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2016年10月16日日曜日

第1章第3節 「男を立てる」は古臭いか





本書では男の思考回路やプロトコルを解説し、なぜ彼が(あるいは自分が)怒るのかを明らかにします。
今の時代には「女性の気持ちを尊重しなさい」と言います。しかし「男を立ててあげなさい」と言うと、「古臭い」「時代遅れ」「男尊女卑」と攻撃されます。
両方とも「性別の違いを考慮しながら人間として尊重してあげなさい」と言っているだけなのに、ただの男に対してはそれが認められなくなってしまいました。
あるいは「男の尊厳」「男のプライド」「男のメンツ」「男の沽券(こけん)」などもそうです。
くだらない、と思うかもしれません。
「人間の尊厳」「職人のプライド」「部長のメンツ」「親分の沽券(こけん)」は尊重されても、「ただの男」であればそんなものは要らないと思われるようになったのです。

「男を立てる」ことに抵抗があるなら、「男を飼いならす」と言い換えてみましょう。
犬を飼うときには誰でも、その性質について勉強します。何をすれば怒るとか、どこを触ると喜ぶとか、タマネギやチョコを食わせてはいけないとかです。
それを知らずに犬を飼った場合、失敗続きになることは確実です。犬はイライラして不健康になり、しまいには飼い主であるあなたに噛みついてくるかもしれません。それを「このバカ犬が!」「別の犬にすれば良かった」で片づけて良いものでしょうか。
その人はきっと次の犬もイライラさせ、不健康にさせ、また噛みつかれることでしょう。失敗を何度も繰り返したあげく「やっぱり犬はダメな生き物だ」という結論に至ったとしたら、あなたにとっても犬にとっても不幸としか言いようがありません。


昔から日本の女は男をうまくコントロールしていました。立てられているのは男ですが、立てていたのは女だったのです。単に「おだてて働かせる」という意味ではありません。男がやる気を出して働く環境をサポートし、立身出世をプロデュースする立場でした。しかしそのノウハウを「古臭い」「時代遅れ」「男尊女卑」と捨ててしまったために、男の習性を理解してうまく使える女が減ってしまったのです。

(以下略)



電子書籍出版のお知らせ :なぜ男は「そんなこと」で怒るのか 内容と目次を一部お見せします


2016年10月24日(月)。アマゾンKindleにて発売!

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか: 解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない



 



男が怒る理由は2つしかない!? 

女の買い物や会話に対し、男がイライラするのはなぜか。それは「自動化された問題解決システム」と「資源獲得競争」にあった! 「女の共感脳、男の解決脳」と言われるが、一度にひとつのことしか考えられない男脳はオーバーフローや資源浪費の兆候を察知して怒り出す仕組みになっている。男たちが自分でも気づいていない心理メカニズムを解明し、「なぜ怒るのか」「何をやってはいけないか」「どうすれば機嫌が直るのか」のコツを伝授する。恋人の、夫婦の、家族の、そして男同士の豊かな関係を作りたい人々待望の「男のトリセツ」決定版!



[目次]

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか
解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない

まえがき:男が怒る理由は2つしかない

第1章 男脳は問題解決マシン

第1節 車のエンジンがかからないの…
第2節 習性が全く違う男脳と女脳
第3節 「男を立てる」は古臭いか
第4節 解決脳と共感脳
第5節 モノトラックとマルチトラック
第6節 男脳と女脳のまとめ

第2章 すべては資源獲得のために

第1節 子供の頃から「戦い」と「メカ」が大好き
第2節 無意識に動き出す「問題解決エンジン」
第3節 集中を乱されると脳が「脱線事故」を起こす
第4節 達成感を味わうために
第5節 男の話題は「たったこれだけ」
第6節 男の行動は資源獲得のため

第3章 「脳内資源」の浪費に敏感な男脳

第1節 認知資源とは
第2節 マルチタスクの弊害
第3節 時間資源の活用法
第4節 認知資源の浪費が危険な理由
第5節 重要性と緊急性
第6節 細かすぎる男は出世できない

第4章 男には承認とねぎらいが必要だ

第1節 マンモス狩りの現場にて
第2節 男社会は役割分担
第3節 誰もが納得する方法
第4節 最高の瞬間、「勝利の後の宴」
第5節 男を褒めるコツ
第6節 チームが崩壊する理由
第7節 認められていれば貧乏にも孤独にも耐えられる
第8節 子供のいじめ・自殺は大人の責任
第9節 生産性を高め人間を救う「移籍」

第5章 「女の買い物」は男にとって地獄

第1節 結論に影響ない質問するなよ
第2節 男の買い物は「調達部隊ごっこ」
第3節 女の買い物は「迷うことを楽しむ」ショッピング
第4節 予定を勝手に差し込むな
第5節 えっ、また戻るの?
第6節 一緒に買い物に行くときは

第6章 男を参らせるこの行動

第1節 会話の意図が謎なんだけど
第2節 せっかく集中してるのに
第3節 おしゃべりなら俺は居なくていいよね
第4節 「さあやるぞ」って、そのときに
第5節 もしかして、ただ言ってみただけ?
第6節 そこで仕事を乗せないで
第7節 それって提案じゃなくて命令だよね
第8節 彼女と口喧嘩はしない。なぜならば
第9節 わかってないのに謝られても
第10節 もうこれ以上、からむなよ
第11節 しばらく放っておいてくれないかな

第7章 男の子の「やる気」を引き出す方法

第1節 男の子はすでに「男」である
第2節 目の前のタスクに集中させる
第3節 最初は「役割分担」して遊ぶ
第4節 男脳は「精神的居眠り」をする
第5節 「休憩なし」はやる気をなくす
第6節 「終わりが見えない作業」はストレス
第7節 「できるだけ」「なるべく」は通用しない
第8節 ピグマリオン効果を活用する

第8章 男が怒る理由は2つしかない

第1節 どうでも良いことに人を使うな
第2節 夫の決定を反故にする妻
第3節 質問に答えている最中に話題を変える
第4節 男を怒らせる行動ベスト10
第5節 資源の浪費には「怒り」
第6節 尊厳の否定には「恨み」
第7節 怒りを利用する人もいる
第8節 まとめると、たったこれだけの話

あとがき:他人を軽く見れば、あなたも軽んじられる


2016年10月15日土曜日

KPDならゼロコスト10日で出版できる



さっそく、今回の本が電子書籍となりました。2016年10月24日発売予定です。

なぜ男は「そんなこと」で怒るのか: 解決脳と認知資源 - 男が怒る理由は2つしかない





企画を思いついて第一稿を書き上げるまで約2週間。

アマゾンKDPにアップロードして細かな修正を加え、表紙を作ってもらうのに1週間弱。

アマゾンの審査を通して売り出されるまで10日。

トータルで約1か月でした。



ちなみに紙の書籍のほうは、いろいろ相談させていただきながらフィードバックをもらっています。

もちろん、これほどのスピード感はありません。

紙の出版はまだ企画として動いていないのに、電子書籍のほうは販売しながらフィードバックを得られる態勢が整ったのです。



今回の作業で面白かったのは、自分で電子書籍の出来を見ながら何度も原稿に修正を加えたことです。

ワープロの原稿と書籍の仕上がりが違うのは良くある話です。

紙の出版だと章や節の字体を変えたり、図表を打ち直したりして、修正原稿を何度もやりとりします。

同時に誤字脱字はもちろんのこと、細かな表記を修正したり、漢字や送り仮名を統一したりなど、何人かの間でやるのでかなりの重労働です。

第一稿を提出してから、早くても数か月の時間が経ってしまいます。



しかしKDPなら自分で最終形を確かめながら、どんどん修正して行けます。

字体を変えたり、文字の大きさを変えるなど、何度もトライしてやり直すことができます。

図表やイラストは、自分が描いたまんまです。

出来上がった本が「思ってたのと違う」ということはありません。

思い通りになるまで、何度でも修正すれば良いのです。



今回の作業でコツを覚えましたので、次は最初からKDPを意識したスタイルで書きます。

修正作業はかなり減るでしょう。

第一稿の仕上げに入る前に表紙を依頼し、KDPに情報を入力して保存。

第一稿が上がったらさっそくアップロードして、イメージに近くなるまで修正を繰り返します。

OKになれば表紙をつけてアマゾンの審査に提出。

第一稿を書き終わってから販売まで、やはり2週間というところでしょうか。

その間にマーケティングを行い、あとは結果を見るだけです。



ここまで自力で進められるなら、私が手を止める理由はありません。

門外漢でもお遊びでも、思ったことを書いて出版するだけです。

企画して執筆してマーケティングして販売して、さらに紙の出版まで辿り着けるかどうか。

成功も失敗も、すべて自分の責任。

印税は35%か70%なのですから非常にやりがいのある仕事、そして「知的なゲーム」です。






これまではブログやメルマガで収益を上げる人はほんの一部でした。

私も一応殿堂入りメルマガと、累計アクセス100万越えのブログを持っています。

しかしそれらを本にして、収益化しようと考えたことはありませんでした。

さんざん努力した挙句に本にならなかったときの時間と労力がもったいないと思ったからです。



しかしKDPを使えば、出版・配布・在庫コストが限りなくゼロになります。

企画がどこにも受け入れてもらえず、原稿が無駄になることはありません。

売れなくても損失とはならないので、書いた原稿を本にしない理由がありません。

自分のブログを再編するも良し。

新たな情報を加えて書き下ろすも良し。

誰も買いそうにないマニアックな作品を作るも良し。

あらゆる作品にとって、世に出る可能性が開けたわけです。







2016年10月12日水曜日

紙の出版は「失敗できなくなった」


いわゆる出版不況で、昔と変わってきたなと感じることがあります。

以前は各社とも、たとえ失敗に終わっても新しいことや野心的な企画にチャレンジする余裕がありました。

何度も挑戦しているうちにニーズを見つけたり、良い筆者を発掘できるさという長期的な視点を持てたのです。



しかし本が売れなくなると、「確実に売りたい」と思う気持ちが強くなります。

売れ筋のテーマや、売れ筋のタイトルを後追いすることになります。

もし売れないと、企画を押した編集者さんの立場が悪くなります。

どうしても「守りに入ってしまう」のではないでしょうか。



これはしょうがないと思います。

活字中毒の私は、読む文字数は昔より増えています。

しかし本の購入に費やす金額は減っているのです。

どうしても手元に置きたいものは紙の本。

サッと読んで後で見直す可能性が低いなら電子書籍。

あとの調査はネットで済ませてしまいます。

このような人は多いのではないでしょうか。



したがって紙の本だけ見ていると、


利益が出ない
 ↓
新しいチャレンジができない
 ↓
市場や著者が開拓できない
 ↓
コンテンツがネットに流れる
 ↓
利益が出ない


という悪循環に嵌っているように見えるのです。



しかし著者としての立場から言うと、紙の本は執筆以外の労力が大きいのです。

  • まず、企画を受けてくれる出版社・編集者を探さなくてはなりません
  • しかし売れないと、頑張ってくれた編集者さんの立場が悪くなります
  • だから最初から売れる本を意識しなくてはなりません
  • 斬新な企画、遊びの企画が通る可能性は低いです
  • 別のジャンルへの挑戦は、ブランド価値の毀損リスクがあるのでイヤがられるでしょう
  • 校正・出版まで時間がかかります
  • タイトルを間違えたら売れません
  • ターゲットを間違えて宣伝すると効果が出ません


これらの条件を一度に揃えるとなると失敗は許されず、偶然の要素も大きくなります。

試行錯誤をしながら金脈を探ってゆくような地道な努力はできません。

「完成度が高く、確実に売れるものを一発で出さなければならない」

そう考えると、原稿を書くこと自体が億劫になってしまいます。

私はブログやレポートはいくら書いても苦にならないのですが、紙の出版を前提にするといきなり筆が進まなくなってしまう性格なのです。




正直なところ、書いた本がどれぐらい売れるかは自分でもわかりません

未知の領域に思い切って踏み込むと、思わぬ層の人々が買ってくれて重版がかかったりします。

逆に自分では傑作だと思っても、売れ行きはからっきしだったりします。

別のタイトルだったらもっと売れたのかな、などと後ろ向きで意味のない空想をしてしまいます。



ですから「出版の前に市場調査をできれば良いのに」と、昔から思っていました。

読者はこの本の中で、どのテーマや文章に共感するのか。

どんな人がどんな目的で、何冊ぐらい買ってくれるのか。

それらを確かめながら修正し、完成度を高めて行きたいのです。



そして今回、アマゾンのキンドル・ダイレクト・パブリッシング (KDP)というものを知りました。

実はある企画について相談している合間にこれを思い出し、ちょっと調べようと思っただけでした。

しかし読んだだけでは理解できないので実際に原稿をアップロードしたところ、電子書籍がすぐに出来上がってしまったのです。



これはすごい、と思いました。

電子書籍という現物があれば、その実績や反応を企画・マーケティングに生かすことができます。

とりあえず「マイ書店」で作品を売りながら、編集者や出版社と企画を詰めることができます。

遊びや野心的な企画も、手軽に行うことができます。

全く反応がなければ「紙で出版しなくて良かったね」と胸を撫でおろします。



今は売れない作品でも、タイトルや構成を工夫すれば売れるようになるかもしれません。

時代を先取りし過ぎてお蔵入りになった作品も、何かのきっかけで日の目を見るかもしれません。

いろいろ試行錯誤をしながら、時間をかけて金脈を探ることができます。

そして何よりも大きいのは、

出版までの労力が激減して執筆意欲にブレーキがかからなくなった

ことです。

私のコンテンツを「末端からマスへ」乗せるための、強力な武器を得たのです。



2016年10月11日火曜日

コンテンツは末端からマスに



しかしネットの登場で、あらゆる産業に革命が訪れました。

  • コストの安さ
  • 情報伝達の速さ
  • 相手の意見を聞ける双方向性
  • すぐに修正できる柔軟性

どれをとっても、従来メディアをはるかに上回る革命的な武器だったのです。



ネットが登場したときから、あらゆる業界で「中抜き現象」が起こることは予想できていました。

人と人、業者と消費者などが直接繋がり、間に立ってフィルターをかけたり交通整理していた人々が不要になったのです。

今ではメールも、同級会の連絡も、旅行の予約も、銀行振り込みも、プレスリリースも、ニュースも、宣伝でさえすべてネットです。



メディアも例外ではありません。

ネットでは価値のある情報やツールが、ほぼタダで手に入ります。

玉石混交の書き込みの中から真実や法則を推測する作業は、知的興奮にあふれています。

相手の嘘や思考癖を見抜いて評価する技術は、ネットで磨くのが一番です。

人々のメディアリテラシーは飛躍的に向上しました。

これまで受け身でしかなかった「情報の消費者」が自ら情報を発信し始めました。

  • ホームページ
  • ブログ
  • ツイッター
  • 動画

誰もがカメラやマイクを持ち歩き、すぐにそれを世界に発信するプチメディアとなったのです。



かつて、マスメディアは「情報の門番」として権力を振るっていました

ひとつの意見があたかも正しいように取り上げ、世論を誘導することができました。

たとえ「嘘」であっても、彼らが報道すれば「事実」になったのです。

しかし今や、マスメディアの嘘・矛盾・隠蔽はすぐ暴かれるようになりました。



近年では大昔にネットで流行した動画や物語が、テレビなどで取り上げられるようになりました。

ネットという巨大な精錬所で勝ち残ったなら、マスメディアに乗せても間違いありません。

中抜き現象が進み末端が力を持った結果、逆に末端からマスに吸い上げられるコンテンツが増えたのです。



それと同じ流れが、出版業界にも来ているのだと思います。







2016年10月8日土曜日

いつでも本が近くにあった



小さな頃から、本屋や図書館が大好きでした。

置いてあるシリーズものを片っ端から読破するのが快感でした。

人口2万人の小さな町の本屋では、ツケで何冊でも買ってよいと親に言われていました。

若い頃は体力があったので、本屋に寄って3-4冊立ち読みをして頭に入れたあと、1冊だけ買って帰りました。

カネがなければ6時間立ち読みし、買わずに帰るような狼藉者でした。

古本屋でメジャー作家のマイナー作品を見つけるような楽しみ方もしていました。

今でも本屋を待ち合わせ場所にしておけば、数時間待たされてもあまり怒らないでしょう。



本屋や図書館は、自分にとって宝島なのではないかと思います。



もちろん上には上がいることも知っています。

蔵書保管のためだけに一軒家を借りている人がいます。

神田神保町あたりをうろついて、価値ある古書を発掘する人がいます。

毎日プロとして何十万字も読む人がいます。

そのような「筋金入りの本好き」には到底かないません。

私レベルだと、どこにでもいる「軽い活字中毒」の日本人なのです。



「何かを書いて名を残そう」と、思っていたわけではありません。

しかし私は昔から、図表と文章を書いて考えを整理する習性がありました。

PCで文章が書けるようになると、その編集性と再現性に感動しました。

水を得た魚の気分でした。



自然と書き物が多くなり、自分だけのメモとして埋もれさせるのが惜しくなってきました。

せっかくだから本にしようと思い、近くの東洋経済さんに持ち込みました。

なんとそれが企画を通り、初原稿からメジャー出版という縁に恵まれました。

その付き合いは今でも続いています。

今では考えられない蛮勇、そして僥倖だったと思います。




電子書籍セルフ出版の衝撃 (KDP-Amazon Kindle ダイレクトパブリッシング)

Amazon Kindle ダイレクトパブリッシング という仕組みを使い、電子書籍をセルフ出版します。

感度の高い知人たちはすでに数年前にトライしていましたが、私はその仕組みを知らずにいました。

遅れ馳せながら「こいつあスゲェや」と感じたことを書いて行きます。