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2019年8月27日火曜日

熱中症対策:屋根散水システムその後の改良


屋根散水システムの話はまた来年になるかと思っていましたが、続けます。
その後に起こった現象と、問題点の解決についてです。

[その後に起こったこと]


  1. 散水による冷却効果は確かにあった。
    かつてのように夜になっても天井から熱を放射し続ける感じではない。
     
  2. 常に水がある場所やそこまでの水のルートに苔が生えるようになった。
    シーズンが終われば掃除するつもりだが、そこを歩くときは注意が必要。
     
  3. トンボが何匹か常駐し、縄張りを主張するようになった。
    交尾したり、それを邪魔して雌を奪い合うこともしばしば。
    追い払うのもかわいそうだが、そのまま産卵させるのはもっとかわいそうな気がする。産卵してもヤゴが生きて行けるような場所を用意するか?


[問題点とその解決]

スプリンクラーごとに特徴があり、総じて水の量が多いような気がしていた。水圧がないと広がらないが、最低の散水時間が1分であるためその間はかなりの水量を撒くことになる。その結果、かなりの水が溝に流れる。すなわち無駄ということ。

来年になったら

  1. 秒単位で散水できるタイマーを探して、たとえば10分ごとに30秒散水する
  2. 水圧にかかわらず満遍なく散水してくれる高性能スプリンクラーを探す

などの対応をしなくてはな、と考えていました。

しかし500円程度の安いスプリンクラーのレビューを見ているうちに、それらの問題は一発で解決しました。



その方法は

スプリンクラーの穴をテープで塞ぐこと!

そうすればより少ない水量で遠くへ飛ばすことができ、1分間の水量を減らして無駄な水を撒かなくて済むのです。

[2019/09/05追記]
その前にグルーガンで穴と周辺を塞いでからテープで固める
と、テープがふやけて水がダラダラと落ちることなく飛距離も伸びます。いろいろ試した結果500円程度の安いスプリンクラーは1分間の散水であれば、3本のノズルにそれぞれ5つ空いた穴のうち4つを塞ぎ、各ノズルにそれぞれひとつの穴だけ残すぐらいでちょうど良かったです。
[追記終わり]


具体的には上のスプリンクラーには、3本のノズルにそれぞれ5つの穴が空いています。それをたとえばテープで内側3つを塞ぎ、それぞれ外側の2つだけ残します。するとより少ない水量で、広く薄く散水することが可能になったのです!

しかもこのスプリンクラーは、水を打ち出す角度や方向を変えられます。範囲と水量を柔軟性に変えられて、その上「散水範囲が狭い」という弱点までもかなりカバーできるようになってしまいました。本当に凄いことです。


一方で最も高価だった↓のスプリンクラーには、水圧を強めると外周に多く水が撒かれてしまう傾向がありました。遠い円周上にはたっぷり水が撒かれますが、その内側がスカスカになってしまうのです。



しかし同じ要領で外端や途中にある穴をいくつか塞ぐと、そのような偏りはなくなります。ただしこの方法を知った後では「散水目的なら安いやつで良かったんだな」と思ってしまうことも確かですね。

言われてみれば簡単ですが、私ひとりではこの解決策を思いつくことはなかったかもしれません。レビューは読んでみるものだと思います。他の人が何を考えてどうやっているのか情報を集めることは、本当に重要なのだと改めて思いました。

(終)






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