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2021年4月1日木曜日

地方出身親のための中学・大学受験 まえがき:大都市の中学受験は「地方とは全く違う」

 

【どんな本か】

本書は「地方から出てきて都市部で子供を育て、受験について考えるようになった親たち」のために書いた本です。

内容としては私自身が子供の受験のために「調べたこと」や「考えたこと」を整理しています。その結果、以下のようなことが起こると予測しています。

  • 今後は高校入試を廃止する学校が増え、中学受験が過熱する
  • なぜならば大学受験や学生生活などを考えた時に、完全中高一貫システムが優れているから。
  • 今までは子供にとって「人生の最初の岐路」は高校受験だったが、それが中学受験になるため3年以上早まるということ。
  • 大学受験も米国型になり、推薦AO入学はさらに増える
  • それは大学と受験生の双方にチャンスを増やすが、同時に「学力以外の競争が激化」することで関係者の労力が激増する
  • 推薦AOの増加は富裕層・有力者・都市・私立に有利であり、長期的には「格差拡大」と「階級固定化」を招く
  • 大学受験に関して大人の役割が増えるために子供の自主性や独立心が育ちにくくなり、若者に不公平感や閉塞感が拡がる可能性がある


これらのことは将来起こることの「予想」ではなく、今まさに起きつつある「現実」です。このことを知らないと、子供の受験についていろいろ調べて決断を下しても報われなくなる可能性があります。

日本の受験界ではこれまでに何が起きており、これから何が起きるのか?

本書を読んでその流れを理解すれば、あなたが「子供にどのような教育を与えるか」を考えるための大きなヒントになるでしょう。


【あなたの時間と労力を省く】

おそらくあなたも3年以上の年月や労力をかけて、子供をひとりふたり中学受験させてみれば私と同じぐらいの情報を得られると思います。

しかし人生には

「それでは遅すぎる」

ということがあります。

たとえば自分の子供には「中学から勉強をがんばって良い高校に入ってればいいよ」と助言していたとします。するといきなり

第一志望にしていた高校が募集廃止

を発表したりします。憧れの志望校が突然「消滅」してしまったことに、あなたはショックを受けるかもしれません。


しかし厳しいことを言うなら、それは「運が悪かった」だけではありません。世の中の流れから当然そうなると予測されていたことを知らなかった結果なのです。

自分の情報不足・認識不足のせいで子供の進学が不本意な結果に終わるのだとすれば、あなたは一生かけてそれを悔いることになるかもしれません。

たしかに忙しい毎日の中で、子供の受験について「ルールを確認し」「戦略を立て」「実行する」のは大変です。自分で必死に情報を集めて考えたつもりでも、経験がないためにどこか見落としがあったり、全体が見えるまでに時間がかかってしまうのです。もし都市部での受験が自分にとって初めての経験であるなら、まずは経験者から話を聞いて概要を把握すべきだと思います。

子供の受験が終わってから

「あれはそういうことだったのか」

「今にして思えば、そうなるのも当然だよな」

「もっと早く気付いて対処すべきだった」

という思いを、なるべく減らしたいのです。

本書はあなたの「時間と手間を省き」「迷いや後悔を減らす」のに、きっと役立ちます。


【知っていれば余計な苦労や出費が減る】

ということで塾代や学費に何百万円・何千万円も払う前に、まずは本書で「都市部の受験事情」の全体像をつかんでおくことをお勧めします。

大学受験をいったんのゴールとして想定し、そこから逆算して「今なにをすれば良いのか」とスケジュールを立てるのです。その結果あなたの時間と労力は大幅に節約され、お子さんの人生に選択肢を増やすことができると考えます。

もともと都市部の受験事情は地方とはレベルが違うのですが、それに加えて現在は大学入試が大きく変わろうとしています。ルールが変われば当然、必勝法も変わります。自分の過去の経験をそのまま子供にあてはめて、

「そんなに難しく考えないで、とりあえず地域トップの国公立に行っとけばいいじゃん」

という「田舎あるある進学先選び」では通用しないのです。


【受験の「要素」を「構造」に落とし込み、「体系的に理解」する】

本書はあなたが受験情報に接するにあたり、その理解度を飛躍的に高めることを目的としています。

数多くの断片的な情報の中から「本質的な要素」を選び出し、それを「構造」に落とし込むことで「体系的な理解」を助けます。その結果あなたが、洪水のように溢れる情報の中でも「宣伝」「攪乱」「思い込み」などに惑わされることなく、「より速く」「より適切な」判断ができるようになると信じます。


しかし、だからと言って

「あなたも子供に中学受験させるべきです!」

と主張する気はありません。

本書を読んだ結果「うちの子供にそんな競争はさせない」「子供が(あるいは自分が)耐えられそうにないからいったん見送る」という決断もアリだと思います。なぜならば、学力競争・学歴競争に終わりはないからです。

(略)


電子書籍出版のお知らせ:「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」 の目次と内容を一部お見せします

 



下記の電子書籍を2021年04月02日に発売しました。

目次と内容を一部お見せします。




[電子書籍]

地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略







高校入試がなくなってゆく!? 

大都市圏の名門校が次々に高校募集を停止している。大学受験には「完全」中高一貫システムが強いなどがその理由だ。これからはますます良い高校に入る選択肢が狭くなり、中学受験が増えて行くだろう。「人生最初の岐路」が小学校高学年にやってくるということだ。これは子供の成長が2年早まっていることや、知識社会におけるゴールデンエイジの学力育成を考えると当然の流れとも言える。

その先にある大学入試では推薦AOが増加し、学力勝負の一般入試が減り続けている。これは大学と受験生の双方にとってチャンスが拡がると同時に、家族や高校側の労力も激増すると考えられる。学力競争の代わりに業績ポートフォリオを作るための競争が激化し、学習塾だけでなく入試コンサルが発達するだろう。この変化は富裕層・権力者・都市部などに有利なため、社会階層の固定化を助長し不公平感が増す恐れがある。

その他にも「中学受験がブームになる構造的理由」「大学受験の医学部志向とローカル化」「大学合格実績は何を見るべきか」「中高一貫システムが優れている理由」「進化する知力・学力の育成メニュー」「偏差値の性質」「科目別学習曲線と優先順位」「高校募集停止は必然」「内申書(調査書)の問題点」「推薦AO入試増加の原因とそのインパクト」「米国型入試の光と影」などを収録。

大都市に出て子供の受験に悩む地方出身の親たちへ。「何が」「どういう理由で」「都市部の受験はこうなっているのか」「地方との違いは何か」を体系的に解説。断片的な情報や宣伝に振り回される前に、構造的な理解を身につけておくことができる。

受験について何を調べるにしても、まずはこの一冊で全体像をつかんでから!
(約153,000字)



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今回も情報源等をフォローするため

参考資料等ポータルサイト

を用意しました!
読みながら参照するも良し、最後に一気に読むも良しです。
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第1章 新たな中学受験ブームの幕開け 

 第1節 中学受験をする「前向きな」3つの理由
 第2節 中学受験をする「後ろ向きな」3つの理由
 第4節 小3の冬に「人生最初の岐路」が来る

第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」

 第1節 大学合格実績を上げるには、中学受験で選抜するのが近道
 第2節 医学部志向の高まり
 第3節 地元志向の高まり(ローカル化)
 第5節 東大志向が特に強い学校の特徴
 第7節 大学受験は中高一貫校の「圧勝」
 第8節 大都市の人脈と学校選び

第3章 「中学から本気出す」では出遅れる

 第1節 学力は小学校高学年で大体わかる
 第2節 「受験は課金ゲーム」は半分当たっているが
 第3節 脳は6歳までに9割できあがり、12-16歳で完成する
 第4節 スキル習得に最も大事な「ゴールデンエイジ」
 第5節 学力にもスポーツのような「育成理論」と「トレーニングメニュー」がある
 第6節 子供の成熟が2年早まり、人生の分岐点も早まった
 第7節 知力を高めて「仕事のプロ」になれば何兆円でも稼げる時代
 第8節 進化する知力・学力の育成メニュー
 第9節 早期教育には3つの意味がある
 第10節 バランスの取れた人間を目指すのではなく、チームとしてバランスを取る時代

第4章 意外と知られていない偏差値の性質

 第1節 偏差値は学力を基準化したもの
 第2節 偏差値の差は平均から離れるほど重い
 第3節 トップ校の偏差値2差は相当大きい
 第4節 学校のレベルによって適切な偏差値表を選ぶ
 第6節 サピックス(SAPIX)偏差値40台には名門校や伝統校がひしめく
 第7節 都市部の中堅校=地方のトップ校
 第8節 都市部中学と地方高校の偏差値をムリヤリ比べる方法
 第9節 偏差値は入学ボーダーを示し、トップ層はまた別

第5章 科目別学習曲線と優先順位

 第1節 受験教科ごとの特性。まず何からやるべきか?
 第2節 「理社が得意」は勉強の適性あり。マニアックな子供をどう育てるか
 第3節 「受験は暗記」と考えては難関校に太刀打ちできない
 第4節 学習曲線の特徴「積み上げ型教科」と「独立型教科」

第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」

 第2節 算数が得意な子は高い地位に就き高給取りになりやすい
 第3節 中学受験は算数(強S型)で決まる
 第4節 しかし算数が難しすぎると他科目で決まってしまう
 第5節 単位を意識し、数字や式の意味を考える
 第6節 算数を「言語パターンマッチング」で教えるのは危険

第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」

 第1節 0点はありえないが満点も難しい
 第2節 国語の基礎知識は「習慣」で身につける
 第3節 模範解答が正しいとは限らない
 第4節 大きな差がつく「読解力」「記述力」
 第5節 「読解力」「記述力」も遺伝する
 第6節 国語力も学歴・所得・社会階層に直結する
 第7節 国語が「できる人」は、「できない人」にどう教えて良いかわからない。
 第8節 出題されそうな本を読んでも意味がない

第8章 応用としての「理科」「社会」

 第1節 理科は「積み上げ型教科」と「独立型教科」が混在
 第2節 社会は「記憶」がベースだが
 第3節 「独自のこだわり」は素晴らしい素質
 第4節 関西の中学受験では社会が存在しなかった

第9章 そもそも受験科目は男子有利

 第1節 「浅野ギャップ」に見る数学力の重要性
 第2節 そもそも受験科目は男子に有利
 第3節 東大合格者の6人に5人は男子
 第4節 多様性と機会平等のバランス

第10章 中高一貫はなぜ有利か

 第1節 大学受験の必勝法は「中高一貫」で「英数の先取り」
 第2節 理社の細かい知識は高2から詰め込む
 第3節 上下11年の濃密な人間関係
 第4節 体育祭・文化祭・組織運営と学閥
 第5節 中だるみの時期を有効に過ごす
 第6節 ずっと「たるみっぱなし」の生徒もいる

第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然

 第1節 東京や茨城で公立中高一貫が急増
 第2節 中入組と高入組では大学合格実績が全く違う
 第3節 高校入学(高入)があると中高一貫の良さが半減
 第4節 「中高一貫への高入を避ける」という考え方
 第5節 国立附属で望まぬ外部受験をしなくてはならないリスク
 第6節 国立附属中学から高校に上がれない確率

第12章 地方との違い、昔との違い

 第1節 小学校の勉強をいくら頑張ってもトップ中学には行けない
 第2節 「地方の学力が高い子供たち」は高校で合流したものだが
 第3節 学力と趣味の「住み分け」が学校ごとに行われる
 第4節 公立中学は本格的に「中学受験組の残り」になるのか

第13章 高校受験と内申書(調査書)問題

 第1節 内申書評価への不信感
 第2節 担任ガチャに当たるか外れるか
 第3節 内申美人と内申ブス
 第4節 もともと受験戦争を回避するためだった内申書
 第5節 内申書偏重は「圧政」につながる
 第6節 「良い子でなくてはならない」強迫観念
 第7節 それでも解消されない「学校間の評価格差」
 第8節 内申・推薦に「向く生徒」「向かない生徒」
 第9節 内申書競争を避ける3つの方法

第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる

 第1節 推薦・AO入試拡大は主に「少子化に悩む大学側の事情」
 第2節 長期的には「入試形態による学力格差」と「学力が高い生徒が上位校に行けないパラドクス」が起こる
 第3節 アメリカ型産業と教育システムへの過渡期
 第4節 「バランスの取れた人材」から「バランスの取れたチーム」へ。過渡期に起こる問題
 第5節 学力が高い生徒が上位大学に入れない!
 第7節 「私立大の定員厳格化」で混乱に拍車
 第8節 大学附属の「オプション価値」はますます高くなる

第15章 米国型大学入試の光と影

 第1節 日本の大学受験も米国型に変わるか
 第2節 もし国公立大も推薦AOが多数派になったら?
 第4節 階級の固定化を助長し、不公平感が増す
 第5節 米国は日本以上に「カネ・コネ社会」で「同調圧力が強い」
 第6節 米国では前途有望な若者が突然自殺する
 第7節 不満が頂点に達した韓国の先行事例

あとがき:学力は「自由と豊かさ」を手に入れる最強の武器である



2021年3月30日火曜日

参考資料等(中学受験)第4章 意外と知られていない偏差値の性質

 第4章 意外と知られていない偏差値の性質


 第1節 偏差値は学力を基準化したもの
 第2節 偏差値の差は平均から離れるほど重い
 第3節 トップ校の偏差値2差は相当大きい
 第4節 学校のレベルによって適切な偏差値表を選ぶ


塾による偏差値の違い SAPIX/四谷大塚/日能研/市進/首都圏模試(男子) 2020年度版

2019-06-24

https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2019/06/24/070216

2020年度予想偏差値の塾別比較、最新版です。それぞれの背景色は、赤が偏差値63以上で母集団の上位1割。黄が偏差値55〜62で上位3割、緑は偏差値45〜54で中間層を示しています。


 第5節 中学受験の偏差値は低く出る
 第6節 サピックス(SAPIX)偏差値40台には名門校や伝統校がひしめく


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地方名門校出身のお父さんが認めたがらないSAPIX偏差値40台の学校
2019年8月23日
瀬川和士 (中学受験専門のプロ家庭教師集団「名門指導会」)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17019

俺の子が偏差値40の学校へ行くなんて……

 志望校選びにおいて、偏差値は気になる存在です。しかし、そこばかりに目が行ってしまうと、親子にとってつらい中学受験になってしまいかねません。

 首都圏に暮らすマモルくんは、難関中学入試に強いと評判の中学受験塾、SAPIXに4年生から通っています。マモルくんの学力は、1学年10クラスある中で下から2番目。決していいとは言えませんが、これまでお母さんと一緒にコツコツと頑張ってきました。

 ところが、6年生になって模試の数が増えてくると、それまで仕事が忙しくてあまり受験勉強に関わってこなかったお父さんが、マモルくんの成績のことをあれこれ口出しするようになりました。

 「なんだ? このひどい成績は……。偏差値45だと? 冗談じゃない」

 「一体、今までいくらかけていると思っているんだ!」

 とマモルくんとお母さんを責めます。

 実は今、こういうお父さんがとても増えています。そして、そういうお父さん達にはいくつかの共通点があると感じています。それは、地方の名門高校を卒業し、都内の難関大学を出て、現在は一流の企業に勤めている、または医師、弁護士などといった特別な資格と能力が必要な職業に就いている方が多いという点です。(略)
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これに関するスレッドです。


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【5547892】地方出身のお父さんが認めたがらないSAPIX偏差値40台の学校

https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,5547892,page=2


【5548064】 投稿者: 人事  (ID:XWk.St2qq7k)  投稿日時:2019年 08月 24日 18:29


地方出身の人の方が、偏差値という指標を重視するように思う。

これは、親世代の地方の高校受験では偏差値の物差しが一つしかなく、最重要の指標であったから。

逆に東京だと、親世代の高校受験経験者は、都立高向けの偏差値と私立高向けの偏差値は全く別物だった、という経験があるし、昔の中学受験経験者は、当時の最大手塾である四谷大塚が偏差値表を使っていなかった(合不合の点数で〇点以上が80%合格圏、みたいな出し方をしていた)ので、あんまり偏差値を気にした経験がないんだよね。

親世代の首都圏の中高受験(さらに言えば大学も。私立と国立では偏差値は全く別物だから)ではそんなに偏差値が一般的な指標として重視されていなかったので、サピックス偏差値で45と言われても、ふーん、としかならない。地方の人だと、偏差値の数が身近なんだろうね。


【5548126】 投稿者: 一括りにできない  (ID:jjB7y2OHvVA)  投稿日時:2019年 08月 24日 19:28

地方出身首都在住だと、豊洲のタワマンを買う新しいもの好きのタイプと埋め立て地に住むなんてとんでもないと郊外の戸建てやマンションを買うタイプがいると思います。地元では本家が地主だったりして、土地への執着が強いからです。

大まかに言って、前者は新興の進学校を偏差値で選ぶ。後者はむしろコテコテの伝統校が好みだが、偏差値重視の傾向はあるかと思います。

類型化したいのでしょうが、一括りにはできないでしょうね。

サピ偏差値45が何を意味するか、母集団の違いによる偏差値の違いの意味くらいはさすがに理解しているでしょう。

私の知る範囲では、公立トップ高をトップグループで出ていると思しき父親のお子さんは順当に御三家レベルの学校へ入っていますよ。



【5548139】 投稿者: ただし  (ID:005mf1xrhKU)  投稿日時:2019年 08月 24日 19:38

この書き込みは地方公立高さん (ID: amY2Z.hZfn.) への返信です

>地方の公立高校はサピックスの中学受験の偏差値で言えば全て偏差値50未満

ただし、地方の公立だと偏差値が輪切りにならないので、偏差値帯が上から下まで異常に広いんですけどね。(略)

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 第7節 都市部の中堅校=地方のトップ校

バブル偏差値に関する、おおたとしまさ氏による解説

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中学受験「バブル偏差値」にご用心! 大学合格実績と偏差値が乖離するワケ
中学受験偏差値表から考える
おおたとしまさ
2018/11/06

 2019年の中学入試に向けて、志望校選びも佳境に入るころ。受験生のいる家庭では、模試の結果と偏差値表を見比べる毎日だろう。ただし、偏差値が高いからといって“いい学校”とは限らない。これには2つの意味がある。

偏差値を上げる「入試戦略」とは?

 1つは文字通り、学校に対する価値評価は人それぞれで、単なる入試難易度を示す偏差値のような単純なモノサシでは測れないということ。もう1つは、中学受験における偏差値が複雑怪奇になりすぎて、単純な数字として比較ができなくなっているという意味だ。より端的に言えば、「バブル偏差値」。いくつかの条件が重なると、偏差値が異常値を示すことがあるのだ。(略)
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 第8節 都市部中学と地方高校の偏差値をムリヤリ比べる方法


駿台高校偏差値を見ると、地方トップ校は50-57が多いですね。それ以上飛び抜けたものは大都市周辺がほとんどです(例外アリ)。またここに表示されている高入アリ中高一貫(5科目入試)のSAPIX中学偏差値を比べると、2-5ポイントぐらい高い傾向があります。だから地方トップ校をSAPIX中学偏差値に変換するなら、45-55のあたりに入るのではないかと推測しました。




 第9節 偏差値は入学ボーダーを示し、トップ層はまた別


参考資料等(中学受験)第9章 そもそも受験科目は男子有利

 第9章 そもそも受験科目は男子有利


 第1節 「浅野ギャップ」に見る数学力の重要性

そのままの名称だと炎上しそうなので私が勝手に「浅野ギャップ」と名前を変えてしまいましたが、元ネタは下のブログです。ここは常連さんたちとの考察や掛け合いが非常に奥深いので、いつも見入ってしまいます。その「生態系」を保護したいので本音としてはあまり教えたくない…。教えたくないのですが、その出典と創造性に敬意を表して渋々ながらご紹介します。

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中学受験のギャップ
浅野市川断層問題~大学実績に算数はそんなに重要なの?
2018/12/30 19:10

このブログを始めて気がついたことがいくつかあるが、その一つは、いろいろな人間の話を聞くと、様々な事象が立体的に展開していくなあ、ということ。
何を言ってるかといえば、「浅野市川断層」問題である。

※「浅野市川断層」とは、浅野と市川という進学者偏差値が近似な学校にもかかわらず、その両者の旧帝一工国公医の合格実績に大きな隔たりがある、という断層現象のことである。
詳しくは下記を参照されたし。

これに関してはハルビンカフェさんが、浅野の算数の問題を見て

>難問ですね。パズル的要素が結構強く、地頭が必要な感じ
>今 浅野のHPで見たら算数の合格者平均 76.9%だって・・・  ひええええ

この叫びを聞いて、この「浅野市川断層」の原因として算数が大きく関係しているのではないか、と俺は思った。
無論、男子校と共学校ということもあろうが、同じ4科平均偏差値でも浅野は算数魔人が集まり、市川はオールラウンドプレーヤーが集まっているのではないか。

「浅野市川断層」問題の当事者であるハルビンカフェさんの「算数説はありそうですね」の言葉に勇気をもらった俺は、この考えを前に進めてみた。
算数的地頭に差があるとしたなら、旧帝一工国公医の実績で後塵を拝すのはわかる。
しかしほぼ同じ偏差値なのだから、逆に市川が浅野に勝っている実績があるはずだ。たとえば英語。(略)
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 第2節 そもそも受験科目は男子に有利


なぜ女子の方が男子よりも読解力に優れるのか。また読解力がいかに就職・年収・生涯学習などと相関するのか。などについて書かれた論文を解説した記事。

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https://grapee.jp/297263/2

読解力が高いと『年収』が上がるという話 OECDの論文

By - grape編集部  公開:2017-02-21  更新:2017-02-21

(略)また、男子より女子の方が熱中度・読解力ともに平均して高く、男子は「情報の読み取り」は出来るが、より多く本を読む女子に比べ、「内容を熟考・評価する力」が特に弱い、という事も分かりました。

— Podoron (@podoron) 2017年2月18日


【まとめ】

・読解力は、就職・年収・生涯学習などと相関する

・1読書頻度+2読書好き度+3読書内容、を合わせた『読書の熱中度』と読解力に、強い相関がある

・『読書の熱中度』は、親のSESより相関が強く(2倍以上)、SESの不利を克服できる

・本を読む子は、特に非常に読解力が高い

— Podoron (@podoron) 2017年2月19日

・より長く、複雑な文章の方がより良いが、漫画なども読解力につながる

・幼児には読み聞かせが重要 就学後の学力等に影響する

・読解力不足が見逃されるのは、日常言語能力(BICS)と学習言語能力(CALP)が別のものだから

などが、ポイントだと思います。

結論: 読書 = 超大事

— Podoron (@podoron) 2017年2月20日(略)

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下の記事は出版後に書かれたものですが、男女の得点差などについてよくまとまっています。

そうそう、お茶の水付属中のように男女で極端に偏差値が違う学校があったりするんですよね。

ほかにも女子の募集人数が少なかったり、たとえ同数でも人気化したりして、上位共学は男子よりも女子が激戦になる傾向があります。

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https://aswg-tutor.hatenablog.com/entry/2021/05/12/145332

ブログ「偏差値60の壁なんてない」より

2021-05-12

中学受験の男女の得点差や入試の傾向について

受験データ 偏差値の考え方

ほぼ同条件の中学受験でも、全体で見ると男女で異なる傾向があります。同じ共学校でも、入試偏差値が女子の方が高いことを受けて、女子の方が入試が厳しいという話を目にすることもありますが、これは正しくもあり、間違っていることもあるので、今日はそのあたりのデータを少し出してみます。受験雑学的な記事ですね。

    男女の学力傾向の違い

        男女の得点分布

        同じ得点での偏差値差

        同じ得点帯の男女の比率

    各入試の男女偏差値の違い

        共学校の男女80偏差値の比較

        偏差値差の大きい学校はカットラインが高め

    募集枠で見る男女の厳しさ

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 第3節 東大合格者の6人に5人は男子


東大入試入門「合格者の女子比率の推移」

https://juken.y-sapix.com/articles/5633.html


 第4節 多様性と機会平等のバランス
 第5節 学力分布は男が広く、女は狭い


男女の知的能力や標準偏差(分散)の違いについて考察したサイトです。
近似式を導き出して「男子の方が分布が広い」ことを示しています。
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男女の知的能力差


     これは 2011年12月15日の『ぷちコラム』に書いたものを再編集したものです。 
     日本では女性政治家や女性管理職が少ないのは、日本が女性差別をしているからだという言説が、まとしやかに語られています。それが本当なのかと気になり、統計学を使って考えてみました。その結果として得られた数表を再編集し、最後に掲載しています。 
     男女参画社会とか、管理職に最低比率を義務づけるとか、気になるニュースが増えてきたので、過去のコラムを掘り返した次第です。 

知的能力の性差について
     男女の知的能力の差については、学校に通っていた頃に多くの人が学力から何かしら体感してきたと思います。 
     私が考察前に感じたものは、以下の通りです。 
 
    小学校、中学校ではクラスメートの女子の方が成績が高い 
     感覚的に、そんな印象がありました。 
     これを「女子の方がマジメに勉強するから」「気が小さいから怒られないように勉強してる」と理由づけされてました。 
     体の成長と同じで「脳も女子の方が早く成長するから」と言われたこともありました。 
     他に「語学と算数は女子の方ができる」と聞いたこともあります。 
 
    中学校の定期試験では、上位は圧倒的に男子が多い 
     男女別の成績は知りません。ただ成績上位者として貼り出される上位1割の顔ぶれは、圧倒的に男子が占めていました。 
     もっとも、中学1〜2年の頃に通った中学では、トップは女子でした。 
     ただ、それでも平均的な学力は、女子の方が高いと感じていました。 
 
    高校では上位の進学校ほど女子の比率が低い 
     私が高校時代を過ごした地方都市には、5つの公立進学校がありました。そこからの実感です。 
     1番の進学校は女子率1割、私の通った2番目は2割、3番目がほぼ男女同数で4番目は7割、そして5番目は女子校でした。 
     また市内の私立校のうち共学は1校のみ。他3校は女子校なので、そちらに流れるから女子が少ないとも言われてましたが……。 
     ちなみに私立の共学校は募集段階から男女同数なので、考察からははずしてます。 
 
    進学率が上がると女子率の方が高くなる 
     私が大学に進んだ頃は、まだ大学進学率は30%ほどでした。この頃はまだ女子の方が少ない状態でした。 
     でも、大学進学率が50%に近づいた時、女子の進学率の方が高くなる逆転現象が起きました。 
     マスコミは「これからの時代は女子も働く時代だから」と説明してましたが、その解釈は本当でしょうか? 
     これは戦前、女子の中学進学率が高くなった現象とも通じると思います。 
     歴史の本には「男子の場合は中学へ進学すると徴兵が免除されるので、政策的に男子の進学率の方が低い」と説明するものがありますが。 
 
    女子は個人差が小さい? 
     これは個性の意味ではなく、あくまで能力の話です。そして上の4つとは違い、多様性について感じたことです。 
     体格では女性の個性は非常に小さく、多くの女性が中央の数少ないサイズにまとめられます。 
     たまたま調べ物をしてて知ったことですが、女性は4つの靴のサイズで8割をカバーできるそうです。 
     でも、男性では中央の4つのサイズだけでは半分以上の顧客を逃してしまいます。 
     女性物の服が多様なのに男性物の服に個性がないのは、女性がファッショナブルなのではなく、経済論理性が最大の理由かもしれません。 
     ここから知的能力の分散についても、女性の方が狭いと考えられます。
 

関係式の算出
     男女の分布に関する近似式を求めるにあたり、センター試験や国立大学の偏差値と男女比などを参考にしました。 
     まずセンター試験では、英語と数学の成績分布に顕著な2つの山が見られます。ここから男女の平均学力差の目安が得られます。 
     そして任意の国立大学の偏差値と男女比から、大ざっぱな近似式として、 
      
        男性の分散σm   女性の分散σf     σf = 1.710σm − 0.428

(略)
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参考資料等(中学受験)第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然

 第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然


 第1節 東京や茨城で公立中高一貫が急増

学校群制度とは1967年に始まった、いくつかの学校で「群れ」を作りその中で学力が平均になるように合格者を振り分ける方法のこと。

「日比谷(高校)潰し」が目的だったとまで言われており、都立高校の凋落と私立・国立の台頭を招いたと評価されています。2004年に廃止され、そこから都立高校の復活が始まりました。

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学校群制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

学校群制度(がっこうぐんせいど)とは入試実施方法の一つである。いくつかの学校で「群れ」を作り、その中で学力が平均になるように合格者を振り分ける方法である。各自治体の公立高校全日制普通科のみが対象であり、専門学科や国立、私立高校は対象にならなかった。

東京都、千葉県、愛知県、岐阜県、三重県、福井県において高校入試で学校間の格差をなくすために用いられた。

学区内に数個の学校群を設定し「単独選抜」と同様に学校群を志願者に選択させた点が、狭義の「総合選抜」と異なる。共通点は、中学区制度かそれに近い形式を採ることである。

学校群内各校の学力格差を無くし均質化を実現したことでは成果を挙げたが、学区内の学校群間で入試難易度の格差が新たに発生した。

原則として本人の希望にかかわりなく合格者を学校群内各校に振り分ける仕組みであるため(ただし、千葉県のみは一定割合の成績上位者の志望を考慮する仕組みを組み込んでいた)、受験生の選択の自由は大きく制約され、この観点からの否定的な評価が多い。 (略)
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母校・日比谷高校を凋落させた「学校群制度」という愚行
榊原英資 (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

2020年04月06日

 東京都を始め複数の都道府県は1967年、いわゆる「学校群制度」を導入し、合格者を、本人の希望に関わりなく学校群内各校に振り分ける制度を導入した。この制度は、「日比谷つぶし」ともいわれ、東大合格者数1位を記録していた日比谷高校をはじめ、西・戸山・新宿・小石川・小山台などの名門都立高校を直撃し、こうした高校から東大等の難関大学への進学実績は急速かつ極端に落ち込んだのだった。

 制度を主導したのは、当時の東京都教育長の小尾乕雄。小尾は当時の受験戦争の過熱を防ぐためとの大義名分のもとに実施したのだが、その結果、日比谷高校を始め都立名門校は凋落し、変って開成・麻布・灘のような私立校が台頭することとなったのだった。(略)
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小石川中等教育学校の進学実績は、男子だけ取り出すと麻布・栄光並みという記事。

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2019-03-29
小石川中等教育学校男子が麻布中学の進学実績と同じという事実
お隣の小石川中等教育学校がすごいらしいね
f:id:kananet:20190402231737j:plain


神奈川県の公立中高一貫校は、県立相模原、県立平塚、市立南の3校が引っ張って、さらに市立川崎、市立サイエンスフロンティアが続いている。

この中で一番実績を出しているのは市立南だ。今春は東大に8人(現役7人)を合格させて、昔のような2番手校のイメージは皆無になった。

でも、もっと上には上がある。お隣の東京都は、神奈川県よりもずっとその先をいっている。東京都の中高一貫校は、小石川、武蔵、両国の3校が御三家で、さらに桜修館の躍進も著しい。

その中でも、最難関といわれているのが、小石川中等教育学校だ。神奈川県民も、中学受験生なら知っているに違いない。また、理化学分野の教育は国内屈指といわれているから、教育に携わったりする人、大学や研究の関係者にも知られている。

小石川中等教育学校の2019年度の進学実績はすごいと評判なので、分析をしてみた。男子で分析したよ。

 
小石川男子の東大+京大の超難関大現役進学率
東大の合格数は8割が男子。女子の比率は下がり続ける一方だとか。そうなれば、男子しかいない男子校のほうが数字が出るのは当たり前。それに、生徒数の違いも大きい。

だから普通、現役進学率で判断するし、男子校、女子校は別物で考えることが多い。小石川中等教育学校は共学校だけれども、男女別の実績が公表されているから、判断がしやすい。これは良いことで、他校も見習って欲しい。

男子だけを抽出した2019年の東大+京大の現役進学率はコレ。 

 

1 筑波大附属駒場中 50.90%
2 開成中 36.40%
3 聖光学院中 35.90%
5 麻布中 24.30%
4 小石川中 22.50%
5 栄光学園中 20.90%
6 駒場東邦中 18%
(略)
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並木中等教育が2019年には土浦一高や水戸一高を上回った。

関東のみのランキング。

【5487874】東大京大国公医合格率2019
学校名 |卒業生数|東京国医計|合格率
筑波大附属駒場  |163|137|84.0 %
開成       |401|250|62.3
聖光学院     |231|123|53.2
駒場東邦     |233|106|45.5
桜蔭       |227|100|44.1
栄光学園     |187|079|42.2
麻布       |308|129|41.9
渋谷教育学園幕張 |344|123|37.5
海城       |328|092|28.0
武蔵       |170|040|23.5
筑波大附属    |238|056|23.5
浅野       |266|062|23.3
女子学院     |224|050|22.3
学芸大附属    |326|071|21.8
日比谷      |321|067|20.9
豊島岡女子学園  |344|071|20.6
小石川中等教育学校|156|032|20.5
巣鴨       |223|045|20.2
浦和       |400|080|20.0
渋谷教育学園渋谷 |201|040|19.9
並木中等教育学校 |153|028|18.3
県立千葉     |317|054|17.0
土浦第一     |321|054|16.8
都立西      |317|048|15.1
早稲田      |300|045|15.0
国立       |322|043|13.4
湘南       |357|044|12.3
前橋       |319|039|12.2
世田谷学園    |214|025|11.7
雙葉       |180|021|11.6
攻玉社      |236|027|11.4
戸山       |310|035|11.3
桐朋       |314|035|11.1
横浜翠嵐     |354|039|11.0
宇都宮      |278|030|10.8
芝        |279|030|10.8
暁星       |167|017|10.2
白百合学園    |191|019|9.9
市川       |414|038|9.2
フェリス女学院  |181|016|8.8
都立武蔵     |193|016|8.3
県立船橋     |360|029|8.1
桜修館中等教育学校|151|012|7.9
高崎       |310|024|7.7
サレジオ学院   |172|013|7.6
栄東       |407|029|7.1
開智       |364|025|6.9
都立青山     |276|019|6.9
水戸第一     |321|021|6.5

(略)
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【続報】茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件

https://chugaku-juken.tokyo/archives/2325



 第2節 中入組と高入組では大学合格実績が全く違う


高校入学アリの「併設型」中高一貫では、中入生の方が大学合格実績や各種大会・コンクールなどで高入生を圧倒しているという記事。内容は本文に書きましたので省略します。

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中学受験「男子7人に1人全滅」時代に臨む気構え
2020年中学受験「全入崩壊」に見えた変化の兆候
おおたとしまさ : 育児・教育ジャーナリスト
安浪 京子 : 算数教育家、中学受験専門カウンセラー
2020/08/27 8:00
(略)
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 第3節 高校入学(高入)があると中高一貫の良さが半減


都内有力校が高校募集を次々に停止しているという記事のひとつです。

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2019.08.31 07:00  NEWSポストセブン
首都圏の名門中高一貫校が続々と高校募集を停止する理由

 中高一貫校で高校募集を停止する学校が相次いでいる。今年の成城に続いて、2021年には本郷が、2022年には豊島岡女子学園が高校募集をしないことを発表した。安田教育研究所の安田理氏が、都内有力校の高校募集停止から見えてくる最近の高校受験事情をレポートする。

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 本郷、豊島岡女子学園と続くことで話題になっている高校募集停止だが、じつはこの6年間だけでも多数ある。2014年には京北学園白山、高輪、2016年には東京学園、2017年には東邦大学付属東邦、2018年には開智日本橋(日本橋女学館)と三田国際学園(両校とも帰国生入試は残しているが)が高校募集を停止している。

 完全中高一貫校になるケースが多いが、京北学園白山は目下、閉校の状態。東京学園はドルトン東京学園中等部として再開している。

 中高一貫校が高校募集を閉じる主な理由は、以下の3つが考えられる。

 まず、完全中高一貫校のほうがブランドイメージが高いと考えられている。東京、神奈川の男女御三家12校のうち、高校で募集しているのは開成のみという状況がそれを象徴している。

 そのほか、完全中高一貫校を目指すのは、中入生と高入生がいると、

「カリキュラムが2本立てで複雑になり、負担が大きい」
「特に数学で、高入生が追いつくことが大変」

 などの理由が挙げられる。特にこの時期に発表が重なったのは、新しい科目が増える新学習指導要領に対応したカリキュラムを作るうえで2本立ては難しいという背景がある。

 また、大学入試で今後AO(「総合型選抜」に名称が変わる)や推薦(「学校推薦型選抜」に名称が変わる)の募集枠が広がることを考えたとき、生徒にいろいろな経験を積ませるためにも6年間は必要だという判断が働いたものと思われる。

 一方で、中学入試では大人気の学校も高校入試ではそれほどでもないという事情もある。
(略)
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 第4節 「中高一貫への高入を避ける」という考え方
 第5節 国立附属で望まぬ外部受験をしなくてはならないリスク
 第6節 国立附属中学から高校に上がれない確率


都内国立附属校の内部進学制度について書かれた記事。これを根拠に計算しました。
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【お受験】お茶の水・筑波・学芸大附属の内部進学制度を調べてみた【国立附属校】
2020/07/26
2021/01/15
(略)
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筑附の内進率は中学・高校ともに8割弱であり、小入生から見たら50%になるという記事。ここから推測すると、中学から入って高校に上がれない生徒はほとんどいないことが推測できます。
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塾も驚く「貴重」な名門校 筑波大付属高生の素顔
筑波大付属高校の大川一郎校長に聞く
2017/7/23

学年の3分の1近くが「スーパー内部」と生徒たちが呼ぶ同付属小学校からの入学組だ。「12年も同じ学校という男女もいますから、仲がいい。幼なじみみたいな関係です」
付属中学に内部進学できるのは4分の3程度だ。
付属中学には制服もあり、規律もある程度厳しい。ここでは自律を教えられる。「付属高校に進めば、“自由”が待っている」と勉学に励むが、内部進学できるのはやはり4分の3程度だ。
(略)
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筑波大学附属小学校 内部進学は恐ろしい・・・
2020年6月8日

(略)よく、受験情報誌には
「小学校より中学校へは80%進学、中学校より高校への80%進学」
と書いてあります。
それはその通りなのですが・・・
ただ・・・大きな違いは母集団の違いです。
因みに、中学より高校への内部進学率80%は中学受験組も入りますので、
小学校から高校まで行ける子供は約50%になります。
50%、半分ですからね!
よもや「附属」ではございませんね。
(略)
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学芸大附属世田谷中の場合、中学から入学した生徒が高校に上がるのは約8割とのこと。
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【5351407】学芸大附属世田谷中の校長が語る真実
(略)ちなみに2017年度は、本校から91名の生徒が附属高校に進学しました。中学から入学した生徒に絞って見れば合格率は約8割です。また、早くから私立や公立の高校を希望している生徒も一定数います。卒業生の進学先も私立、都立、海外の学校などさまざまです。 (略)
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そして小入生が附属高校へ上がるのは4割という書き込みがありました。
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【6160640】附属高校への内部選抜試験
(略)
8割。
小学組は4割。

小学組100人が4割
中学受験組60人が8割
合成して88/160

55パー進学の内訳はこうなります
(略)
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参考資料等(中学受験)第8章 応用としての「理科」「社会」

 第8章 応用としての「理科」「社会」


 第1節 理科は「積み上げ型教科」と「独立型教科」が混在
 第2節 社会は「記憶」がベースだが
 第3節 「独自のこだわり」は素晴らしい素質
 第4節 関西の中学受験では社会が存在しなかった



中学受験はもともと関西のほうが「本場」であることは、かなり後になってから知りました。その中でも下の書き込みは本音をうかがえたようで面白かったです。

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【中学受験で関西優位の理由】


【5552860】 投稿者: 東西経験者  (ID:ZlboCrPPj8Y)  投稿日時:2019年 08月 29日 15:26
この書き込みはお互いにさん (ID: mMGGG2R8H1w) への返信です
ああ、これは経験から明らかに東京派の誤り。 
西村他、東西で塾講経験した人間も一様に言ってる。 
人口も多く、住民の質も上の東京が受験で関西に劣後する理由はいくつか考えられる。 

  1. 文化の違い。なんと言ってもこれだが、詳しく後で。 
  2. 灘1極に対し、東京は多極。御三家だけでも3個あって、何だかんだで1000人はトップ校に拾われるから、上位の競争が緩い。玉突きで、下も緩い。 
  3. 多極の理由として、広いから。大学受験も早慶とか東京は甘い。京大阪大までの関西と違う。 

さて、文化の違いだが、細かく見るといろいろある。 
①東京は見栄張りで、必死さやがむしゃらを隠す。 
関西は実質なので、格好つけて落ちたらアホと思う。 
算数の伝統。商都だけに江戸時代から算盤の地力は伊達じゃない。東京は政治の都だけに社会、暗記中心。 
③東京は東北の田舎者比率が高い。 
④関西の方が階級社会がキツい。阪急と南海の差は東急と京成の差の比ではない。関西の方が貧乏人低学歴が見下される傾向が強い。 
⑤関西の後背地、九州や四国も東北よりモーレツ。 

ただし、最近は東京大阪の経済格差が開き、さすがに筑駒>灘になりつつある。
(略)
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参考資料等(中学受験)第12章 地方との違い、昔との違い

 第12章 地方との違い、昔との違い


 第1節 小学校の勉強をいくら頑張ってもトップ中学には行けない
 第2節 「地方の学力が高い子供たち」は高校で合流したものだが
 第3節 学力と趣味の「住み分け」が学校ごとに行われる
 第4節 公立中学は本格的に「中学受験組の残り」になるのか


ここでは、以下のサイトが興味深かったです。「東京には玉石混交の公立は存在しない」は言い過ぎと思いますが、私立幼稚園・小学校・中学受験でかなり棲み分けが進んでいることは確かだと私は思います。

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「中学受験」東京ならするべき?地方出身の父親たちへ書かれた「東京には玉石混交の公立は存在しない」が物議

(略)
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