度(がっこうぐんせいど)とは入試実施方法の一つである。いくつかの学校で「群れ」を作り、その中で学力が平均になるように合格者を振り分ける方法である。各自治体の公立高校全日制普通科のみが対象であり、専門学科や国立、私立高校は対象にならなかった。</div><div><br /></div><div>東京都、千葉県、愛知県、岐阜県、三重県、福井県において高校入試で学校間の格差をなくすために用いられた。</div><div><br /></div><div>学区内に数個の学校群を設定し「単独選抜」と同様に学校群を志願者に選択させた点が、狭義の「総合選抜」と異なる。共通点は、中学区制度かそれに近い形式を採ることである。</div><div><br /></div><div>学校群内各校の学力格差を無くし均質化を実現したことでは成果を挙げたが、学区内の学校群間で入試難易度の格差が新たに発生した。</div><div><br /></div><div>原則として本人の希望にかかわりなく合格者を学校群内各校に振り分ける仕組みであるため(ただし、千葉県のみは一定割合の成績上位者の志望を考慮する仕組みを組み込んでいた)、受験生の選択の自由は大きく制約され、この観点からの否定的な評価が多い。 (略)</div><div>--------------------</div></div><div>--------------------</div><div><div>母校・日比谷高校を凋落させた「学校群制度」という愚行</div><div>榊原英資 (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト</div><div><br /></div><div>2020年04月06日</div><div><br /></div><div> 東京都を始め複数の都道府県は1967年、いわゆる「学校群制度」を導入し、合格者を、本人の希望に関わりなく学校群内各校に振り分ける制度を導入した。この制度は、「日比谷つぶし」ともいわれ、東大合格者数1位を記録していた日比谷高校をはじめ、西・戸山・新宿・小石川・小山台などの名門都立高校を直撃し、こうした高校から東大等の難関大学への進学実績は急速かつ極端に落ち込んだのだった。</div><div><br /></div><div> 制度を主導したのは、当時の東京都教育長の小尾乕雄。小尾は当時の受験戦争の過熱を防ぐためとの大義名分のもとに実施したのだが、その結果、日比谷高校を始め都立名門校は凋落し、変って開成・麻布・灘のような私立校が台頭することとなったのだった。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div>小石川中等教育学校の進学実績は、男子だけ取り出すと麻布・栄光並みという記事。</div><div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><br /></div></div><div><a href="https://kananet.hateblo.jp/entry/koishikawa" target="_blank">https://kananet.hateblo.jp/entry/koishikawa</a></div><div><br /></div><div>2019-03-29</div><div>小石川中等教育学校男子が麻布中学の進学実績と同じという事実</div><div>お隣の小石川中等教育学校がすごいらしいね</div><div>f:id:kananet:20190402231737j:plain</div><div><br /></div><div><br /></div><div>神奈川県の公立中高一貫校は、県立相模原、県立平塚、市立南の3校が引っ張って、さらに市立川崎、市立サイエンスフロンティアが続いている。</div><div><br /></div><div>この中で一番実績を出しているのは市立南だ。今春は東大に8人(現役7人)を合格させて、昔のような2番手校のイメージは皆無になった。</div><div><br /></div><div>でも、もっと上には上がある。お隣の東京都は、神奈川県よりもずっとその先をいっている。東京都の中高一貫校は、小石川、武蔵、両国の3校が御三家で、さらに桜修館の躍進も著しい。</div><div><br /></div><div>その中でも、最難関といわれているのが、小石川中等教育学校だ。神奈川県民も、中学受験生なら知っているに違いない。また、理化学分野の教育は国内屈指といわれているから、教育に携わったりする人、大学や研究の関係者にも知られている。</div><div><br /></div><div>小石川中等教育学校の2019年度の進学実績はすごいと評判なので、分析をしてみた。男子で分析したよ。</div><div><br /></div><div> </div><div>小石川男子の東大+京大の超難関大現役進学率</div><div>東大の合格数は8割が男子。女子の比率は下がり続ける一方だとか。そうなれば、男子しかいない男子校のほうが数字が出るのは当たり前。それに、生徒数の違いも大きい。</div><div><br /></div><div>だから普通、現役進学率で判断するし、男子校、女子校は別物で考えることが多い。小石川中等教育学校は共学校だけれども、男女別の実績が公表されているから、判断がしやすい。これは良いことで、他校も見習って欲しい。</div><div><br /></div><div>男子だけを抽出した2019年の東大+京大の現役進学率はコレ。 </div><div><br /></div><div> </div><div><br /></div><div>1<span style="white-space: pre;"> </span>筑波大附属駒場中<span style="white-space: pre;"> </span>50.90%</div><div>2<span style="white-space: pre;"> </span>開成中<span style="white-space: pre;"> </span>36.40%</div><div>3<span style="white-space: pre;"> </span>聖光学院中<span style="white-space: pre;"> </span>35.90%</div><div>5<span style="white-space: pre;"> </span>麻布中<span style="white-space: pre;"> </span>24.30%</div><div><span style="color: red;"><b>4<span style="white-space: pre;"> </span>小石川中<span style="white-space: pre;"> </span>22.50%</b></span></div><div>5<span style="white-space: pre;"> </span>栄光学園中<span style="white-space: pre;"> </span>20.90%</div><div>6<span style="white-space: pre;"> </span>駒場東邦中<span style="white-space: pre;"> </span>18%</div></div><div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><div>並木中等教育が2019年には土浦一高や水戸一高を上回った。</div><div><br /></div><div>関東のみのランキング。</div><div><br /></div><div>【5487874】東大京大国公医合格率2019</div><div>学校名 |卒業生数|東京国医計|合格率</div><div>筑波大附属駒場 |163|137|84.0 %</div><div>開成 |401|250|62.3</div><div>聖光学院 |231|123|53.2</div><div>駒場東邦 |233|106|45.5</div><div>桜蔭 |227|100|44.1</div><div>栄光学園 |187|079|42.2</div><div>麻布 |308|129|41.9</div><div>渋谷教育学園幕張 |344|123|37.5</div><div>海城 |328|092|28.0</div><div>武蔵 |170|040|23.5</div><div>筑波大附属 |238|056|23.5</div><div>浅野 |266|062|23.3</div><div>女子学院 |224|050|22.3</div><div>学芸大附属 |326|071|21.8</div><div>日比谷 |321|067|20.9</div><div>豊島岡女子学園 |344|071|20.6</div><div>小石川中等教育学校|156|032|20.5</div><div>巣鴨 |223|045|20.2</div><div>浦和 |400|080|20.0</div><div>渋谷教育学園渋谷 |201|040|19.9</div><div><span style="color: red;"><b>並木中等教育学校 |153|028|18.3</b></span></div><div>県立千葉 |317|054|17.0</div><div>土浦第一 |321|054|16.8</div><div>都立西 |317|048|15.1</div><div>早稲田 |300|045|15.0</div><div>国立 |322|043|13.4</div><div>湘南 |357|044|12.3</div><div>前橋 |319|039|12.2</div><div>世田谷学園 |214|025|11.7</div><div>雙葉 |180|021|11.6</div><div>攻玉社 |236|027|11.4</div><div>戸山 |310|035|11.3</div><div>桐朋 |314|035|11.1</div><div>横浜翠嵐 |354|039|11.0</div><div>宇都宮 |278|030|10.8</div><div>芝 |279|030|10.8</div><div>暁星 |167|017|10.2</div><div>白百合学園 |191|019|9.9</div><div>市川 |414|038|9.2</div><div>フェリス女学院 |181|016|8.8</div><div>都立武蔵 |193|016|8.3</div><div>県立船橋 |360|029|8.1</div><div>桜修館中等教育学校|151|012|7.9</div><div>高崎 |310|024|7.7</div><div>サレジオ学院 |172|013|7.6</div><div>栄東 |407|029|7.1</div><div>開智 |364|025|6.9</div><div>都立青山 |276|019|6.9</div><div>水戸第一 |321|021|6.5</div></div><div><br /></div><div>(略)</div><div><div>--------------------</div><div><br /></div></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div>【続報】茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件</div><h4 style="text-align: left;"><a href="https://chugaku-juken.tokyo/archives/2325" target="_blank">https://chugaku-juken.tokyo/archives/2325</a></h4><h4 style="text-align: left;"><br /></h4><div><br /></div><h4> 第2節 中入組と高入組では大学合格実績が全く違う<br /></h4><div><br /></div><div>高校入学アリの「併設型」中高一貫では、中入生の方が大学合格実績や各種大会・コンクールなどで高入生を圧倒しているという記事。内容は本文に書きましたので省略します。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div>中学受験「男子7人に1人全滅」時代に臨む気構え</div><div>2020年中学受験「全入崩壊」に見えた変化の兆候</div><div>おおたとしまさ : 育児・教育ジャーナリスト</div><div>安浪 京子 : 算数教育家、中学受験専門カウンセラー</div><div>2020/08/27 8:00</div><div><a href="https://toyokeizai.net/articles/-/371063" target="_blank">https://toyokeizai.net/articles/-/371063</a></div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><h4 style="text-align: left;"> 第3節 高校入学(高入)があると中高一貫の良さが半減<br /></h4><div></div><div><br /></div><div>都内有力校が高校募集を次々に停止しているという記事のひとつです。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div>2019.08.31 07:00 NEWSポストセブン</div><div>首都圏の名門中高一貫校が続々と高校募集を停止する理由</div><div><a href="https://www.news-postseven.com/archives/20190831_1442466.html?DETAIL" target="_blank">https://www.news-postseven.com/archives/20190831_1442466.html?DETAIL</a></div><div><br /></div><div> 中高一貫校で高校募集を停止する学校が相次いでいる。今年の成城に続いて、2021年には本郷が、2022年には豊島岡女子学園が高校募集をしないことを発表した。安田教育研究所の安田理氏が、都内有力校の高校募集停止から見えてくる最近の高校受験事情をレポートする。</div><div><br /></div><div> * * *</div><div> 本郷、豊島岡女子学園と続くことで話題になっている高校募集停止だが、じつはこの6年間だけでも多数ある。2014年には京北学園白山、高輪、2016年には東京学園、2017年には東邦大学付属東邦、2018年には開智日本橋(日本橋女学館)と三田国際学園(両校とも帰国生入試は残しているが)が高校募集を停止している。</div><div><br /></div><div> 完全中高一貫校になるケースが多いが、京北学園白山は目下、閉校の状態。東京学園はドルトン東京学園中等部として再開している。</div><div><br /></div><div> 中高一貫校が高校募集を閉じる主な理由は、以下の3つが考えられる。</div><div><br /></div><div> まず、完全中高一貫校のほうがブランドイメージが高いと考えられている。東京、神奈川の男女御三家12校のうち、高校で募集しているのは開成のみという状況がそれを象徴している。</div><div><br /></div><div> そのほか、完全中高一貫校を目指すのは、中入生と高入生がいると、</div><div><br /></div><div>「カリキュラムが2本立てで複雑になり、負担が大きい」</div><div>「特に数学で、高入生が追いつくことが大変」</div><div><br /></div><div> などの理由が挙げられる。特にこの時期に発表が重なったのは、新しい科目が増える新学習指導要領に対応したカリキュラムを作るうえで2本立ては難しいという背景がある。</div><div><br /></div><div> また、大学入試で今後AO(「総合型選抜」に名称が変わる)や推薦(「学校推薦型選抜」に名称が変わる)の募集枠が広がることを考えたとき、生徒にいろいろな経験を積ませるためにも6年間は必要だという判断が働いたものと思われる。</div><div><br /></div><div> 一方で、中学入試では大人気の学校も高校入試ではそれほどでもないという事情もある。</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第4節 「中高一貫への高入を避ける」という考え方<br /> 第5節 国立附属で望まぬ外部受験をしなくてはならないリスク<br /> 第6節 国立附属中学から高校に上がれない確率</h4><div><br /></div></div><div>都内国立附属校の内部進学制度について書かれた記事。これを根拠に計算しました。</div><div> --------------------</div><div><div><div>【お受験】お茶の水・筑波・学芸大附属の内部進学制度を調べてみた【国立附属校】</div><div>2020/07/26</div><div>2021/01/15</div></div><div><a href="https://caravel.tokyo/2020/07/26/ojuken-escalator2/" target="_blank">https://caravel.tokyo/2020/07/26/ojuken-escalator2/</a></div><div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div></div><div><br /></div><div>筑附の内進率は中学・高校ともに8割弱であり、小入生から見たら50%になるという記事。ここから推測すると、中学から入って高校に上がれない生徒はほとんどいないことが推測できます。</div><div>--------------------</div><div><div><div><a href="https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18881530U7A710C1000000/" target="_blank">https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18881530U7A710C1000000/</a></div><div>塾も驚く「貴重」な名門校 筑波大付属高生の素顔</div><div>筑波大付属高校の大川一郎校長に聞く</div><div>2017/7/23</div><div><br /></div><div>学年の3分の1近くが「スーパー内部」と生徒たちが呼ぶ同付属小学校からの入学組だ。「12年も同じ学校という男女もいますから、仲がいい。幼なじみみたいな関係です」</div><div>付属中学に内部進学できるのは4分の3程度だ。</div><div>付属中学には制服もあり、規律もある程度厳しい。ここでは自律を教えられる。「付属高校に進めば、“自由”が待っている」と勉学に励むが、内部進学できるのはやはり4分の3程度だ。</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div>--------------------</div><div><div><a href="http://berenan.com/post-807/" target="_blank">http://berenan.com/post-807/</a></div><div>筑波大学附属小学校 内部進学は恐ろしい・・・</div><div>2020年6月8日</div><div><br /></div><div>(略)よく、受験情報誌には</div><div>「小学校より中学校へは80%進学、中学校より高校への80%進学」</div><div>と書いてあります。</div><div>それはその通りなのですが・・・</div><div>ただ・・・大きな違いは母集団の違いです。</div><div>因みに、中学より高校への内部進学率80%は中学受験組も入りますので、</div><div>小学校から高校まで行ける子供は約50%になります。</div><div>50%、半分ですからね!</div><div>よもや「附属」ではございませんね。</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div></div><div><br /></div><div>学芸大附属世田谷中の場合、中学から入学した生徒が高校に上がるのは約8割とのこと。</div><div><div>--------------------</div><div>【5351407】学芸大附属世田谷中の校長が語る真実</div><div><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1234,5351407" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1234,5351407</a></div><div>(略)ちなみに2017年度は、本校から91名の生徒が附属高校に進学しました。中学から入学した生徒に絞って見れば合格率は約8割です。また、早くから私立や公立の高校を希望している生徒も一定数います。卒業生の進学先も私立、都立、海外の学校などさまざまです。 (略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div>そして小入生が附属高校へ上がるのは4割という書き込みがありました。</div><div><div><div>--------------------</div><div>【6160640】附属高校への内部選抜試験</div><div><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1291,6160640" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1291,6160640</a></div><div>(略)</div><div>8割。</div><div>小学組は4割。</div><div><br /></div><div>小学組100人が4割</div><div>中学受験組60人が8割</div><div>合成して88/160</div><div><br /></div><div>55パー進学の内訳はこうなります</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-50350229739305003092021-03-30T20:07:00.004+09:002021-04-01T09:46:17.252+09:00参考資料等(中学受験)第8章 応用としての「理科」「社会」<h3 style="text-align: left;"> 第8章 応用としての「理科」「社会」</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 理科は「積み上げ型教科」と「独立型教科」が混在<br /> 第2節 社会は「記憶」がベースだが<br /> 第3節 「独自のこだわり」は素晴らしい素質<br /> 第4節 関西の中学受験では社会が存在しなかった</h4><div><br /></div><div><br /></div><div>中学受験はもともと関西のほうが「本場」であることは、かなり後になってから知りました。その中でも下の書き込みは本音をうかがえたようで面白かったです。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div>【中学受験で関西優位の理由】</div><div><div><br /></div><div><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,5547892,page=34" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,5547892,page=34</a></div><div><br /></div><div>【5552860】 投稿者: 東西経験者 (ID:ZlboCrPPj8Y) 投稿日時:2019年 08月 29日 15:26</div><div>この書き込みはお互いにさん (ID: mMGGG2R8H1w) への返信です</div><div>ああ、これは経験から明らかに東京派の誤り。 </div><div>西村他、東西で塾講経験した人間も一様に言ってる。 </div><div>人口も多く、住民の質も上の東京が受験で関西に劣後する理由はいくつか考えられる。 </div><div><br /></div><div><ol style="text-align: left;"><li>文化の違い。なんと言ってもこれだが、詳しく後で。 </li><li>灘1極に対し、東京は多極。御三家だけでも3個あって、何だかんだで1000人はトップ校に拾われるから、上位の競争が緩い。玉突きで、下も緩い。 </li><li>多極の理由として、広いから。大学受験も早慶とか東京は甘い。京大阪大までの関西と違う。 </li></ol></div><div><br /></div><div>さて、文化の違いだが、細かく見るといろいろある。 </div><div>①東京は見栄張りで、必死さやがむしゃらを隠す。 </div><div>関西は実質なので、格好つけて落ちたらアホと思う。 </div><div>②<span style="color: red;"><b>算数の伝統</b></span>。商都だけに江戸時代から算盤の地力は伊達じゃない。東京は政治の都だけに社会、暗記中心。 </div><div>③東京は東北の田舎者比率が高い。 </div><div>④関西の方が階級社会がキツい。阪急と南海の差は東急と京成の差の比ではない。関西の方が貧乏人低学歴が見下される傾向が強い。 </div><div>⑤関西の後背地、九州や四国も東北よりモーレツ。 </div><div><br /></div><div>ただし、最近は東京大阪の経済格差が開き、さすがに筑駒>灘になりつつある。</div><div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-87864788306255153612021-03-30T20:03:00.005+09:002021-04-01T10:27:11.798+09:00参考資料等(中学受験)第12章 地方との違い、昔との違い<h3 style="text-align: left;"> 第12章 地方との違い、昔との違い</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 小学校の勉強をいくら頑張ってもトップ中学には行けない<br /> 第2節 「地方の学力が高い子供たち」は高校で合流したものだが<br /> 第3節 学力と趣味の「住み分け」が学校ごとに行われる<br /> 第4節 公立中学は本格的に「中学受験組の残り」になるのか</h4><div><div><br /></div><div>ここでは、以下のサイトが興味深かったです。「東京には玉石混交の公立は存在しない」は言い過ぎと思いますが、私立幼稚園・小学校・中学受験でかなり棲み分けが進んでいることは確かだと私は思います。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div>「中学受験」東京ならするべき?地方出身の父親たちへ書かれた「東京には玉石混交の公立は存在しない」が物議</div><div><br /></div><div><a href="https://girlschannel.net/topics/1223079/" target="_blank">https://girlschannel.net/topics/1223079/</a></div></div><div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-76130643929906441312021-03-30T18:04:00.009+09:002021-03-30T21:34:52.929+09:00参考資料等(中学受験)第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」<h3 style="text-align: left;"> 第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」</h3><p><br /></p><h3 style="text-align: left;"> 第1節 大学合格実績を上げるには、中学受験で選抜するのが近道<br /> 第2節 医学部志向の高まり<br /></h3><h3> 第3節 地元志向の高まり(ローカル化)<br /> 第4節 大学合格実績の基本は東大・京大・国公医合格率</h3><h3><br /></h3><h3 style="text-align: left;"><br /></h3><h3 style="text-align: left;"><br /> 第5節 東大志向が特に強い学校の特徴<br /> 第6節 「率」で見ると全く違った風景になる</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;">【2019東大+京大+国公医<span style="color: red;">「浪人込み」</span>合格率】</h4><p>2019年東大+京大+国公医合格者占有率 は、5ちゃんから拾いました。</p><p>これはおそらく、インターエデュ掲示板の首都圏版と関西版を統合したものだと思います。</p><p>【5487874】東大京大国公医合格率2019 首都圏</p><p><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1255,5487874,5537703" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1255,5487874,5537703</a></p><p>【5637085】2019年東大+京大+国公医合格者占有率(関西)</p><p><a href="https://www.inter-edu.com/forum/read.php?104,5637085,page=1" target="_blank">https://www.inter-edu.com/forum/read.php?104,5637085,page=1</a></p><p><br /></p><p>ソース:サンデー毎日、週間朝日、学校HP </p><p>--. - ---|-人|東京医|-東|京|-国| </p><p>--. - ---|-数|占有率|-大|大|-医| </p><p>===================== </p><p>01. 筑大駒場|163|-84.0|119|-0|-28|理Ⅲ10 </p><p>02. 灘◇◇◇|219|-75.3|-74|48|-90|理Ⅲ21, 京医26 </p><p>03. 甲陽学院|206|-67.5|-34|49|-63|理Ⅲ1, 京医6 </p><p>04. 東大寺◇|210|-67.1|-27|68|-54|京医8 </p><p>05. 大阪星光|176|-64.2|-20|50|-48|理Ⅲ1, 京医4 </p><p>06. 開成◇◇|401|-63.6|186|-9|-70|理Ⅲ10 </p><p>07. 久留米附|202|-57.9|-50|11|-56| </p><p>08. 聖光◇◇|231|-53.2|-93|-8|-25|理Ⅲ2, 京医1 </p><p>09. 洛星◇◇|209|-50.2|-16|48|-43|京医2 </p><p>10. ラサール|225|-46.7|-34|-4|-68|理Ⅲ1 </p><p>11. 桜蔭◇◇|228|-45.6|-66|-4|-40|理Ⅲ6 </p><p>12. 東海◇◇|427|-44.3|-37|40|116|理Ⅲ2, 京医2 </p><p>13. 駒場東邦|233|-43.3|-61|-7|-38|理Ⅲ4, 京医1 </p><p>14. 麻布◇◇|308|-42.9|100|13|-23|理Ⅲ3, 京医1 </p><p>15. 栄光◇◇|187|-42.2|-54|-7|-18| </p><p>16. 白陵◇◇|188|-41.0|-15|23|-43|京医4 </p><p>17. 旭丘◇◇|311|-37.6|-26|48|-43| </p><p>18. 北嶺◇◇|123|-37.4|.--9|-1|-36| </p><p>19. 西大和◇|336|-33.0|-42|34|-37|京医2 </p><p>20. 渋谷幕張|346|-32.9|-72|10|-35|理Ⅲ1, 京医2 </p><p>21. 北野◇◇|318|-32.7|.--3|72|-30|京医1 </p><p>22. 広島学院|186|-32.3|-13|14|-36|理Ⅲ2, 京医1</p><div><br /></div><h4>【2019東大+京大+国公医<span style="color: red;">「現役」</span>合格率】</h4><p>ちなみに現役合格率ランキングの動画はこちら。</p><p>2019医学部医学科+東大京大 現役合格者占有率ランキング</p><p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=kklcKTf1cSU">https://www.youtube.com/watch?v=kklcKTf1cSU</a></p><p><br /></p><div>【2020東大+京大+国公医<span style="color: red;">「現役」</span>合格率】</div><h4><div style="font-weight: 400;">調べるとキリがないのですが、2020年は以下のようになっています。</div><div style="font-weight: 400;"></div></h4><div><a href="https://ph-d-papa.com/2020%E5%B9%B4%E3%80%80%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%83%BB%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E3%83%BB%E5%9B%BD%E5%85%AC%E5%8C%BB%E3%80%80%E5%90%88%E6%A0%BC%E8%80%85%E6%95%B0%E4%B8%80%E8%A6%A7/" target="_blank">【完全保存版】2020年 東大・京大・国公医 合格者数一覧【超重要】</a></div><div><br /></div><div><br /></div><div>筑駒の進学先</div><div><a href="https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/about/after_graduation/" target="_blank">https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp/about/after_graduation/</a></div><div><br /></div><div>灘の進学先</div><div><a href="http://www.nada.ac.jp/2019goukaku.pdf" target="_blank">http://www.nada.ac.jp/2019goukaku.pdf</a></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><h4 style="text-align: left;"> 第7節 大学受験は中高一貫校の「圧勝」<br /></h4><p><br /></p><p><a href="https://toyokeizai.net/articles/-/307107" target="_blank">https://toyokeizai.net/articles/-/307107</a></p><p>なぜ東大生の3人に1人以上が男子校出身なのか</p><p>2.2%の「超少数派」が最難関大学を寡占</p><p>おおたとしまさ : 育児・教育ジャーナリスト</p><p>2019/10/09 5:20</p><p>男子校は少ない。2018年度の文部科学省の調査によると、全国に高校は4897校ある。うち「男子のみの学校」は107校。たったの2.2%だ。ちなみに「女子のみの学校」は299校で、男子のみの学校に比べれば2倍以上ある。公立のみで数えれば、男子のみの学校の割合はわずか0.4%にすぎない。男子校出身者は、もはや絶滅危惧種と呼ばれてもおかしくない状況だ。</p><p>複数ランキングで見ても合格者の約6割を占める男子校</p><p>しかし2019年の高校別東大合格者数ランキングを見ると、5位まではすべて男子校、10位までの8割が男女別学校だ。20位までを見ても男子校が65%を占める。また、ランキング50位までの合格者数は計1880人。そのうち男子校出身者だけを合計すると1084人となり、約6割を占めていることがわかる。毎年約3000人が東大に合格するので、東大生の少なくとも3分の1以上が男子校出身者という計算だ。</p><p>東京偏重にならないように、東大・京大・国公立大医学部合計の過去5年間の平均合格者数ランキングで見ても、トップ20校のうちやはり65%が男子校である。</p><div><br /></div><p><br /></p><h4> 第8節 大都市の人脈と学校選び</h4><p><br /></p><p>霞が関で「開成官僚」VS.「麻布官僚」大戦争が勃発中</p><p>2017/09/14</p><p><a href="https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52825" target="_blank">https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52825</a></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-48473661267016884512021-03-30T17:49:00.014+09:002021-04-01T03:08:31.173+09:00参考資料等(中学受験)第15章 米国型大学入試の光と影<h3 style="text-align: left;"> 第15章 米国型大学入試の光と影</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 日本の大学受験も米国型に変わるか<br /> 第2節 もし国公立大も推薦AOが多数派になったら?<br /></h4><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;">国立大学も推薦AOを増やす方向で、特に名古屋大や東北大が積極的という記事。</div><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;">--------------------<br /><div>「定員の30%に」 国立大学が推薦・AO入試を拡大する理由 難易度・日程は?</div><div><a href="https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/2004" target="_blank">https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/2004</a></div><div><br /></div><div>国立大学協会は「定員の30%」目指す</div><div><br /></div><div>文部科学省によると、2016年度入試で国立大全82大学中79大学(96%)が推薦入試を、51大学(62%)がAO入試を実施した。ただ、入学定員に占める比率をみると、推薦入試が12%、AO入試が3%と、増えているとはいえ私立大に比べると比率は低い。東大推薦入試の募集人数も全体の3%程度で、拡大には慎重な姿勢だ。</div><div><br /></div><div>だが、すべての国立大が加盟する国立大学協会は推薦・AO入試による入学者を21年度までに定員の30%に拡大する目標を立てた。「確かな学力と多様な資質を持った入学者を受け入れる」(里見進・前会長=東北大総長)のが狙いだ。強制力はないが、名古屋大が推薦やAOなどの定員比率を現在の17%から35%まで引き上げる方針を打ち出し、東北大も現状の20%程度から30%まで増やす計画を立てるなど、各大学で入試改革の検討が進む。(略)</div>--------------------</div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>ただし大学側は学力低下に危機感を覚えており、東北大学などは「学力重視のAO入試」を標榜しているとのこと。AO入試組と一般入試組の年収格差が66万円というのは、なかなか衝撃的な数字です。</div><div><br /></div></div><div>--------------------<br /><div><a href="https://president.jp/articles/-/34628?page=1" target="_blank">https://president.jp/articles/-/34628?page=1</a></div><div>データで見る教育格差「AO入試組と一般入試組の年収格差66万円」</div><div>メーカーの技術力も低下している</div><div>プレジデント 2020年4月17日号</div><div>野澤 正毅</div><div><br /></div><div>入試タイプによって年収に70万円の差が</div><div>AO・推薦入試の野放図な拡大で、大学生の学力低下という弊害も顕在化する。14年に発表された中教審の答申では、一部の大学で「AO・推薦入試が本来の趣旨・目的に沿ったものになっていない」と疑義を呈しており、政府も問題視するようになったことがわかる。学力不足の学生の増加は、大学の教育現場にも混乱を招き、AO・推薦入試に批判的な大学教員も増えた。</div><div>(略)そうした風当たりが強まったのを受けて、AO入試を見直す動きが強まった。文科省もAO・推薦入試制度の改革に乗り出し、11年度から「学力の把握」を大学に義務付けた。具体的には、AO入試では、「各大学が実施する検査(筆記、実技、面接等)の成績」「大学入試センター試験の成績」「資格・検定試験などの成績等」「高校の教科の評定平均値」のいずれか1つ以上を、出願要件や合否判定に用いることにした。図4にAO・推薦入試の歴史を示したが、この11年度は大きな分岐点となったようだ。</div><div>一方で、難関大学では、学生の質を担保するため、AO入試でも独自に学力検査を取り入れたケースが少なくない。00年に国立大学で初めてAO入試を導入した東北大学は、一貫して「学力重視のAO入試」を標榜している。AO入試でも、センター試験か、もしくは適性試験や小論文といった学力を検査するテストを受験生に課す。そのためAO入試の難度も高く、先の東北大学ではAO入試で不合格になった後、一般入試で合格してリベンジを果たす学生が毎年150人以上いる。</div><div><br /></div><div>21年度には、大学入試制度のさらなる変更も待ち受けている(図5参照)。現行のAO入試は「総合型選抜」、推薦入試は「学校推薦型選抜」と名称が変わり、いずれの選抜方法でも、調査書などの出願書類だけでなく、「各大学が実施する評価方法」、あるいは「大学入学共通テスト」も取り入れ、学力重視へとシフトする。ということは、学力の高い受験生は、AO型入試でも有利になるわけだ。</div><div>受験生の現役合格志向が強まるなか、中堅クラス以上の大学では、AO型入試が選択肢の1つとして受験生の人気を集め、難度もアップしそうだ。その半面、底辺クラスの大学では、退学者を大量発生させるAO型入試の実態は変わらず、わざわざAO入試で進学するのにどれだけ意味があるのだろう。どうやら「大学の二極化」はAO型入試でも進んでいくようだ。</div><div>(略)</div>--------------------</div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第3節 チャンスも増えるが、労力はさらに増える<br /></h4></div><div><div><br /></div><div>大学受験は推薦AOが多数派になったため、専門塾が活況とのこと。</div><div>まあそうですよね。高校生に就活やらせるようなもんですから。</div><div>そのうち専門のコンサルも流行するでしょう。</div><div><br /></div><div>学力だけの勝負ではなくなったのですから、富裕層・有力者・都市部などが有利になることは容易に想像できます。子供が一番大変ですが、周囲の人々も大変な労力を投入しなくてはなりません。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div><a href="https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55803500Z10C20A2000000" target="_blank">https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55803500Z10C20A2000000</a></div><div><br /></div><div>大学受験はAO・推薦が多数に まるで就活、専門塾も</div><div>「育てる入試」を考える(上)</div><div><br /></div><div>AO・推薦入試をめざす生徒の間で存在感を増しているのが専門の講座を開いている塾や予備校だ。「問い合わせや受講者数は前年比3割増」という大手の早稲田塾では、生徒を中心に担任や講師がチームを組み、興味・関心の深掘りや将来ビジョンの明確化を促し、志望理由書や面接で役立つ表現力も育成するという。各分野で活躍する大学教授ら有識者を招く「未来発見プログラム」には、竹中平蔵・慶大名誉教授との「世界を知るサマースクールin 香港」や、ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院の教授陣によるレクチャーもある。同塾事業本部の大沢雅紀本部長は「AOで難関大学を狙うには、高3から小手先の小論文・面接対策などをやっていたのでは太刀打ちできない。できるだけ高1、可能なら中3の終わりから来てほしい」と訴える。</div><div><br /></div><div>保護者が必死に子どもに伴走するケースもある。AO専門塾に高2から週3回通い、春休みや夏休みの特別講座も受講したという女子生徒の母親はこう話す。「特に大変だったのが『ポートフォリオのデザイン講座』。いいものに仕上げるために、パソコンやイラストレーターなどのソフトまで買いました」。講座は6日間、朝10時から夕方4時までみっちり。その日に添削指導された内容を翌朝までに修正しなければならず、中身について一緒に悩んだり、過去にもらった賞状のコピーのためにコンビニまで走ったり、未明まで親子で格闘した。「学校ではサポートしてもらえないので、どうしても塾に頼らざるを得ず、2年間トータルで約300万円を注ぎ込みました」という。</div><div><br /></div><div>受験対策の過熱は、高校生が「志望理由書や活動報告書に書くネタになるから」という理由でビジネスコンテストやボランティアに参加する本末転倒な事例も生んでいる。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><h4 style="text-align: left;"> 第4節 階級の固定化を助長し、不公平感が増す<br /> 第5節 米国は日本以上に「カネ・コネ社会」で「同調圧力が強い」<br /><br /></h4><div><div><br /></div><div>米国でスポーツ推薦を利用した大規模な裏口入学が発覚し、米有名女優ら富裕層40人以上を訴追された事件について。様々な人が記事を書いていました。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div>米名門大で大規模な裏口入学、米有名女優ら富裕層40人以上を訴追</div><div><br /></div><div>2019年3月15日</div><div><a href="https://www.bbc.com/japanese/47550573" target="_blank">https://www.bbc.com/japanese/47550573</a></div><div><br /></div><div>米人気ドラマ「デスパレートな妻たち」への出演で知られる女優、フェリシティ・ハフマン氏を含む40人以上のセレブや大手企業関係者が12日、大学入試での不正に関わったとして訴追された。子供の大学入試試験での不正行為や、スポーツをしていない子供が推薦枠で入学できるよう画策した疑い。</div><div>入学先には名門のイェール大学やスタンフォード大学、ジョージタウン大学が含まれる。大学側の関与はないとみられる。</div><div><br /></div><div>捜査当局によると、ロックリン被告と、同じく起訴された夫でデザイナーのモッシモ・ジャヌリ被告は、実際にはボート経験のない娘2人が南カリフォルニア大学(USC)のボートチームへの偽の推薦枠を得られるよう、50万ドル(約5500万円)を支払ったという。娘2人は現在USCの学生だ。ジャヌリ被告は自宅を担保に入れて保釈保証金100万ドル(約1億1000万円)を支払った。</div><div><br /></div><div>捜査当局によると、これらの不正行為でシンガー氏が受け取った額は、2011年から2018年の間で2500万ドル(約27億9000万円)に上る。今回訴追されたのは、保護者33人、スポーツのコーチ13人およびシンガー氏の事業関係者たち。</div><div><br /></div><div>イェール大学の女子サッカーコーチには、実際にスポーツをしていない学生を受け入れるために40万ドル(約4400万円)が支払われたとされる。この見返りに保護者はシンガー被告に120万ドル(約1億3300円)を払ったという。ジョージタウン大学に娘を入学させるため、テニスのコーチに賄賂を渡し、試験でも不正を行なう見返りとして、何十万ドルも支払った保護者もいた(略)</div><div>--------------------</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://toyokeizai.net/articles/-/271372" target="_blank">https://toyokeizai.net/articles/-/271372</a></div><div><br /></div><div>一流大の不正入学事件で露呈したアメリカの闇</div><div>富裕層でないと一流大学に進学しにくい</div><div>安井 明彦 : みずほ総合研究所 欧米調査部長 </div><div>2019/03/16 5:40</div><div><br /></div><div>3月12日、アメリカ連邦検察当局は、一流大学への不正入学を行った容疑で、33人の保護者を含む50人を訴追した。不正を仲介したウィリアム・リック・シンガー被告は、大学進学のための学力試験「SAT」や「ACT」といった標準テストでの不正や、本来であれば資格がないスポーツ推薦枠をコーチなどへの賄賂を使って利用するといった手口を使い、一人当たり40万ドルから120万ドルの報酬を得ていたという。訴追された保護者には、著名な女優や実業家等が含まれ、エール大学やスタンフォード大学、ジョージタウン大学といった一流大学が標的となった。</div><div><br /></div><div>不正を仲介したシンガー被告は、今回の手口を裏口(back door)ではなく、通用口(side door)と表現する。シンガー被告に言わせれば、一流大学への入学には、3つの入り口がある。正面入り口(front door)に堂々と出願するのが不安であれば、巨額の寄付金等を使って裏口に回ればいい。しかし、裏口は確実ではなく、費用もかさむ。そこでシンガー被告が案内したのが、割安で確実な「通用口」だった、というわけだ。</div><div>ここでいう裏口入学は、あくまでも合法的な手段である。訴追を行った検察当局の担当者も、「われわれが問題にしているのは寄付金ではない(中略)詐欺行為を問題にしているのだ」と述べている。図らずも、合法的な裏口の存在を認めた格好である。</div><div><br /></div><div>富裕層に有利に働くのは、寄付金だけではない。大学によっては、卒業生の子息であるという事実が、入学の際に有利に働く場合がある。一流大学を出て成功した暁には、同じ大学に進む足がかりを子息に与えられるわけである。</div><div>ハーバード大学では、学生の14%が卒業生を保護者に持つという。2009~2015年を平均すると、同大学に卒業生の子息が合格する割合は30%を超えており、それ以外の出願者の約6%を大きく上回る。2018年の調査によれば、私立大学の42%、公立大学でも6%が、保護者が卒業生であるかを合否判断の材料としている。</div><div><br /></div><div>アメリカの大学の競争は厳しい。上位ランクの確保は、死活問題である。2015年のアメリカでは、全体の約2割にすぎない倍率2倍以上の大学に、出願者の4割弱が集まった。『USニューズ&ワールド・リポート』誌のランキングにおける上位50校では、2029年までに出願者が14%増加すると見込まれる一方で、地元の学生が多い地方の4年制大学への出願者は、同じ期間に1割以上減少するという。</div><div><br /></div><div>アイビー・リーグなどの有名私立大学では、学生の約15%が所得階層で上位1%の家庭の子息である。これは、所得階層で下位50%の家庭の子息が占める割合(約14%)を、やや上回る水準だ。(略)</div><div>--------------------</div></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div>栄陽子の留学コラム</div><div>アメリカの大学で不正入学が発覚! その巧妙な手口とは?</div><div><br /></div><div><a href="https://www.ryugaku.com/sakaecolumn/huseinyugaku.html" target="_blank">https://www.ryugaku.com/sakaecolumn/huseinyugaku.html</a></div><div><br /></div><div>(略)</div><div>優秀なアスリートを捏造?</div><div>そこで、とある教育コンサルタントが目をつけたのが、スポーツでした。</div><div><br /></div><div>アメリカの大学スポーツは、チームが優勝したり活躍したりすると大変な宣伝効果がありますので、とくに大規模大学では、優秀なアスリートの獲得に力を入れています。</div><div><br /></div><div>とくにプロスポーツとしても非常に人気の高い野球やバスケットボール、アメリカンフットボールの試合は、プロを凌ぐほどの規模のスタジアムで行われ、全米でテレビ放映されて、とても盛り上がります。</div><div><br /></div><div>この教育コンサルタントは、入学希望者がまったくスポーツ経験がないにもかかわらず、高校時代にスポーツ選手として活躍したかのように見せる書類を捏造したということです。</div><div><br /></div><div>選手の首をすげ替える写真まで用意したようですから、相当なものです。大学のコーチや監督にも賄賂をたくさん渡していました。</div><div><br /></div><div>入学後は、病気やケガで選手として活躍できなくなったと言い訳するそうです。</div><div>SAT®などの共通テストには、試験会場の監督者を巻き込んで、替え玉受験をしたり、1つの試験会場にかかわる全員を巻き込んだりと、かなり芝居がかった大掛かりなやりかたをしていました。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第6節 米国では前途有望な若者が突然自殺する<br /></h4></div><div><br /></div><div><div>米国の大学は私立が国公立に対して優位にあり、日本とは逆だという話。</div><div>言われてみればその通りですが、なぜなのかは今まで深く考えたことがありませんでした。</div><div><br /></div></div><div>下の記事はやや古いのですが、ある時期の世界大学ランキングトップ30のうち半分の15が米国の大学です。しかし州立大は14位のミシガン大学と21位のカリフォルニア大学バークレー校だけで、あとは全部私立なのですよ。シカゴ大・ペンシルベニア大・カリフォルニア工科大まで私立だとは知りませんでした。名前聞いただけで州立だと勝手に思っていたのです。</div><div><div>--------------------</div><div><div><a href="https://blog.goo.ne.jp/la_old_september/e/9e05e84adafc52f7937e21a2fb38bd98" target="_blank">https://blog.goo.ne.jp/la_old_september/e/9e05e84adafc52f7937e21a2fb38bd98</a></div><div>世界大学ランキングの上位大学はどのくらいの予算規模を持つのか?</div></div><div>国立大学職員日記 / 2012-05-07 07:00:00</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><div><br /></div><div>米国の金持ちトップ50人の資産は2兆ドル(約220兆円)にのぼり、下位50%の1億6500万人分に匹敵するという記事です。</div></div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHVUFZDWRGGC01" target="_blank">https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-09/QHVUFZDWRGGC01</a></div><div>米金持ちトップ50人の資産2兆ドル、下位50%の1億6500万人分に匹敵</div><div>2020年10月9日 14:50 JST</div><div><br /></div><div>米国の金持ちトップ50人の合計資産額は、下位半分に属する米国民の富の合計とほぼ等しい。新型コロナウイルスは少数の億万長者が偏った恩恵を受ける経済の変化を加速させた。</div><div><br /></div><div> 米連邦準備制度理事会(FRB)がまとめた2020年上期末までのデータで、人種、年齢、社会的階層による著しい資産格差が浮き彫りになった。上位1%の富裕層の合計純資産額34兆2000億ドル(約3620兆円)に対し、下位50%(約1億6500万人)の資産額は合計2兆800億ドルにとどまり、全米の家計資産の1.9%にすぎない。</div><div><br /></div><div> 一方、ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、金持ち上位50人の合計資産は今年初めに比べ3390億ドル増え、約2兆ドルに達した。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div>米国の自殺率が上昇し、今では日本とあまり変わらないという記事。</div><div>--------------------</div><div><div><a href="https://forbesjapan.com/articles/detail/31177" target="_blank">https://forbesjapan.com/articles/detail/31177</a></div><div>2019/12/14 12:00</div><div>自殺が他殺を上回るようになった米社会の「病巣」</div><div><br /></div><div>アメリカでの自殺率が上がっている。人口10万人あたりで、何人自殺したのか、というのが一般的な指数のようだが、現在、アメリカの平均は人口10万人当たり13.7人の自殺率で、世界で34番目。日本はもう少し高く、14.3人で第30位だ。</div><div><br /></div><div>アメリカ疾病管理予防センターによると、この自殺率が、2007年から2017年の10年間で24%も上昇した。ことに10歳から24歳の青年層の自殺率にいたっては56%も上がったという報告が出され、アメリカ社会は驚きを持って受け止めている。</div><div><br /></div><div>青年層では他殺も増えており、こちらはとても重苦しいが、そちらのほうの増加率は18%と3分の1で、自殺率の増加だけ飛び抜けている。この状況について、同センターの統計士であるサリー・カーテン氏は、かつては殺人による死亡率が自殺率を上回っていたのに、この10年で逆転したと記した。</div><div><br /></div><div>いまや、自殺が事故死(自動車事故または薬物中毒などによる)に次いで2番目の死亡原因となり、アメリカ社会も戸惑いを隠せない様子だ。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div>米国では特に10-14歳の自殺率がきわめて高く、日本の10万人中1.3人に比べて米国4.45人と日本の約3.5倍にもなっています。</div><div><br /></div><div>「ソーシャルメディアで楽しそうな笑顔の写真を掲載していても、その実はどうしようもない不安や孤独感に襲われ、そこから逃れるために自傷行為や薬物乱用を繰り返すアメリカの若者はとても多い。」とのこと。米国人はやたら他人と「つながりたがる」人たちだなと感じていましたが、心の底では孤独なのかもしれません。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/nagano/2021/01/post-10.php" target="_blank">https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/nagano/2021/01/post-10.php</a></div><div>2021/01/27</div><div>アメリカの若者が直面する「タナトス」〜死への欲動〜</div><div><br /></div><div><br /></div><div> アメリカの自殺率はそんなに高くないイメージがあるが、実は10~24歳の自殺率は日本よりも高い。とくに10~14歳という思春期前期における自殺率がきわめて高く、日本の10万人中1.3人(自殺者数71人・2016年調べ)に比べてアメリカでは10万人中4.45人(自殺者数596人・2018年調べ)であり、日本の約3.5倍にのぼる。また、15~24歳という思春期後期~若年成人期における自殺率もアメリカでは10万人中14.25人(自殺者数6,211人・2018年調べ)で、日本の10万人中12.1人(自殺者数1,431人・2016年調べ)より2.15人(10万人中)多いという調査結果が出ている。</div><div><br /></div><div>ソーシャルメディアで楽しそうな笑顔の写真を掲載していても、その実はどうしようもない不安や孤独感に襲われ、そこから逃れるために自傷行為や薬物乱用を繰り返すアメリカの若者はとても多い。肥大化するタナトスに対処するには、それを否定して見ない振りをするのではなく認める事、「正しくない」と裁くのではなく理解しようとする事、そして、自分自身を許してただ受け入れていいんだと繰り返し自分に伝える事だろう。そうして、少しずつ希望や安心感が出てきたら、「死への欲動(タナトス)」は生きたいという「生への欲動(リビドー)」に変わっていく。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第7節 不満が頂点に達した韓国の先行事例</h4></div><div><div style="text-align: left;"><div><br /></div><div>韓国ではいつの間にか大学入試で推薦が7割となり、ソウル大学などは8割とのこと。日本の内申書にあたる「学生簿」に高校生がものすごく蹂躙されてしまうと書いてあります。まあ先生が進学先を決めるわけですから、そうなりますよね。そして不満が高まった結果、文在寅大統領は日本のセンター試験にあたる「定時枠」を拡大する方針に転換したということです。</div><div><br /></div></div><div style="text-align: left;">--------------------<br /><div><a href="https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68151?imp=0" target="_blank">https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68151?imp=0</a></div><div>文在寅大統領も頭を悩ます…韓国の大学受験「7割が推薦」の深き闇</div><div>格差は拡大、なんだか日本と似ている…</div><div>2019/11/02</div><div>伊東 順子</div><div><br /></div><div><br /></div><div>しかし、私がもっとも注目したのは、この「学生生活記録簿」(以下、「学生簿」)の件だ。それが今の韓国の高校生にとってどれだけ重圧になっているか。それこそが大きな問題だと感じているからである。</div><div><br /></div><div>それにはまず、韓国の大学入試制度についての認識を改めなければいけない。韓国は日本とは違って、「推薦入学」の比率がものすごく高い。それは大学によってばらつきがあるが、平均して約7割が推薦枠。つまり入学者の7割が試験ではなく書類選考(分野によっては実技)で決まってしまう。</div><div><br /></div><div>国公立大学もまったく同じである。むしろトップ校の方がその比率が高いともいわれ、<span style="color: #2b00fe;"><b>ソウル大学ではそれがが8割</b></span>にも達する。</div><div><br /></div><div>もともと、テストの点数に偏りがちな大学入試制度を改革し、受験生の負担を減らすのが「随時募集」の目的だった。ところが、実際に行ってみたところ、逆にこれは公平性を欠くのではないかという指摘が上っていた。</div><div><br /></div><div>それとともに、今回の件で明らかになったのは、高校生と教師たちとの関係だ。この「学生簿」に高校生がものすごく蹂躙されてしまう。冒頭の高校生グループが、「その作成が終わった後」で学校への抗議行動を起こしたのは、教師たちのもつ権力が恐ろしいからだ。「学生簿」にどのように書かれるか。それを心配しながらの高校生活は非常に厳しいものになるのではないか。</div><div><br /></div><div>文在寅大統領は、この大学入試における不公平・不透明さをどのように考えているのだろうか。</div><div><br /></div><div>驚いたのは10月22日の国会施政演説で、<b><span style="color: red;">大統領が突然「定時枠の拡大」を表明</span></b>したことだ。教育改革も文政権にとって重要な課題の一つだが、こんな具体的なことを大統領が突然言うのには驚いた。そもそも大統領は「随時論者」だったはず。もちろん、「随時」の欠陥はずっと問題にしてきたようだが、それにしても突然だった。(略)</div>--------------------</div></div><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;">韓国の大学入試制度については、このあたりを参考にしました。</div><div style="text-align: left;"><div>--------------------</div><div>http://koreanlife.org/2019/06/06/university/</div><div>【韓国在住ママ必見】韓国の大学入試制度はこうなっている!(大学入試編)</div><div>2021.02.18</div><div><br /></div><div>推薦(수시)or 大学修能試験(정시)?</div><div><br /></div><div>韓国でスヌン(大学修能試験)の日には受験生が遅刻するとパトカーで乗せて行ってくれたり、出勤時間をずらす会社もあるほど、韓国でスヌンは一大イベントですよね。</div><div>それが近年変わりつつあるのです!</div><div><br /></div><div>下のグラフは2020年度、2021年度の大学入試の募集人数です。</div><div>ほとんどの受験生が推薦で大学に行くことがわかります。</div><div>大学修能試験を受ける人は少なくなっているのです。</div><div><br /></div><div>実際は修能試験を全く受けないのではなく、修能試験と推薦のどちらも受けていて、結果的に推薦で行く人が多いというのが現状です。(略)</div><div>--------------------</div><div><br /></div><div><br /></div><div><div>韓国人が語る韓国の推薦入試の実態。</div></div><div>「偉い人の裏口入学として使われている」とぶっちゃけています。</div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://www.youtube.com/watch?v=HyH0S2oN1X8" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=HyH0S2oN1X8</a></div><div>韓国は推薦入試が8割【裏口入学・何かに秀でること】</div><div>2020/06/01</div><div>韓国のふーみんことカリスさんが韓国の推薦入試事情を語りました。日本も推薦重視に変わると予想するその理由とは?(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-80294755000712475112021-03-30T17:48:00.016+09:002021-04-02T13:31:36.803+09:00参考資料等(中学受験)第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる<h3 style="text-align: left;"> 第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる</h3><p><br /></p><h4> 第1節 推薦・AO入試拡大は主に「少子化に悩む大学側の事情」<br /></h4><div><br /></div><div>大学が推薦AO入試を増やしてきた理由のひとつには、定員割れを起こして経営難に陥っている私立大学のニーズがありました。</div><p>--------------------</p><p><a href="https://aoaoi.jp/information/post-16465/" target="_blank">https://aoaoi.jp/information/post-16465/</a></p><p>【徹底解説】大学が総合型選抜に注目するのはなぜ ?</p><p>2020年11月24日 最終更新日: 2020年12月3日</p><p>AO入試は、1990年に慶應義塾大学がはじめて導入し、1991年の大学設置基準の改正をきっかけに、大学改革の一環として2000年ごろから急増した入試選抜方法です。2020年度からは『高大接続改革』により「総合型選抜」と名称が変わりました。</p><p>ここまで、大学が総合型選抜に注目する理由を大きく三つ取り上げました。一つ目の理由は、学力試験だけでは測れない、生徒の人柄やがんばりに注目しているからです。二つ目の理由は、大学側は自分の大学の方針に合う、やる気のある生徒を入学させたいと考えているからです。そして、三つ目の理由は、定員割れを起こして経営難に陥っている私立大学を中心に、確実に学生を確保したいと考えているからです。</p><p>(略)</p><p>--------------------</p><div><br /></div><h4 style="text-align: left;"> 第2節 長期的には「入試形態による学力格差」と「学力が高い生徒が上位校に行けないパラドクス」が起こる</h4><h4> 第3節 アメリカ型産業と教育システムへの過渡期<br /></h4><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;">日本の大学入試はアメリカのアドミッション制度に近づこうとしているのではないかという記事。「<b style="color: #2b00fe;">将来性をより的確に評価</b>」って、凄いこと言ってるなと思います。「言うは易し」ですが、どこまでやるんですかね。私は人間が他人を評価する能力に懐疑的なのですが、まあ「やってみなはれ」と言うしかありません。</div><div style="text-align: left;"><br /></div><div style="text-align: left;">--------------------<br /><div><br /></div><div><a href="https://www.us-lighthouse.com/study/education/entrance-exam-latest-trend-of-university-in-america.html" target="_blank">https://www.us-lighthouse.com/study/education/entrance-exam-latest-trend-of-university-in-america.html</a></div><div><br /></div><div>アメリカの大学入試制度と最新動向</div><div><br /></div><div>将来性評価の進化</div><div><br /></div><div>アメリカの大学は、入学者選抜において学生の将来性を重視しますが、アメリカの難関大学が「コアリション」という新しいアドミッション・システムを採用し、入学者選抜における将来性評価が新たなステージに進みました。現状のアドミッション(入学審査)では、大学は限られた情報を基に短期間で受験生を評価しなければならないので、学生の将来性を的確に判断しにくいのが難点です。これに対して、<span style="color: red;"><b>コアリション</b></span>では、アドミッションが長期にわたって学生の評価を行うことが可能となります。</div><div><br /></div><div>コアリション・アプリケーションの採用を決めた95校のうち、半数近い46校が2016~2017年度のアドミッションに準備が間に合わず使用できませんでしたが、2017~2018年度では全ての大学でコアリションでアプライできるようになります。</div><div><br /></div><div>アドミッションにおいて人物評価をより重視するという傾向が強まる中、ACTやSATのスコア提出を任意とするテスト・オプショナルという制度を導入する大学が増えてきています。例えば、オースティン・カレッジも2017年度から新たにテスト・オプショナルを導入する予定で、この流れは今後も続くことが予想されます。</div><div><br /></div><div>社会に出た時に求められる能力を基準に学生を評価できるようにするという高大接続改革の目標は、将来性評価を基本とするアメリカの大学のアドミッション(入学審査)に通じるものがあります。つまり、日本の大学入試は、アメリカのアドミッション制度に近づこうとしていると考えられます。</div><div><br /></div><div>アメリカの大学のアドミッションは、<span style="color: #2b00fe;"><b>将来性をより的確に評価</b></span>するために、学力以外の評価も重視しています。エッセイを通じて人間としての成長を評価したり、スポーツやボランティア等の課外活動への取り組みを評価したりすることにより、受験生の将来性を多角的に判断します。将来自らの力で人生を切り開いていく能力のある学生を、アメリカの大学は高く評価するのです。日本の高大接続改革では、将来性を「生きる力」という言葉で表しています。日本が取り組んでいるのは、単なる入学者選抜改革だけではなく、高校教育改革と大学教育改革も併せた一体的改革です。そして、この一体的改革の目的は、高校、大学教育を通じて「生きる力」を育むことなのです。文科省は「確かな学力」「豊かな人間性」「健康・体力」を総合した力が「生きる力」だと定義しています。(略)</div>--------------------</div><div><br /></div><div><h4> 第4節 「バランスの取れた人材」から「バランスの取れたチーム」へ。過渡期に起こる問題<br /></h4></div><div><div><br /></div><div>東京理科大が推薦入試組と一般入試組の学力格差を公表したことに関して書かれた2015年の記事。東京理科大は留年率の高さがネタになる学校なので、「厳しい愛のムチ」といったところ。しかしこれほどの差があると想像できた人は少なかったのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div>--------------------------</div><div><a href="http://netgeek.biz/archives/34175" target="_blank">http://netgeek.biz/archives/34175</a></div><div>【衝撃】東京理科大学が基礎学力テストの結果を公開して推薦入試組を公開処刑!「推薦の学生は極めてXXだから対処が必要」</div><div>netgeek 2015年4月15日</div></div><div><br /></div><div><div>東京理科大学の教育開発センターは調査報告書(PDF)にて、「推薦入試者は一般入試者よりも極めて基礎学力が低いので対処が必要」と結論付けるデータを公表した。</div><div><br /></div><div>「FD通信」は東京理科大学の授業満足度や学生の生活実態を報告する報告書だ。</div><div><br /></div><div>ネット上で公開されているため、誰でも簡単に閲覧することができる。さて、このFD通信の中に衝撃的な報告があることがnetgeek編集部の調査により明らかになった。</div><div>学生に対して基礎学力テストを施し、データを分析した東京理科大学。その結果、推薦入試組と一般入試組とでは正答率に大きな違いがあることが分かった。数値を見ると…うわああああああああ!これはひどい!!!</div><div><br /></div><div>これは誤差では済まされない大きな学力差だ。文構成問題に関してはなんと正答率で約2倍もの差がついてしまっている。推薦入試組の学力がここまで低かったとは驚き…。</div><div>このデータに対して東京理科大学は「インパクトのある結果なのでリメディアル教育(学習の遅れた生徒に対して行う補修教育)を施すことが急務。推薦入試組もなんとか大学の講義についているレベルまで引きあげないと社会に旅立ちできない…」と結論づけた。</div><div><br /></div><div>これは辛辣な講評だ。東京理科大学はカリキュラム、授業ともに非常に厳しいことで有名で留年率が日本一高い大学と言われている。(略)</div></div><div><div>--------------------------</div><div><br /></div></div><div><br /></div><h4> 第5節 学力が高い生徒が上位大学に入ない!<br /> 第6節 「学歴フィルター」の信頼性は下がる<br /> 第7節 「私立大の定員厳格化」で混乱に拍車<br /></h4><p>「一般入試の定員削減」と「私立大の定員厳格化」により私立大の一般入試が難化し、超進学校の生徒がGMARCHを受けるようになったという記事。</p><p>また「指定校推薦やAO入試などを積極的に活用した一般クラスの方が、最終的に特進クラスの進学成績を上回る」という逆転現象も起きているようです。</p><p>--------------------</p><p><a href="https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63635" target="_blank">https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63635</a></p><p>「A判定でも落ちる…」今年も私大入試の難化が止まらなかったワケ</p><p>背景に、受験事情の変化アリ</p><p>田中 圭太郎</p><p>(略)</p><p>2019年の大学入試の結果がほぼ出揃った。ここ数年、私立大学の難化が指摘されているが、「今年もさらに難化した」との声が教育関係者から上がっている。</p><p>難化の背景には、文部科学省が進める「<b><span style="color: red;">入学定員管理の厳格化</span></b>」がある。大学が定員を大幅に超過して入学させた場合は「私立大学等経常費補助金」を交付しないとして、この超過率の基準を2016年から段階的に引き下げてきた。</p><p>ただ、2019年は前年と同じ基準だったため、今年は難化に歯止めがかかるのではと期待されていた。しかし、結果的には受験生にとっては厳しい状況が生まれたという。その原因を取材した。</p><p>(略)「A判定」でも受からない</p><p>大学入試がほぼ終わりを迎えた3月中旬、東京の某中堅私立高校からは、こんな声が聞こえてきた。</p><p>「今年は志望校に受からないばかりか、大手予備校の模試でA判定が出ていた大学にも全く受からないケースが続出しました。私立大学の文系学部の難化はこれまで経験したことがないほどで、大変なショックを受けています。難関大学に限らず、全体的に私立大学が難化しているのではないでしょうか」</p><p>(略)「中堅クラスの進学校では、特進クラスの生徒はほとんど一般入試で受験をします。しかし、今年は、指定校推薦やAO入試などを積極的に活用した一般クラスの方が、最終的に特進クラスの進学成績を上回る、というケースも出てきているようです」(略)</p><p>--------------------</p><div><br /></div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://webronza.asahi.com/science/articles/2019112600002.html" target="_blank">https://webronza.asahi.com/science/articles/2019112600002.html</a></div><div>私大定員厳格化がひきおこした大学受験の大混乱</div><div>現在進行形で起きている激変によって懸念される深刻な影響</div><div>2019年11月29日</div><div><br /></div><div>「入試倍率100倍」の衝撃</div><div><br /></div><div> 私たちがその異変をはじめて知ったのは、去年の6月のことであった。その日、私の勤務校を訪れた県内のある私立大学の方から、驚きの言葉が飛び出した。</div><div> 「実は、この3月の入試で倍率が3桁になってしまって・・・・」</div><div><br /></div><div> それはまさに桁違いの衝撃であり、にわかには信じられなかった。その後、来校された他の大学の方々からも同様の報告がいくつもあった。さすがに3桁の倍率は他にはなかったが、その年の一般受験では、遅い時期の入試ほど例年にない高倍率になっていたことがわかった。</div><div><br /></div><div> 原因として大学の方があげたのが「私立大学の入学定員管理の厳格化」の影響である。さらに情報を集めていくと、その影響は単に入試倍率の異常な高騰だけにとどまらず、大学と入学生のミスマッチによる多数の中退者を発生しかねない深刻な問題につながっていることがわかってきた。</div><div><br /></div><div>(略)「金で大学を縛る」文科省の政策</div><div><br /></div><div> 「私立大学の入学定員管理の厳格化」(以下、定員厳格化)とは、大都市圏の大規模私立大学に学生が集中している状況を改善するため、文科省が2016年度から始めた政策である。</div><div> 私立大学の予算には国から交付される助成金が含まれており、その額は大学にもよるが、平均して大学の年間収入額の1割前後にもなる。定員厳格化は、所定の枠を超えて入学させる大学に対してその助成金を交付しないという、いわば「金で大学を縛る」政策なのである。</div><div> 大規模私立大学(定員8千人以上の大学)においては、2015年度以前は入学者が定員の1.2倍未満であれば助成金が交付された。それが、16年度は1.17倍、17年度は1.14倍、そして18年度は1.10倍と、段階的に厳格化が進行してきた。</div><div> 19年度(現3年生の入試)では、当初1.0倍となる予定であったが、それまでの3年間の措置により一定の効果が見られたことから、1.10倍に据え置かれることになった。これで定員厳格化の影響がなくなった、のではない。厳格化だけを見れば前年度と同じ状況が継続している。さらに、翌年度は新入試制度になることから、浪人を避けて現役合格にこだわる受験生の超安全志向により、入試の混乱は前年度より悪化しているのである。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div>3月も終わりだと言うのに追加合格が次々に届いたり、待っていても来なかったりで阿鼻叫喚の掲示板の様子です。しかし追加合格が8000人とか4000人とは、凄い数字ですね。これでは「一般受験はリスクが高い」と思う人が増えてしまうのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div><div>--------------------</div><div>今年の補欠合格が狂ってる件:浪人生掲示板 受験BBS</div><div> [1]名無しさん sp/iPhone ios13.3.1</div><div> 2020/03/24 20:57</div><div>3月の最初の方の時点で全落ちだったのに今になって3つの大学を天秤にかける事態になった。</div><div>各大学のbbsみたら追加合格候補が出てる中で不合格表示だったのに合格になってる人がいたり繰り上げの量が異常なところがあったりする。</div><div>一言で言うと、文科省ふざけんな。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>[6]名無しさん PC/Firefox</div><div> 2020/03/25 10:23</div><div>うーん、</div><div>各大学はせめて、合格発表を何回かに分けて実施することと、それぞれの発表日を事前に公表してほしい。</div><div>たとえば慶應は補欠のランクが知らされるだけで、あとは毎日ひたすら待たされ、結局3週間後に繰り上げ無しで終わったりしてる。</div><div>慶応の掲示板を覗くとまさに生き地獄。</div><div>同志社なんかは補欠合格発表日があらかじめ決まっていて、とりあえず色々と計画することができるので遥かにマシ。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>[10]名無しさん sp/iPhone ios13.3.1</div><div> 2020/03/25 17:03</div><div>立命館は今日だけで追加合格が800をこえた</div><div>ID:MzE5ODA1Z</div><div>9 1</div><div> [11]名無しさん sp/iPhone ios13.3.1</div><div> 2020/03/25 17:05</div><div>明日は去年追加合格が4000人をこえた東洋の追加合格の最終発表日</div><div>今年は果たして何人追加合格となるのだろうか</div><div><br /></div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><h4> 第8節 大学附属の「オプション価値」はますます高くなる</h4><p>大学に進める附属高校に進学したものの、結局は外部受験をして早稲田に合格した人の体験談。途中で志望が変わった場合、そのような高校から外部受験を目指すのは不利であると書いてあります。しかしそれでも私は、<span style="color: #2b00fe;"><b>大学に進むことができる附属のオプション価値は高い</b></span>と考えます。もし進路が途中で変わった場合にも、こうして対応できるわけですから。ただしそれは普通のことではないので、強い意思と努力が必要になるということですね。</p><p>--------------------</p><p>実録:附属高校に進学したにも関わらず外部受験を決意し、早稲田に合格した私が伝えたいこと</p><p>2020/04/10</p><p><a href="https://manavo.jp/no141/" target="_blank">https://manavo.jp/no141/</a></p><p>注意!附属に進学した私が戸惑った3つのこと</p><p>学歴欲しさに大学附属校を選ぶのは危険かも?志望が変わる可能性もある</p><p>学校のサポートは薄い・・・。受験の情報戦に遅れをとってしまう</p><p>周りの環境は受験とは無縁の独特な雰囲気。確固たる強い意志が不可欠(略)</p><p>--------------------</p><div><br /></div><p><br /></p><p>アメリカには大学付属高校というものがない、という記事。</p><p>--------------------</p><p>栄陽子 留学研究所</p><p><a href="https://www.ryugaku.com/faq/question/entry/id/119" target="_blank">https://www.ryugaku.com/faq/question/entry/id/119</a></p><p>アメリカには大学付属高校というものはありますか?あれば高校留学を検討したいのですが・・</p><p>アメリカの高校への留学を考えています。将来はそのままアメリカの大学に進学することを希望していますが、それならば大学付属の高校に行ってもいいかもしれないと思っています。そもそもアメリカには、大学付属高校というものはあるのでしょうか。</p><p>アメリカには、大学付属高校というものはありません</p><p>アメリカには、大学付属高校というものはありません。かつては、とくに名門私立大学が、その予科部門として高校を設立したということはありましたが、現在では大学に「付属する」かたちで成り立っている高校はありません。したがってそのような形態の高校留学はむつかしいです。(略)</p><p>--------------------</p><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-40238445819592059012021-03-30T17:48:00.010+09:002021-04-01T01:33:35.810+09:00参考資料等(中学受験)第13章 高校受験と内申書(調査書)問題<h3 style="text-align: left;"> 第13章 高校受験と内申書(調査書)問題</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 内申書評価への不信感<br /> 第2節 担任ガチャに当たるか外れるか<br /> 第3節 内申美人と内申ブス<br /> 第4節 もともと受験戦争を回避するためだった内申書<br /><br /></h4><div><div>内申書はもともと、受験戦争を回避するため戦前(1927年と1939年)に導入されたというおおたとしまさ氏の記事。しかし<b><span style="color: red;">ブラックボックス化</span></b>して大混乱の末に失敗したと書いてあります。人が人を評価するって大変ですよね。ペーパーテストだけで済めば楽で公平にも思えるのですが。</div><div><br /></div><div>そして日本の教育制度はもともと中高一貫だったので、今の形態は「中高分離校」と呼ぶ方が正しいとのこと。これは知りませんでした。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div><a href="https://president.jp/articles/-/14867" target="_blank">https://president.jp/articles/-/14867</a></div><div>2015/03/25 8:00</div><div>「開成」「灘」が名門校になった理由</div><div>PRESIDENT Online</div><div>おおた としまさ</div><div><br /></div><div>つまり戦前にはすでに、現在の中学受験に相当する旧制中学受験があり、現在の大学受験に相当する旧制高校受験があった。現在の高校受験に相当するものはなかった。実はこれが世界標準である。日本の高校受験のようなものは先進国の教育制度においてはほとんどない。もともと初等教育(小学校)と高等教育(大学以上)の間の中等教育は、それはそれでひとくくりにされるのが一般的だ。</div><div><br /></div><div>ちなみに、中学受験があまりに熾烈だったため、中学受験ノイローゼのような小学生が増えたことがたびたびあった。そのため<b><span style="color: #2b00fe;">文部省(当時)は、1927年と1939年にそれぞれ、中学入試における学科試験禁止の通達を出している</span></b>。代わりに小学校からの報告書、人物考査、身体検査によって選抜を行うよう指示した。現在議論されている大学入試改革の方向性とそっくりである。</div><div><br /></div><div><b><span style="color: #2b00fe;">しかしいずれも大混乱を招いただけで、数年のうちにペーパーテストが復活した。</span></b>改革は、なぜうまくいかなかったのか。そのことについては、拙著『名門校とは何か?』をご参照いただきたい。</div><div><br /></div><div>「中高一貫校」というと、中学と高校を無理矢理接続した学校のように聞こえるが、実は、もともと1つだった中等教育のための旧制中学を真ん中で分断してしまったものが、現在の中学と高校なのだ。つまり「中高一貫校」と言うより「中高分離校」と呼ぶ方が、経緯的には正しい。</div><div><br /></div><div>もともと12歳から17歳の生徒が在籍した旧制中学が、15歳から18歳の生徒を抱える新制高校に改組したため、下2学年分の生徒は居場所を失う。そこで、多くの新制高校では臨時の救済処置として期間限定の附属中学を設立し、彼らが新制高校に入学するまでの時間稼ぎをした。しかし同時に、学区制が敷かれたため、遠方から通う生徒は、せっかく受験して合格した公立進学校を追い出され、地元に新しくできた中学に編入されてしまうことがあった。</div><div>そこで灘は、神戸一中をはじめとする県下の公立進学校の生徒たちを無試験で迎え入れるという施策に打って出る。このことによって、学制改革の煽りを食った優秀な生徒たちをごっそり集めることに成功した。まさに彼らが華々しい大学進学実績を残し、灘は県下のトップ校の地位に躍り出たのだ。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><div>--------------------</div><div><a href="https://news.yahoo.co.jp/byline/otatoshimasa/20191128-00152713/" target="_blank">https://news.yahoo.co.jp/byline/otatoshimasa/20191128-00152713/</a></div><div><br /></div><div>「大学入試改革」は「中学入試改革」に学べ!すでに首都圏の約半数の中学で思考力型入試を実施</div><div>おおたとしまさ | 育児・教育ジャーナリスト</div><div>2019/11/28(木) 9:18</div><div><br /></div><div>良かれと思って実行した施策がまったく思わぬ形でネガティブな効果をもたらすことはよくある。</div><div><br /></div><div>記憶に新しいところではいわゆる「ゆとり教育」にともなう混乱であり、1979年の「共通一次試験」開始による大学の序列化であり、東京都においては1967年の「学校群制度」によって都立高校離れが生じたという事例もある。1961年には、現在の「全国学習到達度調査(通称:学テ)」に相当する「全国中学校一斉学力調査」が実施されたが、結局地域間競争の道具とされてしまい、1966年には中止が決定された。1927年と1939年には旧制中学の入試で学科試験が禁止されたが、むしろ入試の<b><span style="color: red;">ブラックボックス化</span></b>が進み、結局元に戻った……などなど。</div><div><br /></div><div>教育とは、ひとを育てる営みであり、それ自体が生き物のようなものだ。生き物は急には変われない。一気にOS(オペレーティングシステム)を変えられるコンピュータやスマホとはそこが違う。しかし生物は、変化が多様で遅い代わりに恒常性が働きやすく、変化に伴うバグを自ら然るべき形で修復できる。(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><h4> 第5節 内申書偏重は「圧政」につながる<br /> 第6節 「良い子でなくてはならない」強迫観念<br /> 第7節 それでも解消されない「学校間の評価格差」<br /></h4><p>神奈川県で内申書が相対評価になってしまったことにより、学力の高い中学生たちが相応の高校に進めなくなった<span style="color: red;"><b>横国鎌倉中内申書事件</b></span>の概要です。この事件は当時県下一の進学校であった湘南高校の大学進学実績にも影響を与えたとされています。</p><p>--------------------</p><p><b style="text-indent: 13.95pt;"><span face=""Verdana","sans-serif"" style="background: white; font-size: 9.5pt;"><a href="https://tinyurl.com/yy8vjhsx" style="text-indent: 13.95pt;">https://tinyurl.com/yy8vjhsx</a></span></b></p><p>横浜国立大学附属鎌倉中学校内申書事件</p><p>出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』</p><p>横浜国立大学附属鎌倉中学校内申書事件(よこはまこくりつだいがくふぞくかまくらちゅうがっこうないしんしょじけん)とは、1976年(昭和51年)に横浜国立大学附属鎌倉中学校で起きた内申点をめぐる事件。 </p><p><br /></p><p>横浜国立大学附属鎌倉中学校は、当時県下一の進学校として知られていた神奈川県立湘南高等学校へ毎年50〜60名程度の合格者を出しており、名門校である県立湘南高等学校への登竜門として知られ、優秀な生徒が集まっていた。このような一般の公立中学校より突出して多い合格者数に県議会やマスコミなどからの批判が高まり、「平等」や「公平」の名の下、鎌倉中学校で内申点の評価方法として使われていた絶対評価を改め、当時の公立中学校と同じ相対評価とするよう圧力がかかった。</p><p>しかし、学力上位層ばかりが集まる鎌倉中学校では、相対評価による内申点換算では公立中学と比べて著しく不利となってしまうことは自明であり、神奈川県で実施されていたアチーブメントテストでの点数が満点にもかかわらず、評価が1となってしまうなどの事態が急増した。</p><p>この結果、鎌倉中学校から実力相応の公立高校へ進学することは困難となり、県立湘南高等学校も激減[1]。県立湘南高等学校は、鎌倉中学校から入学した優秀な生徒が県下トップの東京大学合格者数を支えていたという事情もあり、次第に県立湘南高等学校の進学実績は衰退。学区の縮小や高校百校新設計画によるベテラン教員の流出なども追い討ちをかけ、神奈川県の公立高校の地盤沈下の一因にもなった。</p><p>^ 1975年に67名、1976年に65名いた県立湘南高等学校への進学者が、1981年に17名、1982年には14名と大幅に減っている。</p><p>(略)</p><p>--------------------</p><h4> 第8節 内申・推薦に「向く生徒」「向かない生徒」<br /> 第9節 内申書競争を避ける3つの方法</h4><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-35269887949599566342021-03-30T17:47:00.001+09:002021-04-01T10:17:06.664+09:00参考資料等(中学受験)第10章 中高一貫はなぜ有利か<h3 style="text-align: left;"> 第10章 中高一貫はなぜ有利か</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 大学受験の必勝法は「中高一貫」で「英数の先取り」<br /> 第2節 理社の細かい知識は高2から詰め込む<br /> 第3節 上下11年の濃密な人間関係<br /> 第4節 体育祭・文化祭・組織運営と学閥<br /> 第5節 中だるみの時期を有効に過ごす<br /> 第6節 ずっと「たるみっぱなし」の生徒もいる</h4><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-50547443664934605302021-03-30T17:45:00.006+09:002021-04-01T09:44:59.288+09:00参考資料等(中学受験)第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」<h3 style="text-align: left;"> 第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 0点はありえないが満点も難しい<br /> 第2節 国語の基礎知識は「習慣」で身につける<br /> 第3節 模範解答が正しいとは限らない<br /> 第4節 大きな差がつく「読解力」「記述力」<br /> 第5節 「読解力」「記述力」も遺伝する<br /> 第6節 国語力も学歴・所得・社会階層に直結する<br /> 第7節 国語が「できる人」は、「できない人」にどう教えて良いかわからない。<br /> 第8節 出題されそうな本を読んでも意味がない</h4><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-58315425623793349532021-03-30T17:45:00.005+09:002021-03-31T17:23:49.270+09:00参考資料等(中学受験)第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」<h3 style="text-align: left;"> 第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 数学は若い方が有利な「徹底した積み上げの学問」<br /> 第2節 算数が得意な子は高い地位に就き高給取りになりやすい<br /> 第3節 中学受験は算数(強S型)で決まる<br /> 第4節 しかし算数が難しすぎると他科目で決まってしまう<br /> 第5節 単位を意識し、数字や式の意味を考える<br /> 第6節 算数を「言語パターンマッチング」で教えるのは危険</h4><div><br /></div><div><div>算数をパターンマッチング化する<span style="color: red;"><b>「くもわ」「はじき」の法則</b></span>への強い批判。</div><div><br /></div><div>みな同じように心配しています。</div><div><br /></div><div><div>砂___の___女(ゆるふわ主婦)</div><div>@vecchio_ciao</div><div>·</div><div>2018年4月11日</div><div>知人が「次女(高2)が数学の文章問題ができない。問題の最後までしっかりと読んで、何を問われてるかが理解できない。発達障害では?」と言うので、いろいろ詳しく話を聞いてみたが、どう考えても小中学校でのパターンマッチング教育の犠牲者としか思えない件。</div></div><div><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3" target="_blank">https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3</a></div><div><br /></div></div><div><br /></div><div><div>類似の方法で、高校の科学で<span style="color: red;"><b>「モルグリコ」</b></span>というものもあるそうです。</div><div><br /></div></div><div><div>いだっち</div><div>@tmhrid</div><div>2年前だったか、どっかの教科書会社がまとめた実践報告の中に「モルグリコタワー」というのがあった。内容は、速度計算における「はじき」の物質量バージョンなんだが、「世も末だな」と思ってスルーしてたら、2週間後、これを実践しようと思ってるって話が隣の教員から出た。「世も末だな」</div><div>午前8:57 · 2016年11月13日·Twitter for iPhone</div></div><div><a href="https://twitter.com/tmhrid/status/797589194805653504" target="_blank">https://twitter.com/tmhrid/status/797589194805653504</a></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-73450084489736655762021-03-30T17:44:00.005+09:002021-03-30T21:52:40.677+09:00参考資料等(中学受験)第5章 科目別学習曲線と優先順位<p> 第5章 科目別学習曲線と優先順位</p><p><br /></p><p> 第1節 受験教科ごとの特性。まず何からやるべきか?</p><p> 第2節 「理社が得意」は勉強の適性あり。マニアックな子供をどう育てるか</p><p> 第3節 「受験は暗記」と考えては難関校に太刀打ちできない</p><p> 第4節 学習曲線の特徴「積み上げ型教科」と「独立型教科」</p><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-656829521147757234.post-43298717188989508002021-03-30T17:43:00.007+09:002021-03-31T20:30:27.643+09:00参考資料等(中学受験)第3章 「中学から本気出す」では出遅れる<h3 style="text-align: left;"> 第3章 「中学から本気出す」では出遅れる</h3><p><br /></p><h4 style="text-align: left;"> 第1節 学力は小学校高学年で大体わかる<br /> 第2節 「受験は課金ゲーム」は半分当たっているが<br /> 第3節 脳は6歳までに9割できあがり、12-16歳で完成する<br /></h4><div><br /></div><div><span style="color: red; font-size: medium;"><b>「スキャモンの発育発達曲線」</b></span>の図は、ここからいただきました。</div><div><br /></div><div><div><a href="http://sportscoaching.blog72.fc2.com/blog-entry-124.html">http://sportscoaching.blog72.fc2.com/blog-entry-124.html</a></div><div>カナダでスノーボードとコーチング</div><div>2010/05/04</div><div>才能?努力?環境? ①</div><div>Category : スポーツを通して「人」を育てる</div><div>人間はそれぞれ「才能」、また得意不得意を持っています。</div><div>「努力」でカバーされるところもあると知っていますが、大抵の人が「パフォーマンス力」は人間の生まれ持っての「才能」に起因していると感じていませんか?</div><div><br /></div><div>しかし、実は子どもの頃の「環境」が大いに「パフォーマンス力」に影響していると言われたらどう思いますか?</div><div>私が今回お話しすることを初めて知ったときには大いにショックを受けました。</div><div>私が抱えている選手や子どもたちに対して、また自分の子供の頃のことを振り返って様々と考えさせられました。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>ではまず、今回の話の柱になる「スキャモンの発育発達曲線」をご紹介しましょう。(略)</div></div><div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第4節 スキル習得に最も大事な「ゴールデンエイジ」<br /> 第5節 学力にもスポーツのような「育成理論」と「トレーニングメニュー」がある<br /> 第6節 子供の成熟が2年早まり、人生の分岐点も早まった<br /> 第7節 知力を高めて「仕事のプロ」になれば何兆円でも稼げる時代<br /> 第8節 進化する知力・学力の育成メニュー<br /></h4></div><div><div><br /></div><div><div>エビングハウスの忘却曲線が多くの人に誤解されているという記事。</div></div><div><br /></div><div>グラフの解釈が間違っているだけで、長期記憶には最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが大事という結論は変わりません。</div><div><br /></div><div>--------------------</div><div>エビングハウスの忘却曲線 誤解と本当の意味</div><div>投稿日:11/21/2018</div><div><br /></div><div><a href="https://zooming.jp/forgetting-curve/" target="_blank">https://zooming.jp/forgetting-curve/</a></div></div><div><div><br /></div><div>(略)忘却曲線は「忘れやすさ」を示したグラフではない</div><div><br /></div><div>世間一般に広まっているエビングハウスの忘却曲線の説明によれば、人間は1時間後には覚えたことの56%を忘れてしまうことになります。インターネット上にある多くの記事やブログを見ても、同じようなことが書いてあり、グラフの縦軸を「記憶の残っている量」として表現しています。</div><div><br /></div><div>そんなことを言われても私たちの日常の感覚とかけ離れているので違和感を覚えます。もしこれが本当なら昼間に考えた夕飯の献立を、夕方にスーパーで買い物している間に忘れてしまうことになります。そんなことが毎日起こっていたらまともな生活ができません。おそらく元ネタの情報が間違っていることに気づかずに参考にしてしまったのでしょう。</div><div><br /></div><div>確かに人間は忘れる生き物です。昨日初めて会った人の名前が思い出せなかったり、昼食で何を食べたかを忘れてしまうことは誰にでもあります。その一方で私たちは、面白い映画のストーリーならば忘れずにずっと覚えていられることだってできてしまいます。もし世間で広く流布している忘却曲線の説明が本当ならば、すごく面白いと思った映画のことすら1日後にはほぼ忘れ去ってしまうことになります。</div><div><br /></div><div>(略)実は海馬が情報を一時的に保存しておく期間は、約30日間だということが分かっています。30日を過ぎると短期記憶の中から放り出されて忘れ去ってしまうわけです。<span style="color: red;"><b>最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが、長期記憶を作るときの超重要ポイント</b></span>になります。</div><div><br /></div><div>*海馬を上手く利用して長期記憶を効率的につくる勉強法について紹介したコラムはこちら</div><div>勉強するなら知っておきたい 短期記憶と長期記憶の仕組みについて</div><div><span style="color: #2b00fe;"><b><br /></b></span></div><div><span style="color: #2b00fe;"><b>ここで再び忘却曲線のグラフを思い出してみましょう。このグラフから1つだけ教訓を得るとしたら、「1日後に復習すれば、1回目に記憶したときの約66%の手間(時間や回数)で再び覚えなおすことができる」ということです。シンプルに言うと1回目より2回目のほうが覚えるのにかかる手間が少ないということです。</b></span></div><div><br /></div><div>長期記憶を効率的に増やしたい人は、それを最初に習った日のうちに必ず復習しましょう。記憶しなおす手間を節約して効果的な反復学習ができるからです。さらに1日後、3日後と時間をおかずに何度も復習すれば、海馬に「これは大事な情報だ」と思ってもらうまでの負担が少なくてすむ、つまり効率的に記憶量を増やして良い成果を出すことにつながります。</div><div><br /></div><div><b><span style="color: #2b00fe;">逆に考えると、初めて勉強したときから30日以上たって復習しても短期記憶にはほとんど情報が残ってないので始めからやり直すのと同じくらいの手間がかかることになります。</span></b>中学校や高校の定期テストで一夜漬けで暗記して受ける人がいますが、授業で習った時から一度も復習しないでテスト前日に勉強するのはもう一度最初からやり直しているのと同じことなので、非効率的きわまりない方法と言えます。</div><div>(略)</div><div>--------------------</div></div><div><br /></div><div><h4> 第9節 早期教育には3つの意味がある<br /></h4><div><div>「教育は早期、供給サイドへの投資が効果的」とする中室牧子氏の記事。</div><div><br /></div><div>ただしこの場合の教育とは学力のことではなく、「忍耐力」「やる気」「自信」「協調性」といったいわゆる<b><span style="color: red;">非認知能力(≒EQ?)</span></b>のことを示しています。それを幼児教育の段階でやるべきだと主張しています。</div><div><br /></div><div><br /></div><div>--------------------<a href="https://business.nikkei.com/atcl/report/16/101700172/013100006/" target="_blank">https://business.nikkei.com/atcl/report/16/101700172/013100006/</a></div><div>教育は早期、供給サイドへの投資が効果的</div><div>「バラマキ」懸念を払拭するには費用対効果で教育予算を選別</div><div>2018.2.1</div><div>中室 牧子</div><div><br /></div><div>(略)しかし、科学的な実験の結果は、日本人の考えと正反対の結論を示している。最も収益効果が高いのは、子供が小学校に入学する前の就学前教育、いわゆる幼児教育だったのだ。</div><div><br /></div><div> 下の折れ線グラフは、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が提唱した、人的資本投資の収益率を年齢別に表したものだ。収益率は子供の年齢が低いほど高いことが証明されている。</div><div><br /></div><div>小さいうちから「非認知能力」を育むことが将来の能力開発につながる</div><div><br /></div><div> この結論は、ヘックマン教授が1960年代から約40年かけて追跡調査した「ペリー就学前プロジェクト」によって示された。就学前の幼児に対し、午前中に毎日2時間半ずつ教室での授業を受けさせたところ、教育を受けたグループは受けなかったグループに比べて高学歴で、所得の高い人が多かった。</div><div> 授業では、忍耐力、やる気、自信、協調性といった、学力テストなどでは測れない能力、いわゆる<b><span style="color: red;">非認知能力</span></b>を高めることに重点を置いた。子供の自発性を大切にし、働きかけ方を工夫した。</div><div> 非認知能力は知識や技能を自分で獲得するスキルにつながるものだ。人生の早い段階でこれらを習得できれば、教育投資の収益効果は高まる。すなわち、質の高い幼児教育こそが重要であることが、この実験で証明されたのだ。(略)</div><div>--------------------</div></div></div><div><br /></div><div><br /></div><div>非認知能力(EQまたはEI)と早期教育については、ここ数年で急速に記事が増えていますね。実は2018年の指導要綱でも重視されているという記事もありました。</div><div><br /></div><div>あれ、すると幼稚園などでのカリキュラムが変わったんですかね?</div><div>それとも私が気付かなかっただけなのか?</div><div><br /></div><div>これについては、またの機会に掘り下げたいと思います。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><h4> 第10節 バランスの取れた人間を目指すのではなく、チームとしてバランスを取る時代</h4><div><br /></div></div>sammahttp://www.blogger.com/profile/11912332346284083803noreply@blogger.com0